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看護助手に向いている人の特徴は?必要なスキルや仕事のやりがいを解説

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この記事のまとめ

「看護助手に向いているのはどんな人?」と気になる方もいるかもしれません。看護助手に向いているのは、コミュニケーション能力がある人や責任感がある人などです。人手不足に陥っている医療業界では、看護助手は欠かせない人材です。この記事では、看護助手に向いている人と向いていない人の特徴を解説します。看護助手の1日の仕事の流れや、やりがいもまとめました。看護助手の仕事に興味がある人はぜひご覧ください。

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看護助手の仕事内容は?職場ごとの違いや向いている人の特徴、体験談も紹介

看護助手に向いている人

看護助手は、超高齢社会の日本において注目されている仕事の一つ。その理由は、資格や経験がなくても医療現場で活躍できるからです。
ここでは、看護助手の仕事に向いている人の特徴や、求められるスキルをご紹介します。

コミュニケーション能力がある人

看護助手は、看護師の指示を受けて業務に取り組むため、コミュニケーション能力が必要不可欠です。人と接することが好きで、コミュニケーション能力に自信がある人は、看護助手に向いているでしょう。また、病気やケガを患って不安を感じている方をお世話することが多いため、患者さんを明るく元気づけられる人にも適した仕事です。

誰かの役に立ちたいと思っている人

看護助手は、誰かの役に立ちたいと思っている人に向いているでしょう。患者さんのお世話をして、ご本人やその家族から感謝の言葉をもらう機会は多くあります。また、看護業務をサポートして看護師から感謝されることも少なくありません。「誰かのためになる仕事がしたい」という人は、看護助手の業務にやりがいを感じられるでしょう。

責任感がある人

看護助手は、責任感のある人に向いています。看護助手は医療行為を行うことができませんが、対応するのは病気やケガで医療を必要とする患者さんです。小さなミスが患者さんの命に関わるリスクもあるため、最後までしっかり仕事をやり遂げる責任感が必要です。「自分の行動が人の命につながっている」と意識できる人は、看護助手の職務を全うできるでしょう。

観察力がある人

看護助手は医療現場で働くので、物事を冷静に判断できる人に向いています。患者さんの急な体調変化やトラブルが起きた際には、冷静に対応しなければなりません。患者の些細な変化に気づける観察眼を持ち、突発的な事態に遭遇しても冷静に行動できる人は、看護助手に向いているでしょう。

臨機応変に行動できる人

看護助手には、迅速な対応や臨機応変に行動することが求められます。医療現場では、患者さんの急変やわずかな変化が命に関わることも。看護助手は、医療現場で機転を利かせ、テキパキと手際良く行動することが必要です。普段から迅速に行動することを心がけている人は、看護助手として活躍できる可能性が高いでしょう。

体力に自信がある人

看護助手の仕事は、患者さんの移動や車椅子への移乗を介助するなど、力仕事が多いため、一定の体力や筋力が求められます。食事の配膳や院内の清掃でも常に動き回るので、体力に自信がある人は看護助手の適性があるでしょう。職場によっては、夜勤に入ることもあり、生活リズムが不規則になってしまう可能性もあります。そのため、体力に自信があり、体調管理を徹底できる人は、看護助手に向いているでしょう。

向上心や学習意欲がある人

看護助手は、向上心や学習意欲がある人にも向いているでしょう。看護助手が患者さんに医療行為を行うことはありませんが、近くで看護師の仕事を見たり、専門用語を聞いたりしているうちに、医療に関する知識を少しずつ身につけられます。薬の名前や種類、医療器具の管理方法など、医療に関する知識を身につけたい人に良いかもしれません。

潔癖症ではない人

医療現場では、患者さんの血液や吐しゃ物、排泄物を目にする機会が多くあります。血液や汚物の処理を任されることもあるので、全く耐性がないと苦労するかもしれません。また、衛生面に配慮して、清潔感を維持することも大切です。このような業務の特性から、看護助手は、潔癖症ではない人に向いている仕事といえます
ただし、初めのうちは抵抗があっても働くうちに慣れていく方も多いため、必要以上に気にすることはないでしょう。

チームプレーができる人

看護助手は、チームプレーができる人に向いています。適切なケアを提供するためには、患者さんの情報を把握し、看護師と連携することが欠かせないためです。そのため、コミュニケーションをこまめに取る、医師や看護師に指示を仰ぐ、必要なら応援を要請するなど、チームで連携を取りながら働くことができる人に向いています。

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看護助手に向いていない人

ここでは、看護助手に向いていない人の特徴をご紹介します。当てはまるものがあっても、看護助手の適性がないとは限らないので、参考程度に確認してみましょう。

人と触れ合うのが苦手な人

看護助手は、着替えを手伝ったり体を支えたりするなど、患者さんと直接触れ合う機会が多くあります。そのため、人と触れ合うのが苦手な人は、看護助手の仕事に苦労するかもしれません

責任感が欠けている人

前述したように、看護助手には、任された仕事を最後までやり遂げる責任感が求められます。ミスをしたときに、責任転嫁するような言い訳をしてしまうと、責任感が欠如していると思われる可能性があるでしょう。
患者さんの命を預かっているという意識を持って仕事に臨めない人は、看護助手に向いていないといえます

自発的に動けない人

看護助手は、誰かに言われてから動くのではなく、自発的に動くことが求められます。たとえば、患者さんの様子がいつもと違うときは、自分から看護師に相談する必要があるでしょう。また、清掃や介助の際に、率先してゴミや排泄物を処理するなど、先回りして行動することが重要です。そのため、指示がなければ動けない人は、看護助手に向いていないかもしれません

協力・連携が苦手な人

看護助手に限らず、医療現場では協力が欠かせません。病院では、医師や看護師、薬剤師など多くの職員が連携して働いています。非協力的な態度でいると、困ったときや分からないことがあるときに、周りの協力を得られない可能性があるでしょう。また、連携が不十分な場合、必要な情報が伝わらなかったり共有されなかったりして、仕事に悪影響がでるおそれがあります。

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看護助手に求められること

看護助手には、看護師をサポートするという役割があります。そのため、看護助手の仕事内容は、看護師の手が回らない仕事を請け負ったり、患者さんの身の回りのお世話をしたりすることです
医療の資格がある看護師とは違い、看護助手は注射や採血といった医療行為は一切できないため、自分の役割と業務範囲を理解したうえで仕事にあたりましょう。

看護師のサポート

看護助手は、看護師のサポート役を担います。具体的な業務は、医療器具の消毒・管理、検査室・リハビリ室への物品移送、カルテの整理、備品管理などです。看護助手がサポートを行うことで、看護師は看護業務に専念できます。看護助手は医療行為を行えませんが、処置をする際に助っ人として呼ばれることもあるようです。

患者さんのお世話

患者さんのお世話や介助も、看護助手の仕事です。具体的には、配膳・下膳や着替えのサポート、オムツ交換、検査の付き添いなどを行います。介助中は患者さんの様子を観察し、気づいたことや異変があったら報告することが大切です。

掃除や後片付けなどの業務

看護助手は、院内の環境整備を行います。具体的な仕事内容は、院内や病室の掃除、ベッドメイキング、洗濯、ゴミの回収など。看護師のサポートや患者さんのお世話と並行して環境整備を行うため、忙しいと感じるときもあるようです。

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看護助手の1日の仕事の流れ

ここでは、2交代制の看護助手の1日の業務の流れをご紹介します。看護助手の仕事をイメージする参考にしてみてください。

看護助手の日勤帯の1日の仕事の流れ

日勤帯の看護助手の1日の仕事の流れを確認してみましょう。

時間仕事内容
午前7時出勤し、夜勤担当者から引き継ぎを受けた後、朝食の配膳や食事の介助を行う
午前10時患者の清拭やオムツ交換、病室の清掃、備品の整理、器具類の洗浄・滅菌などを行う
午前11時休憩
正午昼食の準備や配膳、食事介助、口腔ケア、トイレ誘導などを実施
午後1時入浴介助や病室のシーツ交換などを行う
午後3時病室の環境整備や患者さんの水分補給、センサー機器のチェックなどを実施
午後4時夜勤者への引き継ぎをして、退勤する

日勤の看護助手の仕事は、食事介助や入浴介助など患者さんの身の回りのサポートがメインです。入院患者さんへの説明や案内などを担当することもあるでしょう。

看護助手の夜勤帯の1日の仕事の流れ

看護助手の夜勤の仕事の流れもチェックしてみましょう。

時間仕事内容
午後5時日勤から引き継ぎを受け、患者さんの人数や状態を把握する
午後6時患者さんの食事をサポート
食後は口腔ケア、オムツ交換などを行う
午後8時患者さんを見守りつつ、事務作業を行う
午後9時消灯
必要に応じて患者さんの排泄介助などを実施
午後10時医療器具や備品の洗浄、清掃、処置室の片付け、ゴミ回収などを行う
午後11時夜勤スタッフで交代で休憩・仮眠を取る
翌午前2時巡回ナースコールへの対応や見守りも行う
翌午前4時オムツ交換やしびんの交換・消毒などを行う
翌午前6時患者さんの起床をサポート
翌午前7時朝食の準備や介助を行う
翌午前9時日勤担当者への引き継ぎをして、退勤する

看護助手の夜勤帯の仕事は、就寝前後のサポートと夜間の見守りがメインです。夜間に緊急入院をする患者さんもいるので、ベットの用意をすることもあるでしょう。ただし、看護助手の具体的な仕事内容は、患者さんの状況によって異なるため、臨機応変に対応することが大切です。

勤務先によって、2交代制か3交代制などの違いはありますが、日勤・夜勤の看護助手の1日の仕事は、上記のような流れになります。なお、3交代制とは、夜勤の勤務時間が8時間前後と短いシフトのことです。

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看護助手の職場

看護助手が活躍できる場所は、総合病院や個人病院、大学病院、クリニック、診療所などの医療機関です。勤務先では、外来や一般病棟、療養型病棟、訪問看護ステーションなどに配属されます。

病院

病院は、病床数や診療科目数によって規模が異なります。病院の規模や働く診療科によって、看護助手の業務範囲や、患者さんの心身の状態なども変わってくるでしょう。患者さんの病状次第で、看護師が身体介護を担当することもあれば、看護助手が介助業務をすべて任されることもあるようです。どのような病院であっても、看護助手として働くなら、柔軟に仕事に取り組む必要があります。

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クリニック・診療所

クリニックや診療所は、病床数が少なかったり、病床を設けていなかったりするため、病院より規模が小さいのが特徴です。クリニック・診療所の看護助手の基本的な仕事内容は病院と同じですが、受付業務や事務などを兼任する場合があります。なお、クリニックや診療所は小規模のため、看護助手を募集することは少ないようです。

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介護施設

看護助手は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの介護施設でも活躍できます。介護施設で働く看護助手の仕事内容は、病院やクリニックと同じように看護師のサポートを行いつつ、介護職員と協力して入居者さんのお世話を行うことです。また、超高齢社会の日本では、介護業界の人材不足が深刻化しているため、看護助手の経験者は介護施設や訪問介護事業所の介護職員としても活躍できるでしょう。

看護師や介護職との違い

これまでにも触れているように、看護助手は看護師とは異なり、採血や点滴などの医療行為を行えません。看護師の補助的な仕事を請け負うことが役割で、医療行為は医師や看護師が行います。医師のサポートを看護師が行い、看護師のサポートを看護助手が行う、と考えると分かりやすいでしょう。

介護職は、介護事業所や介護施設で、高齢者を対象に生活を送るための支援を行う職種です。介護職は介護計画書に基づいてケアやレクリエーションなどを行いますが、看護助手は医師や看護師の指示を受けて仕事をするという違いがあります。

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看護助手の給料

政府統計の総合窓口e-Statの「令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種(表番号1)」によると、看護助手の月給は235,200円です。一般的に手取りは、社会保険料や所得税などが控除されるので総支給額の8割ほどといわれています。そのため、看護助手の平均月給から予測される手取りの相場は、約19万円ほどになるでしょう。

勤務先や配属先の診療科、夜勤の有無によって給与は大きく左右されますが、ほかの医療系の職種に比べると、看護助手の給料は低い傾向にあります。
看護助手の仕事の給与が低い理由は、ほかの医療従事者とは異なり、専門的な資格を必要としないからです。そのため、国家資格を必要とする看護師と比べ、看護助手の平均給与は低くなっています。なお、給与は職場によっても異なるので、平均給与のデータはあくまで参考程度にご覧ください。

パートの看護助手の給料事情

パートとして働く看護助手の給与事情が気になる人もいるでしょう。ここでは、短時間勤務の看護助手の時給をご紹介します。
政府統計の総合窓口e-Statの「令和6年賃金構造基本統計調査 短時間労働者 職種(表番号1)」によると、短時間勤務の看護助手の平均時給は1,258円でした。
パート勤務の場合、賞与がなかったり、金額が少なかったりすることが多く、正社員と比べて年収は低い傾向にあります。勤務時間や勤務日数によっても、パートの看護助手の収入は変わるでしょう。また、パートとして扶養範囲内で働き、収入をセーブしている場合、フルタイムの正社員と比べて稼げる金額は限られます。

資格の有無による給料の違い

看護助手は無資格の場合、有資格者よりも給与が低い傾向があります。なかには、看護助手にも資格手当を支給している職場もあるようです。

看護助手として給与アップを目指す方は、「メディカルケアワーカー」や「看護助手認定実務者試験」といった、看護助手の資格取得に挑戦してみると良いでしょう。
「介護職員初任者研修」や「介護福祉士」など、介護系の資格が手当の対象となる職場も少なくないようです。
勤務先の病院が資格取得支援制度を設けている場合、費用を負担してくれたり、シフトの調整をしてくれたり、資格取得のサポートをしてくれるかもしれません。職場の資格取得支援制度の内容を確認してみると良いでしょう。

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看護助手の仕事のやりがい

看護助手は、人の役に立っていることを実感できる仕事です。清掃や備品の補充といった、看護師の補助業務を看護助手がこなすことで、患者さんだけではなく、看護師や医師からも感謝され、充実感を得られるでしょう。

看護師の近くで医療知識を学べる

看護助手は、看護師の近くで医療知識を学べるのが魅力の一つです。看護助手は、医療の現場で看護師から直接知識を学べます。そのため、看護助手としてスキルを磨きたい人や、看護師を目指している人は、やりがいを感じて働けるでしょう。また、看護助手の経験は、介護福祉士やケアマネジャーへのキャリアアップにも役立ちます。

患者さんから感謝される

看護助手は、サポートした患者さんやご家族が笑顔になったときや、感謝の言葉をもらえたときに、やりがいを感じられます。ほかの職業でも人から感謝されることはありますが、直接「ありがとう」と感謝の言葉をもらえる機会はあまりないこともあるでしょう。しかし、医療現場で働く看護助手は、直接感謝される機会が多いのが特徴。命に関わる仕事なので、感謝の言葉の重みも違うように感じられるかもしれません。

患者さんが元気になって退院していく姿を見られる

自分がお世話した患者さんが回復し、元気になって退院していく様子を見られるのは、うれしいことです。特に、病棟で働く看護助手は、患者さんが回復する期間にケアに携わっているため、外来やクリニックよりも患者さんの良い変化を間近で感じられるでしょう。患者さんと共有した時間が長いと、大きなやりがいや喜びを感じられます。

患者さんと触れ合う機会が多い

患者さんと触れ合う機会が多いのも、看護助手のやりがいにつながるしょう。お世話をすることで患者さん本人から「いつもありがとう」と感謝されると嬉しくなり、モチベーション高く働けます。

院内には病気やケガに対して不安な気持ちを抱えている患者さんもいるので、初めはコミュニケーションがぎこちないかもしれません。しかし、ケアをしていくうちに、次第に打ち解け、笑顔を見せてくれるようになると、やりがいや充実感を得られるでしょう。

看護助手の大変なこと

ここでは、看護助手の仕事ならではの大変なことをご紹介します。看護助手の仕事に興味がある方は、働き始めてからミスマッチを感じないよう、大変なこともチェックしておきましょう。

雑用が多い

看護助手の仕事は雑用が多いと感じるかもしれません。医療関係の仕事を想像していたのに、看護助手としていざ働いてみたら、任されるのは病室の清掃やベッドメイキング、食事の配膳・下膳、後片付け、医療機器の準備などの業務。そのため「こんな仕事がしたいんじゃない」と落胆してしまう人もいるようです。
しかし、看護助手には、看護師が専門的な業務に専念できるようサポートするという大事な役割があります。分業を理解することで、看護助手として前向きに働けるようになるでしょう。

体力を使う

看護助手は、常に動き回るため、一定の体力を使います。食事の準備をしたり、患者さんが検査で病室を離れている間に清掃したりするなど、病院のスケジュールに合わせて動くので、慣れないうちは疲れることもあるでしょう。また、患者さんの身体を支えたり、車いすへの移乗介助をしたりするため、筋力も使います
体力を必要以上に消耗しないためには、効率の良い動線を考えて行動することや、正しい介助技術を学んで負担を減らすことが有効です。

血液や排泄物の処理を行う

病院では、患者さんの傷口や血液、嘔吐物、排泄物を目にします。ケガをした方が搬送されてくることもあれば、嘔吐物やオムツ交換の処理・清掃などを任されることもあるでしょう。血や排泄物に耐性がない方や潔癖症の傾向がある方は、看護助手の仕事に苦労するかもしれません
なお、血液や排泄物、嘔吐物などは感染のもとになるため、手袋やガウンを着用して正しい処理を行うことが大切です。

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看護助手のおすすめポイント

看護助手は資格なしでも働くことができ、雇用形態が幅広く、介護経験を活かせるなど、魅力が豊富にあります。ここでは、看護助手の仕事の魅力を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

資格なしで働ける

看護助手として働くために必要な資格は特にありません。看護師のサポート業務は専門的な資格を必要としないので、未経験や無資格からも働けます。そのため、看護助手は、「これから医療に関する仕事をしてみたい」と考えている人に魅力的といえるでしょう。

無資格の人も看護助手として働けますが、取得しておくと仕事に役立つ資格があります。代表的なのは、「メディカルケアワーカー」と「看護助手認定実務者試験」の2つです。どちらも民間資格ですが、取得すれば看護助手に必要な能力を有していることを証明できます。看護補助の技能の向上を目指している人は、看護助手として働きながら資格取得を目指すのも良いでしょう。

雇用形態は正社員からアルバイトまである

看護助手の雇用形態は、正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトなど多様です。子育て中や家庭との両立を図りたい方は、パート職員として勤務していることがあり、時間帯や曜日を選んで働くことができます。
看護助手は、家庭との両立やプライベートを優先させたい人にとって、自由な働き方ができる職種といえるでしょう。

勤務時間・休日はシフト制の職場が多い

看護助手は、基本的にシフト制で働いており、2交代制や3交代制の勤務形態が多いようです。入院病棟や救急病棟の場合は、24時間体制で医師や看護師が常駐します。そのため、看護助手が夜勤に入る場合もあるでしょう。

シフト制であれば、平日に休みを取りやすいため、病院に通ったり役所で手続きをしたりなど、平日にしか開いていない公共機関に行けるのは大きなメリットといえます。また、平日休みと希望休を上手く組み合わせれば、平日に2連休や3連休を取ることも可能。混み合うGWやお盆などを避けて、旅行やイベントに行くこともできるでしょう。

介護の経験や資格を活かせる

看護助手は、介護職の仕事内容と共通点が多いため、介護の経験や資格を活かせます
特に「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」などの資格を持っていると、即戦力として優遇されるようです。

病院によっては奨学金制度を設けているので、看護助手として現場で経験を積んでから看護師を目指す人もいます。その場合、金銭的に有利な状況で准看護師や看護師を目指せるでしょう。

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看護助手は介護未経験者のファーストステップにもおすすめ

病院で看護師をサポートする看護助手と、介護施設で高齢者をサポートする介護職。どちらも誰かの支援を必要とする人の生活を支える大切な仕事です。看護助手も介護職も患者さんや利用者さんの心に寄り添って支援を行う、やりがいのある職種といえます。看護助手として働くか、介護職として働くか、それぞれの違いをしっかり見極めたうえで将来のキャリアを決めましょう。

看護助手から介護職を目指す場合は、看護助手として経験を積み、介護に関する資格を取得してから介護職へキャリアチェンジするのが良いかもしれません。介護系の資格取得支援制度を設けている医療機関で資格を取得すれば、介護業界でも即戦力として歓迎されるでしょう。
看護助手の経験者は、介護職と類似した業務に携わっているので、スムーズにキャリアチェンジできるはずですよ。

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看護助手に向いている人に関する質問

ここでは、看護助手に向いている人に関する質問を、Q&A形式で回答します。

看護助手に向いていない人の特徴とは?

看護助手は患者さんのお世話をするため、人と関わるのが苦手な方や自発的に行動できない方には向いていないかもしれません。反対に、コミュニケーション能力がある人や責任感が強い人は、看護助手の仕事に向いているといえます。
この記事の「看護助手に向いていない人」でも解説しているので、参考にしながら自分の適性が看護助手に向いているか考えてみましょう

働くなら看護助手と介護職どちらが良い?

病気やケガで療養する患者さんをサポートしたいなら看護助手、高齢者の日常生活をサポートしたいなら介護職を目指すと良いでしょう。自分が行いたいケアや今後のキャリアなどを踏まえたうえで、働く道を決めることが重要です。

看護助手の仕事の魅力については、この記事の「看護助手の仕事のやりがい」を参考にしてください。

まとめ

看護助手は、コミュニケーション能力がある人や人の役に立ちたい人、責任感が強い人などに向いています。看護助手の仕事内容は、看護師のサポート業務が中心です。大変な部分もありますが、人の役に立てることにやりがいを感じられるでしょう。

資格がなくても看護助手として働くことができるので、無資格・未経験の人も医療現場で活躍できます。また、看護補助のスキルがあれば、介護職としても活躍できるでしょう。看護助手として培った経験や医療に関する知識は、介護業界でも重宝されます。

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