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Channel: レバウェル介護 介護職向けお役立ち情報(旧 きらッコノート)
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介護に関わるすべての人へ!ニーズ別講座で未来を支援する組織

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この記事では、介護の必要な方と介護を行う方の双方が、明るい希望を持てる研修講座を紹介します。取り上げるのは、成年後見制度に関する資格講座、誤嚥防止の専門性を高める講座、介護の課題を主体的に考える講座の3つ。利用者さんやご家族へ、安心感を提供できるのはもちろん、介護士自身のスキルアップにも役立つ内容です。ぜひ、最後まで目を通してみてください。

一般社団法人 後見の杜

一般社団法人 後見の杜は、成年後見制度に関する正しい知識と適切な利用の啓発を行っています。情報提供をはじめ、制度について学ぶ研修講座、医療・福祉関係者へのサポート、個別相談など多岐にわたり活動。認知症の方や知的障がいのある方、その家族など、すべての方の想いを尊重し、誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指し尽力しています。

アドバイスする人向けの成年後見講座~後見人相談士®資格取得~

▲画像提供:一般社団法人 後見の杜

超高齢社会の現在、介護の現場では認知症や判断能力の低下といった問題に直面するケースが増え、成年後見制度の重要性が高まっています。しかし、制度の内容は複雑なため、現場では対応に迷うこともあるでしょう。

同法人では、そんな介護従事者の一助となるべく、アドバイスする人向けの成年後見講座「後見人相談士🄬資格取得コース」を提供しています。
この講座では、ご本人やご家族に制度について的確にアドバイスできるよう、必要な知識とスキルを体系的に学ぶことができます。制度の基礎知識はもちろん、実務的な手続きや倫理、関連法規まで、幅広い内容を網羅。トラブルへの対処法など、実践的なスキルも身につきます。

介護の現場では、施設と契約を結んだり、ケアについて考えたりする際、本人の判断能力を考慮しなければなりません。このようなときに、成年後見制度の知識を備えていると、適切な対応をとることができるでしょう。また、後見人との連携をスムーズにし、利用者にとって最適なケアプランを作成することもできます。場合によっては、制度利用に関するトラブルを未然に防げるかもしれません。

講座修了後は同法人の認定資格「後見人相談士🄬」を取得できます。利用者や家族からの「どんな制度なの?」「手続きはどうすればいいの?」といった質問にも、自信を持って答えることができるようになるでしょう。

制度に関する正しい知識の習得は、利用者の権利擁護や生活支援、家族の安心に繋がります。自身のスキルアップ、質の高いケア提供のため、同講座の受講を検討してみてはいかがでしょうか。

より理解を深めたい方は、同法人代表 宮内康二氏の著書「認知症になっても自分の財産を守る方法~法定後見制度のトラブルに巻き込まれないために!」もご参照ください。

▲画像提供:一般社団法人 後見の杜

詳細情報

後見人相談士®資格

一般社団法人 日本在宅マッサージリハビリテーション協会

一般社団法人 日本在宅マッサージリハビリテーション協会は、誤嚥防止や質の高いマッサージ・リハビリテーションの提供を通じて、高齢者の健康維持・増進、QOLの向上に貢献している団体です。また、在宅医療・介護の質の向上を目指し、質の高い人材育成にも尽力。協会認定の資格取得講座を開催し、介護従事者のスキルアップもサポートしています。

誤嚥の専門知識を学ぶ「誤嚥防止指導員養成講座」

食べ物や唾液などが誤って気管に入り込む誤嚥は、肺炎などの深刻な合併症を引き起こす可能性があり、高齢者にとって大きなリスクです。そのため、食事介助にあたる介護士には細心の注意が求められます。
同協会が提供する「誤嚥防止指導員養成講座」は、このような誤嚥のリスクを理解し、適切なケアを提供できる指導者を育成するための講座です。

▲画像提供:一般社団法人 日本在宅マッサージリハビリテーション協会

「誤嚥防止指導員養成講座」は、「誤嚥予防改善講座(通信)」を修了した方を対象に行われます。
まず「誤嚥予防改善講座(通信)」で、嚥下機能・誤嚥の原因・誤嚥改善のための機能訓練について学んだのち、「誤嚥防止指導員養成講座」にて、嚥下機能の検査方法・嚥下機能改善のための機能訓練などを学習。嚥下のメカニズムから、口腔ケアまで誤嚥防止に関する幅広い知識と技術を学習します。座学に加え、実技演習が含まれているのもポイント。嚥下機能訓練における実技は、介護の現場で即活かせるでしょう。

介護士にとって、この講座には多くのメリットがあります。まず、誤嚥に関する専門知識と技術を習得することで、利用者の安全を守り、より質の高いケアを提供できるようになります。誤嚥のリスクを適切に評価し、個別のニーズに合わせた食事介助や口腔ケアにより、誤嚥性肺炎の予防や健康寿命の延伸にも貢献できるでしょう。

▲画像提供:一般社団法人 日本在宅マッサージリハビリテーション協会

さらに、この講座を修了すると「誤嚥防止指導員」の資格が与えられます。利用者や家族へ安心と信頼が提供できるのはもちろん、職場での評価向上も期待できるでしょう。

利用者の健康と安全を守るうえで、重要な知識と技術を習得できる同講座。介護士としてのスキルアップと利用者のQOL向上、ひいては介護現場全体の質の向上のために、ぜひご活用ください。

詳細情報

誤嚥防止指導員養成講座

株式会社想ひ人

株式会社想ひ人は、介護を支える「ケアラー」の支援を行う企業として、2022年に創業しました。個人向けにシニア・介護サポートサービス、法人向けには従業員の仕事と介護の両立支援サービスを提供し、セミナーや研修などを行っています。
同社が掲げる「ケアラーの一番の味方を目指して」という想いの背景には、ヤングケアラーとして在宅介護をしてきた、代表 金子萌氏の経験があります。実体験によるシビアさを伝えつつも、「介護に驚きと希望を」もたらす姿勢が多方面から注目されている企業です。

自分に置き換えて知識を深める介護研修

▲画像提供:株式会社想ひ人

同社では、法人向けに「もしも」シミュレーション研修を提供しています。介護に関して起こりうるさまざまな「もしも」を想定し、対応策を考えることで、当事者意識と危機意識を喚起。参加者が主体的に学びを深め、問題解決能力を養うことを目的としています。

特徴は、リアルな状況設定によるロールプレイングと、それに続くグループワークでの活発な意見交換です。たとえば、「大事な会議中に、病院から親が倒れたという緊急連絡が入った」「地方に住んでいる親が倒れ、一命は取りとめたものの、今後は介護が必要になった」といったケースなどを想定し、具体的な行動を熟考します。そのうえで、介護に備えて準備しておくと良いこと、知っておくべきことなどを理解し、介護を自分ごととして捉える姿勢を培います。

このような意識の変化と行動の変容は、利用者や家族への共感力を強め、円滑なコミュニケーションを促進する一助となるでしょう。結果として、当事者のQOLや満足度の向上に貢献し、より良い介護サービスの提供につながると期待できます。

▲画像提供:株式会社想ひ人

また、研修を通じて参加者が互いに学び合うことは、チーム全体のスキルアップと連携強化につながります。参加者同士が意見を交わし合うことで、多角的な思考力が養われ、より適切な解決策を導き出せるようになるはずです。このようなチームワークの向上は、職場環境の活性化にもつながるでしょう。

この研修は、疑似体験による学びで、介護士としての成長を促す効果的な研修プログラムです。利用者や家族に寄り添ったサービスを提供したい、チームケアの質を向上させたいと考えている関係者の方々にとって大きな力となるでしょう。

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介護研修

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