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性格別!介護職の自己PRの書き方のポイントや例文【真面目・明るい・努力家…etc】

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介護職の自己PRの書き方【性格別】

この記事のまとめ

  • 介護職が自己PRをする際には性格別のアピールポイントがある
  • 自分の性格について考えるときは、自己分析を行うと良い
  • 介護施設に長所としてアピールできる性格は「真面目」「協調性がある」など

介護職の履歴書、職務経歴書に書く「自己PR」は、自分の経験や人柄などをアピールする項目です。特に、介護業界の採用の場では人柄に注目されることが多く、明るさや面倒見の良さはぜひアピールしたいポイントです。この記事では、真面目、明るい、努力家など「性格別」に合わせた自己PRの書き方や例文をご紹介します。

【介護職向けの自己PR】書き方のポイントや効果的なアピール内容をご紹介

自己PRで性格について深ぼるときのポイント

介護業界では学歴や経験などを重視しない求人が多く、求める人物像に沿った性格のアピールが効果的です。とはいえ、ただ「真面目」「明るい」など抽象的な表現を連ねるだけでは、「自分のことを客観視できていないのでは?」とマイナスな印象を持たれてしまう場合も。
履歴書や職務経歴書の自己PR欄で自身の性格についてアピールしたい場合は、しっかりと自己分析を行ない、具体的なエピソードを交えて説得力のある自己PRを作成しましょう。「○○とよく人に言われます」など、人から聞いたことを書くアピール方法も有効です。

また、性格について自己PRを考えていると、「真面目で面倒見がよくてポジティブです」にように、長所をいくつも書き連ねてしまうことがあります。しかし、複数の性格を書いてしまうと、人物像がぼやけて伝わりにくくなってしまいます。自己PRに書きたいことがたくさんあったとしても、伝えるポイントは一つに絞りましょう。

「真面目さ」をアピールしたい場合

真面目さは、仕事をするうえで歓迎されるスキルのひとつです。「途中で投げ出さずに責任感を持って最後までやりきった」「一生懸命利用者さまに向き合った」「勉強会に参加したり資格を取得してコツコツ学んできた」などがアピールできます。
一方、真面目さは「融通が利かない」「柔軟性に欠ける」とマイナスに見られてしまう可能性もあります。柔軟さは多くの施設で求められる素質なので、書面でなくとも、口頭で補足できるように準備しておきましょう。

【例文】

前職では、認知症の利用者さまが自分らしく生活するにはどうすればよいか、常に考え行動していました。ご本人についてのお話をご家族に聞いたり、思い出の品やお写真をお借りしたり、担当する利用者さまのことは誰よりも知っている状態になれるよう可能な限り行動し、ケアの内容の工夫に努めました。また、利用者さまとのやりとりで得た学びはほかの職員ともすぐに共有し、チーム全体の技術向上につながるよう意識していました。(199字)

「明るさ」をアピールしたい場合

介護の仕事は、人とのコミュニケーションが欠かせません。そのため、性格の明るい方は現場で重宝される存在です。ただし、この場合もただ「明るいです」と書くだけでは人柄までは伝わりません。「どんな時も笑顔を絶やさない」「どんな困難も前向きにとらえられる」「ムードメーカーと言われる」「人前でも臆せず話すことができる」など、具体的に書くように心がけましょう。

【例文】

人と接するのが好きで、多くの人と関われる飲食店で働いています。忙しい時間帯でも笑顔を絶やさず、ハキハキ明るく接客することを心がけており、お客様からは「○○さんは明るくて会うと元気になれる」と言われることがあります。また、スタッフ間の雰囲気もお客様の過ごしやすさに影響すると考えていたため、積極的に声をかけてスタッフ同士が楽しく働けるよう努めました。介護職は未経験ですが、コミュニケーション能力や体力が必要な点は接客業と共通しているため、これまでの経験を活かすことができると考えています。(243字)

「努力家」をアピールしたい場合

現状に満足せず努力を怠らない姿勢は、社会人に求められる資質です。
何に対してどのように努力し、どのような結果になったのか、といったプロセスを丁寧に書くことで説得力のある自己PRが完成します。

【例文】

私は、よりよいケアを実現するためにコツコツ努力することができます。現職のデイサービスには知人の紹介でアルバイトとして入職しましたが、日々利用者さまと触れ合ううちに、介護の仕事の難しさやおもしろさに気づきました。そして、もっと利用者さまの支えになりたいと思うようになり、信頼を得ることやスキルアップが必要だと考え、働きながら資格を取得したり、自発的に勉強会に参加したりしてきました。その結果、利用者さまやスタッフから信用していただき、正社員になることができました。貴施設においても、現状に満足せずに努力し続けていきたいと考えています。(266字)

「協調性」をアピールしたい場合

介護の仕事は、チームワークがとても重要です。チームで仕事をしたことや周りとよい関係性を築いてきた経験はプラスに働きます。求める人物像やスキルのなかで「協調性」を掲げている施設もたくさんあります。
「他職種のスタッフとも連携がスムーズにいくように積極的にコミュニケーションをとってきた」「ミーティングで発言が出るように工夫した」など、具体的なエピソードを交えて協調性をアピールしましょう。

【例文】

私はこれまで、派遣社員として多くの介護施設を経験してきました。派遣先が変わる度に、人間関係を一から築いていたので、協調性が培われたと自負しています。職場が変わるごとに心掛けていたのは、派遣先のルールをしっかり把握したうえで遵守することと、上司や先輩社員の指示や考えを尊重することです。また、介護職員だけでなく他職種の方とも積極的にコミュニケーションを取るようにし、チームワークを崩さないように気をつけました。さまざまな施設を経験したことで、どんな介護現場でもご利用者を第一に考えたケアを提供できるようになったと思います。一日も早く、貴施設の戦力となれるよう努めて参ります。(286字)

「面倒見の良さ」をアピールしたい場合

介護職は人間関係に悩む方が多いため、面倒見の良い方は重宝されるでしょう。「世話好き」「信頼されている」「思いやりがある」「困っている人を放っておけない」といった特徴をエピソードを交えてアピールしましょう。

【例文】

私の長所は、面倒見の良いところです。現職で、日本語がまだ少し不得意な外国人スタッフが入社したことがありました。専門用語や方言など、慣れないとわからない言葉が飛び交う職場だったので、わからないことや困りごとがないか、時間を見つけて積極的に話しかけるようにしていました。そのスタッフが帰国することになったとき、とても感謝され、ご入居者だけでなく職員を支えることも大事なことだと実感しました。貴施設でも長期活躍して先輩方の良いところを学習し、自分が先輩となった際には後輩職員を支えていきたいと思います。誰がどんなことを求めているのかをいち早く察知し、思いやりを込めたケアに取り組みたいです。(292字)

「素直さ」をアピールしたい場合

「素直さ」とは、アドバイスや意見などを受け入れることができる資質です。組織の中で働く上で重宝はされますが、「周囲にどう影響を与えたか」というアピールに繋げづらいためエピソード選びは慎重に行ないましょう。

【例文】

私は、自分の軸を持ちながら人の意見を自分の中に取り入れることができます。前職は営業職として従事し、新規顧客の獲得をメインに行なってきました。5年ほど従事しましたが、自分のやり方に固執せず、お客様や上司からいただく意見を取り入れながら、日々提案の改善に努めてきました。介護の仕事も、営業職と同様「正解がない」と伺っております。自分の素直さを活かし、利用者さまやご家族、職員の皆様からいただくご意見やアドバイスを取り入れながら、より良いケアにつなげていきたいと考えています。(235字)

「おおらかさ」をアピールしたい場合

「おおらかさ」とは、心が寛容な人、穏やかな人ということです。介護の仕事は、スケジュール通りに行かないことも多く、多少のことでは動じないおおらかさは歓迎される資質と言えます。
また、介護はストレスの多い仕事ともいわれているため、おおらかさによってストレス耐性があることもアピールできるでしょう。

【例文】

私は、上司や同僚からおおらかな性格と言われています。現職では、利用者さまの気分や体調によってスケジュール通りに業務が進まないことがよくありますが、イライラしたり、ストレスを抱え込んだりすることはなく、その場の状況によって臨機応変に対応してきました。また、意見の異なる職員とやり取りする際にも、「そういう考え方もある」と受け入れることができるため、人間関係で揉めることもほとんどありませんでした。基本的に人と関わることで成り立つ仕事である介護は、自分にぴったりの仕事だと考えています。(241字)

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介護職の自己PRに関するよくある質問

ここでは、介護職の自己PRに関するよくある質問をご紹介します。自分の性格を意識した自己PRを考えている方は、参考になるかもしれません。

介護職の自己PRで「性格が明るいこと」を伝えてもいい?

介護職の自己PRで、「性格の明るさ」は有効なアピール材料です。介護職は、利用者さんやそのご家族とのコミュニケーションが必要不可欠のため、笑顔や明るい声で会話ができるとスムーズにやり取りができるでしょう。さらに、職員同士が情報を共有する必要があるので、明るく対応できれば円滑に連携が取れるかもしれません。
明るい性格をアピールする自己PRを作成する際は、この記事の「「明るさ」をアピールしたい場合」でご紹介する例文を参考にしてみてくださいね。

「協調性」は介護職の自己PRに使えますか?

介護職の自己PRとして、「協調性」をアピールすることは可能です。介護職の仕事は、介護スタッフだけでなく、医師や看護師、ケアマネジャー、生活相談員といった多職種との連携が求められる場面が少なくありません。協調性をアピールする際は、過去の経験のなかで協調性を活かしたエピソードを交えて説明すると、説得力が増すでしょう。
協調性に関する自己PRの例文は、この記事の「「協調性」をアピールしたい場合」でご紹介しています。

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