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介護職の志望動機が思いつかない!例文で分かる考え方や書き方のコツを解説

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この記事のまとめ

「介護職の志望動機が思いつかない」とお悩みの方もいるでしょう。志望動機が思いつかないときは、自己分析や企業分析を行い、自身のスキルを書き出してみるのがおすすめです。この記事では、志望動機が思いつかない理由や対処法を解説。ケース別の介護職の志望動機の例文や、履歴書に書くときのポイントも紹介しているので、転職活動を行っている方は、参考にしてみてください。

介護職の志望動機が思いつかない理由

介護職の志望動機が思いつかないのは、「自己分析が不十分」「企業分析が不十分」「志望理由が企業の求める人物像に合っていない」という可能性があります。以下で解説するので、自身に当てはまるものがないか確認してみましょう。

自己分析が不十分

志望動機が思いつかないときは、自己分析が十分にできていない可能性があります。自己分析とは、自分の経験や強み、価値観を明確にすることです。自己分析ができていないと、転職先でやりたいことや叶えたいことが言語化できず、「志望動機が思いつかない」と感じてしまいます。「自己分析のやり方が分からない」という方は、「介護士さんの自己分析!業界の転職で効果的にアピールするコツを解説」を参考にしてみてください。

企業分析が不十分

企業分析ができていないと、どの施設にも当てはまる、ありきたりな志望動機になってしまいます。同じ施設形態でも、施設ごとに理念や介護方針、提供サービスなどは異なるでしょう。応募先の特徴や強みを理解していないと、熱意が伝わるような具体性のある志望動機を書くのは難しいといえます。
企業分析を行うためには、求人票や公式Webサイトなどを活用して、応募先の情報を集めることが大切です。また、施設見学を行い、職場の魅力を探る方法もあります。

志望理由が企業の求める人物像に合っていない

志望理由が応募先の求める人物像に合っていない場合、「志望動機が書けない」と悩む原因となることがあります。自己分析や企業分析の結果を踏まえて、志望動機の方向性を定めることが大切です。

転職してやりたいことが応募先で叶えられないと感じる場合、採用されてもミスマッチから働きにくいと感じてしまう可能性があります。自身の志望動機と応募先のニーズに差異がある場合は、不満を感じずに働けそうか検討してみることも大切です。

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介護職の志望動機が思いつかないときの対処法

ここでは、介護職の志望動機が思いつかないときの対処法を紹介するので、履歴書作成や面接対策の参考にしてください。

志望動機を聞かれる理由を理解する

介護職の志望動機が思いつかないときは、まず「採用担当者は志望動機から何を知りたいのか」を考えてみると良いでしょう。志望動機を聞かれる理由を理解することで、アピールすべき項目が明らかになります。

採用担当者が志望動機で見るのは、主に「転職への意欲」や「採用条件に合っているか」など。未経験の方の場合は、「介護の仕事に対して抵抗がないか」を確認することもあります。採用担当者が知りたいポイントを意識することで、志望動機で伝えるべき内容がみえてくるでしょう。

自身の持つスキルや経験を書き出す

これまでの仕事や学生時代の経験から、自身のスキル・知識を明確にすることで、志望動機でアピールすべきポイントがみえてきます。紙やPCなどに書き出して視覚化すると、自分自身の強みや価値観への理解がより深まるでしょう。介護業界に興味を持ったきっかけを深堀りすることでも、より具体性のある志望動機が作成できます。

企業の求める人物像と合致する部分を見つける

「自分の強みや価値観」と「応募先が求める人物像」で、合致するものがあるか見つけましょう。自分の強みだと思っていた部分が、施設によってはあまり重視されない可能性もあります。求められているものを自分のなかから見つけ出すことで、採用担当者に自身を売り込めるでしょう

未経験・無資格で介護職に転職する場合の志望動機の例文

「介護職の志望動機が思いつかない」という方は、例文を参考にして作成してみると良いでしょう。ここでは、介護業界が未経験の方や、新卒で介護職を目指す方向けの志望動機の例文を紹介します。

新卒入社の志望動機例

幼いころ、祖父の認知症が進行して家族で対応しきれず困っていたときに、ヘルパーの方が適切に対応してくださって安心した経験があります。今度は私が困っている人の助けになりたいと思い、介護職を目指しました。利用者さん本人だけでなく、ご家族へのサポートにも力を入れてケアを行う貴施設で、幅広い視点を持ってケアに携わりたいと思い、志望しました。大学時代は部活動に打ち込み、練習後も自主練をするなど、ひたむきに努力してまいりました。貴施設に入職した暁には、利用者さんに安心感とやすらぎを与えられるよう、自身の介護技術を磨いていきたいです。

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20代・30代で介護未経験の方向けの志望動機例

私は、7年間フィットネスジムでインストラクターとして働いてきました。平日の日中はジムに高齢の方が多く訪れるのですが、なかには健康に身体を動かせなくなりジムに通えなくなる方もいらっしゃいました。その様子を見て、高齢者が健康でいきいきと過ごせるような支援をしたいと思うようになりました。リハビリ特化型のデイサービスである貴施設は、最新の運動器具と運動科学を活用したリハビリを行っているとお見受けします。高齢者の方が自分らしく生活する支援ができると思い、貴施設を志望しました。前職の経験から、お客さまが楽しく通い続けられるような声掛けには自信があります。貴施設の楽しい雰囲気づくりに貢献できるよう、尽力いたします

40代・介護未経験の方向けの志望動機例

私は、認知症を患う母親の介護を1年間行いました。母は現在グループホームに入居しているのですが、介護をしていた当時は、母とのコミュニケーションの取り方や、昔と違う姿に戸惑う場面が多くありました。この経験から、高齢者介護を学び、同じように大変な思いをしている利用者さん家族の力になりたいと思うようになりました。パンフレットを見て、貴施設は、利用者さんの意思を尊重する介護に力を入れていると知りました。貴施設の介護技法を学び、利用者さんが「長生きして良かった」と思える最期を迎えられるようなお手伝いがしたいと思い、志望しました。母の介護は自己流で行っていたので、ゼロから技術や知識を学ぶ所存です。料理や掃除などの家事全般はこれまでもテキパキこなしてきたので、まずはできる業務で貢献し、活躍の範囲を広げていけたらと思います。

50代・介護未経験の方向け志望動機例

私は、これまでスーパーのレジ係として、パートで働いてきました。子どもが大学生になり手が離れたので、「これからは専門的な知識をもとに人の役に立てる仕事がしたい」と思い、介護職を志望しました。利用者さんと年齢が近いことを活かして、安心して頼っていただけるような関係性を築いていきたいです。いろいろな施設があるなかで貴施設を志望した理由は、介護職として早く一人前になって、利用者さんに貢献できると感じたためです。働きながら資格を取得できるので、現場で実践的なことを学びながら知識も身につけられることを魅力に感じました。将来的には介護福祉士を取得し、施設で頼りになる存在として長く働き続けたいです。

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介護経験者が転職する場合の志望動機の例文

ここでは、「新人介護職員」「中堅介護職員」「ベテラン介護職員」の志望動機を紹介します。当てはまる方は、参考にしてみてください。

新人介護職員の志望動機例

私は、デイサービスで1年間勤務していました。仕事にやりがいを感じていましたが、大規模な施設で利用者さん一人ひとりの希望を叶えてあげられないことがあり、もどかしい気持ちがありました。貴施設のWebサイトを見て、定員18名の小規模な施設で、家のような雰囲気でくつろいでもらうことを大切にしていると知りました。利用者さんの好きなことをレクリエーションに反映するなど、利用者さん一人ひとりの意思を大切にして働けると感じ、貴施設を志望しました。利用者さんが心穏やかに過ごせるよう、会話を大切にして温かい施設づくりに貢献したいと思います。

中堅介護職員の志望動機例

私は、未経験で介護職を始めてから、特別養護老人ホームで3年間働いてきました。施設で働いていると、「家に帰りたい」とおっしゃる利用者さんが多く、対応しているうちに在宅生活を支える介護に挑戦したいと思うようになりました。訪問看護ステーションや居宅介護支援事業所も併設している貴社に。他職種の視点も取り入れながら利用者さんを支援できるという魅力を感じ、志望しました。前職では、基本の介護技術やビジネスマナーを習得し、働きながら介護職員初任者研修を取得しました。これまでの経験を活かしながら、在宅介護のルールや必要な観点を取り入れることで、利用者さんの生活の質を高めていきたいと思います。

ベテラン介護職の志望動機例

前職では介護老人保健施設に10年間勤務しており、フロアリーダーとして介護職員の指導を行っていました。貴施設を志望した理由は、「良いアイデアは職員から吸い上げて改善につなげていく」という経営方針に共感したからです。施設や利用者さんの課題を、介護職が主体的に解決できる点に魅力を感じました。さまざまな利用者さんと接してきた経験を活かし、介護業務だけではなく、新人教育や多職種連携の場面でも活躍できればと思っています。また、自分の介護に慢心せず、先輩・後輩に関わらず学ぶ姿勢を大切にしたいです。

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介護職の施設形態別の志望動機の例文

ここでは、施設形態別に志望動機の例文を紹介します。自身が転職したい施設の志望動機の例文を確認してみてくださいね。

デイサービスの志望動機例

私は、利用者さんに役割を持っていただき、社会参加を促す方針に共感し、貴施設を志望しました。貴施設のホームページで、家庭菜園の取り組みについて拝見しました。利用者さんがそれぞれの「できること」に応じた役割を任されており、生き生きと活動している様子に感銘を受けました。「自分は何のために生きているんだろう」とおっしゃる利用者さんを前職で多く見てきたので、このような機会を介護のなかで提供できることに魅力を感じました。貴施設に入職したら、利用者さんの可能性に目を向け、生きがいを持って生活できるようにサポートしていきたいです。

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グループホームの志望動機例

私は、家庭的な雰囲気で落ち着いて利用者さんと接することができることに魅力を感じ、グループホームを志望しました。これまでは従来型の特別養護老人ホームで勤務していたため、忙しいときは画一的なケアになってしまう場面もありました。利用者さんの特性や個性に目を向け、その人らしく過ごせるようなケアがしたいと思い、丁寧な介護に力を入れている貴施設を志望しました。基本の介護技術は身についているので、認知症に対する理解を深め、利用者さんが安心して生活を送れるよう、サポートしていきたいです。

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特養の志望動機例

これまではデイサービスに2年間勤務し、基礎的な介護技術を学びました。これからは、寝たきりの方や終末期の方のケアについての知見も深め、あらゆるケースに対応できるアセスメント力を身につけたいと考えています。貴施設は、ユニット単位で、介護方針の話し合いが活発であるとお見受けします。多職種で検討したうえでベストな支援ができることに魅力を感じ、貴施設で働きたいと思うようになりました。利用者さんの希望や状態に合わせて、安全で快適な介護を提供できるよう、頑張りたいです。

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老健の志望動機例

私は、在宅復帰の支援に挑戦したいと思い、貴施設を志望しました。これまでは、総合病院で看護助手として勤務していました。患者さまと関わるなかで、「早く家に帰りたい」とおっしゃる方が多かったのですが、老健やほかの病院に転院される方が多く、在宅復帰の支援は思うようにできませんでした。貴施設では、「自宅で過ごしたい」という高齢者の願いを叶えられるよう、ほかの職種の方と協力しながら主体的に関わりたいと考えております。基本的な医療知識や医療用語は前職で身につけているので、スムーズにほかの医療職と連携できると思います。報・連・相を何よりも大切にしている貴施設で、利用者さんが早く家に帰れるよう、介護の専門職として貢献していきたいです。

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有料老人ホームの志望動機例

私は、「常に利用者さんが主役でいられる環境づくり」というモットーに共感し、貴施設を志望しました。貴施設が利用者さんの希望に合わせた個別対応を徹底していると知り、一人ひとりの利用者さんを大切にした介護ができると感じています。前職はエステサロンで接客をしており、お客さまが楽しい時間を過ごせるコミュニケーションを日々研究していました。介護の経験はありませんが、接客で身につけたコミュニケーション能力を活かして、貴施設に貢献したいです。未経験なので、分からないことはしっかり確認しながら、少しでも早く介護職として活躍できるように頑張ります。

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訪問介護(ホームヘルパー)の志望動機例

私は、2年間グループホームで働き、介護の経験を積みました。グループホームでは常に周りにほかの職員がいるので、どうしても先輩を頼ってしまう場面が多くありました。しかし、今後のキャリアを考えたとき、自分で利用者さんの状態を判断してアセスメントする力を身につけたいと思うようになりました。訪問介護の仕事で、「1対1で介護を行うスキル」や「臨機応変に対応する力」を磨き、介護職として成長したいと考えています。貴社は、訪問介護未経験者を歓迎しているので、着実にステップアップできると思い、志望いたしました。採用情報から、職員同士がお互いに高め合っている様子も拝見しております。はじめは先輩のフォローを受けながらにはなりますが、早く独り立ちし、ゆくゆくはサービス提供責任者の役割も担っていけたらと思います。

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看護助手(病院介護職)の志望動機例

患者さんを精神的に支える仕事がしたいと考え、看護助手になりたいと思っています。私は、高校生のときに貴院に入院したことがあります。手術後のリハビリが大変でしたが、看護師の方や看護助手の方に励ましていただいたおかげで頑張れ、無事完治させることができました。今度は私が、患者さんの支えになりたいと思い、貴院を志望しました。医療や介護の仕事の経験はありませんが、自分自身が入院した経験があるので、患者さんのつらい気持ちに寄り添うことができます。知識や技術は入社後に精一杯学ばせていただき、早く一人前になれるよう努力いたします。

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介護職のアピールポイント別の志望動機の例文

ここでは、スキルアップややりがいをアピールする志望動機例を紹介します。志望動機における自己PRの書き方に迷っている方は、参考にしてみてください。

スキルアップをアピールする場合の志望動機例

私は3年ほど、認知症を患った義母を在宅で介護していました。義母の介護を振り返り、「もっとできることがあったのではないか」と思い、介護職への転職を決めました。義母は認知症による異食や徘徊などがあり、私は介護をするなかで義母の言動を否定してしまうことがありました。「どう介護するべきだったのか」「介護の専門知識を学びたい」と思い、介護未経験者に向けた教育や研修に注力している貴施設を志望いたしました。貴施設で経験を積みながら、将来は介護福祉士の資格を取得し、利用者さんはもちろんご家族にも寄り添ったケアを行いたいと考えています。

「初心者歓迎」の求人を出している施設の場合、スキルアップしたいと伝えることで、介護への意欲をアピールできるでしょう。しかし、即戦力を求める求人の場合、スキルアップの志望動機がマイナスのイメージを与えてしまう可能性があります。そのため、スキルアップを志望動機にする際は、応募先が求める人物像の見極めが大切です。

やりがいをアピールする場合の志望動機例

貴施設では、利用者さんの趣味や興味に合わせて、手芸や園芸、菜園など多岐にわたるレクリエーションを行っていると伺いました。「一人ひとりの意思を尊重したレクリエーションを行いたい」と思い、貴施設を志望しました。私はこれまで約5年間介護の仕事をしてきて、利用者さんがいきいきと活動している姿や喜んでくれている姿を見ることにやりがいを感じていました。前職では、レクリエーション介護士の資格を取得し、イベントの企画や実行を担当していました。これまでのレクリエーションの経験を活かし、生きがいを持って生活できるようなケアを行いたいと考えています。

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介護業界の職種別の志望動機の例文

ここでは、「介護福祉士」「ケアマネジャー」「生活相談員」「サービス提供責任者」の志望動機例を紹介します。いずれかの職種にチャレンジしたいと考えている方は、チェックしてみてください。

介護福祉士の志望動機例

私は、3年間デイサービスで勤務し、この春に介護福祉士を取得しました。勉強を進めるうちに認知症介護の分野を深く学びたいと思うようになったため、認知症の利用者さんへの介護に力を入れている貴施設を志望しました。前職では、身体介護はもちろん、レクリエーションの企画なども担当しておりました。認知症介護の経験を積みながら、利用者さんが楽しく生活できるような取り組みも率先して行っていきたいと考えております。

ケアマネジャーの志望動機例

私は、訪問介護事業所でサービス提供責任者として働いていました。サービス提供責任者としてケアマネジャーの方と連携するなかで、ケアマネの仕事に興味を持ち、今年のケアマネ試験を受けて合格しました。ケアマネとして利用者さんが地域で孤立しないような支援を行いたいと思っていたので、自治体や地域の介護事業所と連携を深めている貴事業所を志望しました。介護職としてグループホームで3年、訪問介護で10年働き、利用者さんやご家族が抱えるさまざまな課題や悩みに寄り添った経験があります。今度はケアプランの作成を通して課題を解決し、地域の福祉に貢献したいと考えています。

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生活相談員の志望動機例

これまでは、デイサービスで3年間勤務していました。生活相談員と相談しながら業務を行う場面も多いなかで、利用者さんと介護職員の架け橋となって課題を解決する生活相談員の姿を見て、自分も目指したいと思うようになりました。しかし、前職は生活相談員のポジションに空きがなかったため、生活相談員になるために転職を決めました。貴施設は、利用者さんの個別ニーズに応えることに注力していると、ホームページで拝見しております。「利用者さんを笑顔にしたい」という私の介護観にマッチしていたため、貴施設を志望しました。デイサービスでの現場経験と傾聴力を活かして、今後は生活相談員として利用者さんの希望を叶えていきたいです。

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サービス提供責任者の志望動機例

私は、ホームヘルパーとして3年、サービス提供責任者として1年勤務してきました。前職の訪問介護事業所では、高齢者と障がい者の両方の訪問に対応していましたが、高齢者介護に専念したいと思い、転職を決意しました。貴社は、法人内にデイサービスや居宅介護事業所も有しており、利用者さんが複合的にサービスを利用できるとお見受けしています。社内のケアマネジャーと密に連携を取りながら、利用者さんの状況を細かく把握して最適なサービスを提供できる点に魅力を感じ、貴社を志望しました。サービス提供責任者としての経験はまだ浅いですが、利用者さんの課題に気づいて対処できるよう、ほかの職員と連携していけたらと思っています。

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介護職の状況別の志望動機の例文

ここでは、「転職回数が多い場合」「ニートから介護職に転職する場合」「ブランクから復帰する場合」「過去に勤務していた施設へ出戻りする場合」の志望動機の例文を紹介します。

転職回数が多い場合の志望動機例

私は、特別養護老人ホームで介護の仕事を始め、グループホーム、訪問介護事業所、デイサービスで、介護職をして経験を積んできました。さまざまな利用者さんのケアに関わってきた経験から、どのような方ともコミュニケーションを取って介助ができると自負しています。これまで複数の施設で勤めてきましたが、利用者さんにいちばん寄り添うことができたグループホームが自分に最も合っていると感じました。貴施設は、自立支援と寄り添いに力を入れており、介護方針に共感しています。利用者さんが自分の力でできることを増やせるよう、これまで培ってきた経験を活かして貢献できればと思います。

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ニートから介護職に転職する場合の志望動機例

私は、大好きだった祖母が亡くなったとき、これまであまり優しくできなかったことを悔やみました。仕事を始めるにあたって、高齢者の生活を支えたいと思い、介護職を目指しています。初任者研修のスクールで訪問介護の存在を知り、住み慣れた自宅において、その人らしい生活をサポートできることに魅力を感じました。数ヶ月間仕事をしていなかったので、無理なく長く働くために、パートで週3日程度から働き始められたらと思います。仕事に慣れてきたらフルタイムで勤務し、多くの高齢者の方の役に立ちたいと思っています。

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ブランクから復帰するときの志望動機例

前職では、特別養護老人ホームの介護職として、5年間働いていました。出産を機に退職しましたが、子どもの保育園が決まったため、再度介護職として働きたいと思いました。3年ほどブランクがあるため、介護技術に不安がありましたが、貴施設はブランクのある職員へのサポートが充実しているため、復職しやすい点に魅力を感じました。これまでの介護職としての経験と、子育てで身につけた観察力を活かして、貢献したいです。まずは、利用者さんを安全に介護できるよう、しっかりと学んで感覚を取り戻し、スキルを磨いてチームを引っ張る存在になっていきたいと思います。

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過去に勤務していた施設へ出戻りするときの志望動機例

私は、介護以外のスキルを身につけたいと思い、営業職に転職しました。しかし、営業では数字の成績が重視され、本質的には目の前のお客さまのためにならない提案をせざるをえないこともありました。本当に困っている人に対し、損得勘定なしに手を差し伸べることの重要性を痛感し、自分にとっては介護職が天職だったと気がつきました。貴施設の「一人ひとりを大切に」という理念には、以前から共感しており、それを体現する現場の方針にも納得して働いておりました。営業を通してマルチタスクを管理して進めるスキルが身についたため、貴施設でも段取りを決めて複数の業務をこなせると思います。貴施設で働けることになった際には、改めて新人職員として仕事を学び、協調性を大切にして円滑なコミュニケーションを取りたいと思います。

例文を参考にする際は、自分のエピソードを入れるのがポイントです。丸写しにすると、面接で志望動機を聞かれた際に、自身の言葉で答えられないので、注意しましょう。

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介護職の志望動機を履歴書に書くときのポイント

介護職の志望動機を書くときは、「介護職として働きたい理由」「その施設を志望した理由」「どのように施設に貢献できるか」を記載しましょう。志望動機を書くときのポイントを、実際の志望動機例とあわせて解説します。

介護職として働きたい理由を考える

介護職の志望動機では、介護職として働きたい理由を採用担当者に伝えましょう。特に、介護未経験者の場合、採用担当者は「なぜ介護職を選んだのか」を知りたいと考えるようです。介護職への転職を決意した出来事があれば、それを交えて伝えることで、より説得力のある志望動機になります

介護職として働きたい理由のイメージ

その介護施設を志望した理由を考える

「なぜその施設を選んだのか」を記載することで、熱意が伝わる志望動機になります。数ある施設から応募先を選んだ理由を説明するには、応募先の強みや特徴を把握することが大切です。志望動機を考える前には、経営理念や提供するサービスなどを調べてみましょう。

その介護施設を志望した理由のイメージ

どのように施設に貢献できるか伝える

志望理由を述べたら、自身のスキルや経験を活かしてどのように貢献できるかをアピールします。採用担当者に働いている姿をイメージしてもらうためには、自身の体験談を交えて志望動機を書くと効果的です。採用するメリットを売り込むことで、内定獲得の可能性が高まるでしょう。

どのように施設に貢献できるかのイメージ

自身の人間性や考え方をアピールする

最後に、自身の人間性や考え方を絡めた意気込みを伝えましょう。採用担当者は、施設で働いている現職員や利用者さんとの相性もチェックします。そのため、「一緒に働きたい」と思ってもらえるような人柄をアピールすることも重要です。

自身の人間性や考え方をアピールするイメージ

避けたほうが良い志望動機

たとえ本音であっても、給料や待遇だけを志望動機として挙げたり、ネガティブな転職理由を伝えたりするのは、避けた方が無難です。下記で解説するので、チェックしておきましょう。

給料や待遇だけを志望動機として挙げる

「給料が良かったから志望した」「残業が少なそう」など、待遇だけを重視した志望動機を伝えると、採用担当者にマイナスな印象を持たれる可能性があります。もちろん、給与や労働環境も働くうえで重要ですが、志望動機として挙げると、「より給与の高い施設や待遇が良い施設があれば辞めてしまうのでは?」と懸念されてしまうこともあるかもしれません。志望動機では、仕事への熱意を伝えることが大事なので、自分のメリットだけを伝えないように注意しましょう。

ネガティブな転職理由を伝える

前職への不満から転職を決めた場合も、志望動機として書くのは避けたほうが賢明です。前の職場の不満といったネガティブな内容を伝えると、採用担当者から「不満があればすぐに辞めてしまいそう」「トラブルのリスクがある」などのマイナスイメージを持たれかねません

たとえば、「前の職場は雑務が多くて忙しかったので、業務が少なそうな御社を志望しました」といったネガティブな志望理由はNG。「介護業務に集中できる環境が整っており、利用者さんに対して丁寧にケアを行えるため、御社を志望しました」など、志望先のポジティブな面を押し出した志望動機に言い換えましょう。

介護職の転職面接で志望動機を伝える際のコツ

ここでは、介護職の面接で志望動機を伝える際のコツを紹介します。「面接に合格して、転職を成功させたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

最初に結論を伝える

「○○という理由で志望しました」というように、結論を最初に持ってくることで、志望理由が伝わりやすくなります。結論を最初に述べると、そのあとに続く説明やエピソードも分かりやすくなるでしょう。結論の前に体験談などを説明してしまうと、「結局何を言いたいのか分からない」と思われてしまう可能性が高くなるため、注意が必要です。

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エピソードを具体的に伝える

面接では、履歴書に書ききれなかったエピソードも詳しく伝えましょう。履歴書の内容をそのまま伝えるのではなく、分かりやすく補足するイメージで話すと、より伝わりやすい志望動機になります。ただし、だらだらと話してしまうのはNGです。自分が伝えたいことを十分に伝えられるように、受け答えの練習をしておくと良いでしょう。

履歴書を見直して話す内容を事前に考えておく

履歴書と面接で、志望動機に矛盾が生まれないように、事前に話す内容を整理しておきましょう。面接で志望動機を掘り下げられても答えられるよう、自分の考えをまとめておくことが大切です。

また、「履歴書に書いた志望動機の内容を忘れてしまった」という可能性も考え、履歴書を応募先に送る際は、コピーを取っておくことをおすすめします。

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介護職の志望動機についてよくある質問

ここでは、介護職の志望動機に関するよくある質問を紹介します。「どうやって書けばいい?」「志望動機が思いつかない」と悩んでいる方は、参考にしてみてください。

転職回数の多い介護職が志望動機を書くときの注意点はある?

転職回数が多い介護職員が志望動機を書くときの注意点は、「前職の退職理由といったネガティブな内容を書かない」ことです。志望動機に前職への不満などを書いてしまうと、採用担当者に「同じような理由で早期退職してしまいそう」とマイナスの印象を与えてしまうかもしれません。そのため、ネガティブな志望動機は避け、長期的に勤務したいことや、過去の経験から学んだことをアピールするのが大切です。転職回数が多い方は、「転職回数が多い場合の志望動機例」もご覧ください。

新卒や未経験で介護職に応募するときの志望動機の書き方を教えて!

新卒や未経験で介護職に転職する際の志望動機では、「介護に興味を持った背景」や「スキルを学ぶ姿勢があること」をアピールすることで、好印象を与えられます。介護職への転職を決意したエピソードを交えて書けば、志望動機の具体性が増し、転職の意欲が伝わるでしょう。志望動機の書き方が分からない方は、「未経験・無資格で介護職に転職する場合の志望動機の例文」を参考にしてみてください。

介護業界を目指す理由にはどんなものがありますか?

Leverages Medical Careの「きらケア介護白書2022(p.8)」によると、介護職員として働こうと思ったきっかけとして最も多いのは、「手に職を付けたかったから」で、27.4%です。続いて、「自分に向いていると思ったから」が21.1%、「介護の知識や技術を身につけたかったから」が20.3%となっています。そのほか、家族の介護をした経験から介護職を目指す人も少なくありません。履歴書の志望動機を書く際は、「介護業界で働きたいと思った理由」などの具体的なエピソードを盛り込めば、採用担当者の印象に残りやすいでしょう。

介護施設ではどんな人物を求めていますか?

介護施設の採用担当者は、「コミュニケーション能力が高い」「明るく元気がある」「責任感がある」「土日祝日も出勤できる」といった方を求める傾向にあります。介護職は人との関わりが多い仕事なので、「未経験でも対人スキルが高ければ、介護スキルは後から身についていく」と考える人もいるようです。そのため、資格や経験を問わず、人柄を重視した採用を行う場合も少なくありません。ただし、施設によって求める人物像は異なるので、事前にしっかりと確認することが大切です。

まとめ

介護職の志望動機が思いつかないのは、自己分析や企業分析が不十分だったり、企業の求める人物像に自身が合っていなかったりするためと考えられます。志望動機を作成する際は、自身のスキルや経験を書き出し、企業の求める人物像にマッチする長所を見つけ出すことが重要です。履歴書の志望動機は、「介護職として働きたい理由」「その施設を志望した理由」「経験やスキルを活かしてどのように貢献できるか」の3点を意識して作成しましょう。

「介護職の志望動機が思いつかない」とお悩みの方は、介護業界に特化した就職・転職エージェントのレバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。レバウェル介護(旧 きらケア)では、転職のプロが応募先の人物像に合わせて、志望動機の添削や面接対策などを実施し、転職活動をサポートいたします。職場見学や面接などの日程調整の代行にも対応できるので、仕事が忙しい方も安心して利用可能です。サービスはすべて無料なので、就職活動に不安がある方はお気軽にご登録ください。

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