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介護業界で転職を繰り返すと不利になる?デメリットや注意点を解説!

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「転職を繰り返すと採用で不利になりそう…」と不安を抱えている介護士さんはいませんか?一般的な転職では、回数が多いと企業側から「採用してもすぐに辞めてしまいそう」と悪印象になることが多く、不利になるといわれています。本記事では、介護業界で転職を繰り返すと印象が悪いのかについて詳しく解説。転職を繰り返すメリット・デメリットもご紹介しています。これから転職を検討している介護士さんはぜひご覧ください。

介護業界では転職を繰り返すと印象が悪い?

一般的に、転職を繰り返すのは定着しにくい印象から採用で不利になりやすいと考えられています。とはいえ、介護業界でも転職を繰り返す人が不利になるかというと、必ずしもそうではないようです。ここでは、転職回数が多いと判断されるのはどの程度なのか、転職を繰り返すのは印象が悪くなるのかについて解説します。

マイナス印象になるのは転職を3回以上繰り返す場合

採用の場において、転職を3回以上繰り返すのは多いと考える傾向にあるようです。介護業界に限らず、転職回数が多いのは「応募者自体に問題があるのではないか」「採用してもすぐに辞めてしまいそう」といったマイナスの印象を与える恐れがあります。転職回数を気にする採用担当者も多いので、転職回数は必要最低限にとどめておくのが賢明です。

介護業界でもマイナスだが採用されないわけではない

慢性的な人手不足にある介護業界では、転職を繰り返しているからといって採用の可能性が極端に下がるわけではないと考えられます。転職回数よりも人手不足を解消したい施設や事業所も多いので、転職を繰り返す介護士さんであっても選考にそれほど大きく影響しないでしょう。まして、経験者は即戦力となると考えられるため、必要なスキルを兼ね備えていれば、未経験者よりも優遇される可能性も。ただし、2年以内の短期間で転職を繰り返している場合は、採用してもすぐに辞めてしまうのではないかというマイナスイメージを与えるため、注意が必要です。

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介護業界で転職を繰り返す人の5つの特徴

介護業界で転職を繰り返す人には、いくつかの特徴があります。転職理由によっては、自分の力ではどうにもならないこともありますが、努力次第で転職回数を減らせる場合もあるはずです。ここで、転職を繰り返す介護士さんに見られる特徴を知り、自分に当てはまっていないか確認してみましょう。

1.人間関係が原因で退職している

介護は、サービスを提供する利用者さんだけでなく、一緒に仕事をするスタッフ同士との関わりが多い仕事です。そのため、人間関係のトラブルにより退職を考える介護士さんも少なくありません。人間関係の原因は人それぞれですが、「あの人が苦手」と線を引いてしまうと周囲に馴染めず、人間関係のトラブルを引き起こしてしまうことも。多くの人が関わるからこそ、相手を理解する姿勢も必要です

2.自分の失敗やミスを認められない

自分のミスや間違いを認められない人も、介護業界で転職を繰り返す人に見られる特徴として挙げられます。「ミスをしたのは相手のせい」「自分は少しも悪くない」「評価をしない上司が悪い」など、周囲に責任転嫁をするのは良くありません。自分の信念をもつことは大切ですが、ミスや間違いなどの指摘を素直に受け止める姿勢も大事。チームワークが求められる介護業界では、特に必要な資質といえます。

3.出世のことばかり考えている

キャリア形成を意識するのは今後のステップアップを考えるために必要ですが、出世のことばかり考えていると、周りが見えなくなり転職を繰り返してしまう恐れがあります。介護士さんに限らず、キャリアアップはすぐに叶うわけではありません。それにもかかわらず、「あっちの介護施設のほうが役職につけそうだ」と安易に転職を決めてしまうと、入職後に「思っていた環境と違った」とミスマッチを起こす恐れも。もちろん、多くの経験やスキルを身につけることでキャリアアップのチャンスは高くなりますが、短期間で転職を繰り返している場合は逆効果になるリスクがあることを念頭におきましょう。

4.転職先を条件だけ判断している

求人探しをするときに、給料や休日、待遇といった条件だけで応募先を判断している介護士さんも、転職を繰り返す恐れがあります。入職しても、条件に納得できなければ再び好条件の介護求人を探して転職を繰り返してしまうでしょう。転職する際は、条件だけでなく仕事内容やスキルもきちんと確認することが早期離職を防ぐポイントです

5.自分を客観的に分析できていない

自分を客観的に分析できていない人は、「自分はもっと評価されるべき」と職場に不満を感じて転職を繰り替える可能性があります。転職活動をする際には、自分の能力や性格に合った介護施設を見つけるために自己分析を行うのが基本です。自己分析ができていない人は、自己評価と周囲の評価に差が生じている恐れがあります。特に介護業界は施設や事業所により働き方が異なるため、きちんと自己分析をすることが重要でしょう。

▼関連記事
介護業界には職員のブラックリストがある?転職回数が多くても大丈夫?

介護業界で転職する3つのメリット

転職しやすいことや知識や経験を増やしやすいのは介護職ならではのメリットです。ここでは、介護業界で転職を検討するメリットをまとめたので、キャリアプランを考える際の参考にしてみてください。

1.介護業界はほかの職種に比べて転職しやすい

前述のように、介護業界は慢性的な人手不足に陥っており、介護人材の需要は比較的高めです。即戦力となる経験者を求める施設は多いため、転職の採用ハードルはそれほど高くないでしょう。一般的な企業の場合、「転職回数が多いと選考で不利になるかも…」と懸念するかもしれませんが、介護士さんは極端に転職回数が多くなければスムーズに採用されると考えられます。

2.転職を繰り返すことで経験や知識が増える

転職は一見マイナスイメージを抱きやすいですが、複数の職場を経験することで知識やスキルを増やすことが可能です。特に介護業界には、施設や事業所の種類が複数あり、それぞれの仕事内容は異なります。転職が多ければそれだけたくさんの経験が積めるので、「介護のスペシャリストになりたい」という人にとってはメリットになるでしょう。

3.介護に関する資格があれば収入アップを図れる

介護の関する資格があれば、転職で収入アップを図れる可能性があります。介護施設や事業所によっては、資格手当や役職手当がつく場合も。資格を持っていても今の職場では資格手当や役職手当がつかない場合は、各種手当てのある施設に転職することで収入アップにつながるかもしれません。介護の資格には、「介護職員初任者研修」「実務者研修」「介護福祉士」などさまざまあるので、保有する資格が手当の対象となるか事前に確認することをおすすめします。

介護業界で転職を繰り返す3つのデメリット

介護業界で転職を繰り返す場合に注意しなければならないのは、デメリットも多い点です。介護の仕事は転職しやすい反面、回数が多いと出世が難しくなったり、同じ地域内で転職しにくくなったりすることがあります。また、「転職を繰り返す人」というマイナスイメージを払拭する必要があることにも注意が必要です。

1.短期間で転職を繰り返すと出世は難しくなる

介護士さんのなかにはより良い施設で働くため転職を選ぶ人もいるかもしれませんが、短期間での転職は出世を難しくする可能性があります。採用する施設側は、「転職を繰り返す人を出世させてもまたすぐに辞めるのではないか」と考えるためです。転職を繰り返すと全く出世できないわけではありませんが、ある程度経験を積んでからキャリアアップしてくのが一般的。短期間で転職を繰り返すと十分な経験ができないまま、一から経験値をつまなければならなくなる可能性もあるので気をつけてください。

2.同じ地域内で転職できる場所が少なくなる

転職を検討する場合、自宅から通いやすい範囲で選ぶ人は多くいます。そのため、同じ地域内で転職を繰り返すと、徐々に転職できる介護施設や事業所が少なくなるのがデメリットです。地域によっては介護施設や事業所の数が少ないところがあるほか、数が多くても経営母体が同じというところも少なくありません。転職理由によっては系列の施設や事業所で採用されにくいため、転職先の選択肢が狭まる可能性があります

3.「転職を繰り返す人」というイメージがついてしまう

介護業界が人手不足であり、転職に対するマイナスイメージが少ないとはいえ、やはり転職回数が多い人に対してはあまり良い印象を持てないという採用者は多いです。特に短期間で何度も転職を繰り返している人には、採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないか、と不安を抱きがち。そのため、「なぜ転職を繰り返すのか」を説明する具体的な理由や目的を述べ、マイナスイメージを払拭しなければなりません

介護業界で転職を繰り返さないための7つの注意点

介護業界はある程度転職を繰り返すことに寛容であるものの、頻繁に転職を繰り返す理由や原因を分析し、対策を練ることが大切です。特に転職する理由や目的を明確にし、自己分析をしっかり行うことで転職のミスマッチが防ぎやすくなります。ここでは、介護業界で転職を繰り返さないためのポイントを解説するので、「転職に失敗したくない」という介護士さんはぜひ参考にしてみてくださいね。

1.自分の強みを活かせる転職先を探す

自分の得意なことや苦手なことを考えて自身の強みを洗い出す自己分析は、転職活動をするうえで欠かせないポイントです。介護施設や事業所によって仕事内容が異なるため、自分がどこで強みを活かせるのかを分析しておけば、転職後のミスマッチを防ぐことができます

2.求人票に載っていない情報もチェックする

転職活動をする際には、求人票や企業HPで情報収集することになりますが、それだけで十分とはいえません。職場の雰囲気や人間関係、残業の有無など、求人票や企業HPに載っていない情報を確認することも、入職後のミスマッチを防ぐために必要です。実際に職場を見学したり、転職エージェントに情報提供してもらったりするなど、できるだけ多くの情報をチェックしておきましょう

3.転職する目的や理由を明確にする

転職を繰り返してしまう人のなかには、明確な目的や理由がないまま何となく転職を繰り返しているという人もいます。目的や理由なく転職をすると、仕事へのモチベーションが維持できず早期離職につながりやすいです。転職の目的や理由明確にすることで次の職場探しの条件やポイントもはっきりし、入職後の仕事に対するモチベーションも維持しやすくなるでしょう。

4.自分で目標を設定して自分で評価する

介護施設によっては、個人目標を設定して自己評価を行うところがあります。これにより、目標を達成するためにどのように行動すれば良いのか把握して、モチベーションの維持やキャリアアップの具体的な道筋を立てやすくなるはずです。転職を繰り返す人のなかには、仕事に対する目標がなく、どのように行動すれば良いのか分からない、モチベーションが維持できないという悩みを抱えている人が少なくありません。そのような理由で転職を繰り返しているのであれば、個人目標を設定して自己評価をしながら、転職をしたほうが良いのかを振り返ってみるのも有効です

5.理想をすべて叶える職場はないと考える

転職する際、自分が働きやすい・続けやすい理想の職場を探したいと考える人は多いでしょう。その理想に近い職場を見つけられるかどうかが転職に成功するポイントともいえます。とはいえ、自分の理想をすべて満たす職場はなかなか見つからないもの。そのため、希望する条件にあらかじめ優先順位をつけ、妥協点を考えておくことが大切です

6.退職理由を周りのせいにしない

これまでの退職理由は周りの人や環境のせいにせず、「自分で選んだ職場である」ということに責任を持ちましょう。特に、「職場の人と合わなかった」「上司が自分を評価してくれなかった」といった理由で退職したとしても、前職の不平不満を退職理由にするのはNG。退職理由を考えるときは、自分の言動を振り返って同じ失敗を繰り返さない意識を持つのがおすすめ。自分が改めることで人間関係を良好に保ちやすくなるため、結果的に仕事を長く続けやすくなります。

7.自分はまだまだ成長段階だという姿勢を持つ

介護施設側は、転職を繰り返す人であっても仕事に対するモチベーションや向上心が高い人を採用したいと考える傾向にあります。転職を繰り返して経験や知識を豊富に持っていたとしても、「自分はまだ成長段階でこれからも学んでいきたい」という姿勢を見せることで、好印象を持ってもらえるでしょう。入職後もこの姿勢を貫くことで慢心しにくく、仕事へのモチベーションを維持しやすいので、転職を繰り返す必要がなくなるかもしれません。

介護職の転職に関するよくある質問

ここでは、介護職の転職に関するよくある質問をまとめました。「転職回数が多いけど問題ない?」「介護職へ出戻り転職したいけど可能?」など、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

介護職の転職を5回以上繰り返すとどうなりますか?

介護職は転職回数の多さが不利になることは少ない職種のため、転職回数が多くてもそれほど問題になることはないでしょう。「転職回数が多いと介護業界は採用で不利になる?志望動機の書き方のコツも解説」の記事でご紹介していますが、5回以上転職を繰り返した介護職員の割合は8.7%ほどなので、それほど珍しいことではないといえます。ただし、「出勤が面倒になったから」「職場とトラブルになったから」といった、早期離職を懸念されるようなネガティブな転職を繰り返していた場合は、転職が難しくなるリスクがあるでしょう。

異職種に転職したもののやっぱり介護職に戻りたいときは?

介護職から別の職種に転職したものの、再び介護職に戻りたいという方も少なくありません。高齢化が進む日本では、介護職の需要に対して供給が間に合っていない状況です。介護人材は不足しているので、介護職に戻れば歓迎してもらえるはずですよ。ただし、以前働いていた職場に戻りたい場合は、円満退職のうえ辞めていることと、人材を受け入れる余裕があることが前提となります。
詳しくは、「介護職の出戻り転職は可能?メリット・デメリットや再就職のポイントを解説」の記事をご参照ください。

介護業界で転職を繰り返す人は自分を見つめ直そう!

介護業界で転職を繰り返すのは、業界全体が人手不足であることからそれほどマイナスイメージになりにくく、採用ハードルはそれほど高くないといえます。とはいえ、極端に転職回数が多かったり、短期間で転職を繰り返していたりする場合は注意が必要でしょう。どんなに経験や知識量が多くても、転職回数が多いと周囲からの信頼を集めにくく、仕事がやりづらくなる場合もあります。介護業界で転職を繰り返している人は、まず自分自身に原因や問題はないかを見直すことが大切です。そうすることで、転職後のミスマッチが防げるようになり、転職を繰り返さずに長く働き続けられるようになるでしょう。

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