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ホームヘルパーの就職先はどこ?必要な資格や仕事探しのポイントもご紹介

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エプロン姿の2人の女性

この記事のまとめ

ホームヘルパーとして働きたいと考えている方へ、就職先や実際の活躍の場をご紹介します。また、ホームヘルパーになるために必要な資格や就職先を選ぶときのポイントについても解説。就職後にミスマッチを起こさないためにも、就職先の情報をしっかりと調べることが重要です。この記事の内容を参考にし、ホームヘルパーはどんなところで働いているのか、就職先を探すときはどこに注意すべきなのかを理解しましょう。

ホームヘルパー(訪問介護員)とは?仕事内容や必要な資格、給料を解説

ホームヘルパーの就職先

ホームヘルパーの主な就職先は、「訪問介護事業所」です。ヘルパーステーションとも呼ばれ、社会福祉法人やNPO法人、民間企業が運営しています。訪問介護事業所は、要支援1~2・要介護1~5の認定を受けた方が利用できるサービスです。ホームヘルパーは、訪問介護計画書の内容に沿って利用者さんへサービスを提供します。

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ホームヘルパーが活躍する場所

ホームヘルパーは「利用者さんの自宅」と「高齢者専用賃貸住宅」で活躍できます。それぞれの特徴をチェックしましょう。

利用者さんの自宅

ホームヘルパーは、利用者さんの自宅に訪問する機会が多い傾向です。利用者さんの自宅に訪問するホームヘルパーは、身体介護や生活援助を行います。サービスは利用者さん本人のみに提供するもので、ご家族の分は担当しません。

高齢者専用賃貸住宅

最近では、高齢者専用賃貸住宅で活躍するホームヘルパーも増えています。なお、提供するサービス内容に大きな違いはありません。自宅に訪問するヘルパーと同様、利用者さんが快適に過ごせるようお手伝いに注力します。

▶訪問介護の求人一覧

ホームヘルパーに必要な資格

ホームヘルパーになるには、介護職員初任者研修以上の資格が求められます。これからホームヘルパーになろうと考えている方は、介護職員初任者研修の取得がおすすめです。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護業界の入門ともいえる資格です。無資格・未経験でも研修を受けられ、介護業務に関する基本を学習できます。カリキュラムは130時間あり、修了後の試験に合格することで資格を取得可能です。試験は研修内容を確認する程度の難易度のため、しっかりと学習していれば合格を目指せるでしょう。

実務者研修

実務者研修も受講資格は特にありませんが、初任者研修よりも専門性が高いため注意が必要です。実務者研修のカリキュラムは450時間あり、初任者研修を修了していれば130時間のカリキュラムが免除されます。修了試験はありませんが、スクールによっては独自のテストが行われる場合もあるようです。実務者研修は介護福祉士になるために必要なので、介護業界でキャリアアップを検討している方におすすめといえます。

介護福祉士

介護福祉士は、介護業界唯一の国家資格です。介護福祉士の資格を取得すれば、介護のプロとして最適なサービス提供やアドバイス、職員の指導などを行えます。

介護福祉士の取得方法は、実務経験ルート・養成施設ルート・福祉系高校ルートが選択可能です。それぞれの受験資格の要件を満たせば、介護福祉士国家試験を受けられます。国家試験の合格率は約70%となっているため、対策を十分に行えば資格取得を実現できるでしょう。

公益財団法人社会福祉振興・試験センター 介護福祉士国家試験(2024年1月26日)

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訪問介護に必要な資格とは?仕事内容や働くメリット・デメリットを解説

ホームヘルパーの就職先を選ぶときのチェックポイント

ホームヘルパーとして就職先を選ぶときは、給料や就業時間、法人の理念などをチェックする必要があります。ここでは、就職先のチェックすべきポイントをまとめました。

給料

給料はホームヘルパーとして就職先を選ぶときに重視すべきポイントです。介護職員処遇改善加算を算定しているかどうかで給料に差が出るため、就職先を探すときは加算を手当として支給しているかをチェックしましょう。

また、運営法人や置かれている地域、経験年数によって給料は異なります。賞与や昇給制度の有無も、求人ごとにしっかりと確認しましょう。

就業時間

ホームヘルパーとして就職先を選ぶときは、就業時間にも目を向けます。基本的には日勤が多いですが、訪問介護事業所によっては早朝や夜間に対応しているところも。自分がどのように働きたいかを考えながら、無理なく働ける事業所を選択しましょう。

法人の規模や理念

法人の規模が大きく、訪問介護以外のサービスも展開している場合は、将来的に目指せるキャリアの選択肢が広がるでしょう。また、法人の理念に共感できなければ、早期離職につながる恐れもあります。ホームヘルパーとして長期活躍するためにも、運営法人の規模や理念を調べることが大切です。

人材育成制度の有無

人材育成育成制度がなければ、介護技術の向上や業務のモチベーション維持につながりません。ホームヘルパーとして就職先を探すときは、資格取得支援制度や研修制度、OJTなどが取り揃えられているか確認しましょう。働きながらスキルアップできる事業所なら、やりがいを持って訪問介護に取り組むことが可能です。

ホームヘルパーとして就職先を探すときは

ホームヘルパーとして就職先を探すときは、事業所ごとの比較検討をしたり、エージェントを利用したりするのがおすすめです。自分の働き方に合った就職先を見つけましょう。

訪問介護事業所の比較検討をする

希望の勤務地域が決まっているなら、周辺の訪問介護事業所の求人情報を比較検討しましょう。給料や福利厚生、担当地域、利用者さんの傾向などを調べ、より良い条件の求人を探します。インターネット上に運営法人や訪問介護事業所の口コミがあれば、参考までに目を通すのも良いかもしれません。

就職・転職エージェントを利用する

就職・転職エージェントは、求職者の希望条件に沿った求人を紹介するサービスです。求人サイトに掲載されていない独自の情報を用意しているところもあり、就職先に対するイメージを強化できます。ミスマッチを防ぎながら仕事を探せるので、就職・転職が初めての方でも安心です。

介護業界に特化したエージェントに相談したい方は、レバウェル介護(旧 きらケア)を利用してみませんか?

レバウェル介護(旧 きらケア)では、専任のアドバイザーがマンツーマンで就職・転職をサポートしています。ここにしかない非公開求人や事業所の情報を取り揃えているため、あなたの希望に合った就職先がきっと見つかるでしょう。求人のご提案はもちろん、履歴書の書き方や面接のアドバイスにも対応。すべてのサービスは無料で提供しているので、お気軽に問い合わせください。

ホームヘルパーに関するよくある質問

ホームヘルパーに関するよくある質問に回答します。ホームヘルパーに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

ホームヘルパーはどこで働くの?

ホームヘルパー(訪問介護員)は、訪問介護事業所に所属します。実際に介護を行うのは利用者さんのご自宅です。

ホームヘルパーは、訪問事業所から、担当の利用者さんのご自宅に伺いケアをします。利用者さんの自宅を回っていくので、移動時間も多い仕事です。

ホームヘルパーが活躍する場所」で、訪問介護事業所について解説しているので、ぜひご覧ください。

ホームヘルパーはどこまでが業務範囲なの?

ホームヘルパーの業務は、利用者さんの身の回りのお世話です。利用者さんのご家族のお世話は業務外なので、「ついでに掃除しておいて」や「ついでにご飯作っておいて」と言われた際はしっかりと断りましょう。ほかにも、日常生活に必要なお世話が仕事なので、おせちやクリスマスケーキなどのイベント料理を必ず作る必要はありません。

ホームヘルパーは、専門知識が必要な医療行為も禁止されています。また、無資格者は、1人で身体介護をしてはいけません。

まとめ

ホームヘルパーの主な就職先は、訪問介護事業所です。利用者さんからの依頼を受け、訪問介護計画書の内容に沿ってサービスを提供します。ホームヘルパーは利用者さんの自宅や高齢者専用賃貸住宅で活躍可能です。提供するサービス内容に大きな違いはなく、利用者さんが快適に過ごせるようサポートします。

ホームヘルパーとして就職先を選ぶときは、訪問介護事業所を比較検討することが大切です。給料や就業時間、人材育成制度などをチェックし、自分に合った求人を見つけましょう。効率的に就職先を探すなら、就職・転職エージェントを利用するのも一つの手です。

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