
この記事のまとめ
- 介護職員初任者研修は、働きながら取得することができる
- 働きながら初任者研修を取るなら、無理のない受講方法や通学コースを選ぼう
- 職場やスクールの制度を利用すれば、無料で資格を取得できる場合がある
介護職員初任者研修は働きながら取得することができる資格です。仕事と資格取得を両立させたい方は、通信講座を併用すると良いでしょう。この記事では、介護職員初任者研修を働きながら取得する方法や資格取得に必要な期間、スクール選びのポイントを解説します。無料で資格を取得する方法も紹介するので、介護職員初任者研修の受講を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
介護職員初任者研修とはどんな資格?受講費用を抑える方法や取得のメリット介護職員初任者研修は働きながら取得できる?
介護職員初任者研修は、働きながら取得できる資格です。実際に働きながら取得する方は少なくありません。介護職員初任者研修の取得と仕事を両立させられる理由を、以下にまとめました。
通信講座を活用すれば自宅で受講できる
通信講座を活用すれば、スクーリングの回数を減らせるため、働きながら効率良く介護職員初任者研修の取得を目指せます。
介護職員初任者研修は、約130時間の講座を受講し、修了試験に合格することで取得することが可能です。130時間のカリキュラムのうち40.5時間までは、通信講座として自宅で受講することができます。
修了試験の合格率が高く難易度が低い
介護職員初任者研修の修了試験は、学習内容を理解していれば合格できる難易度です。万が一落ちても、再試験が可能なので、途中であきらめなければ合格率はほぼ100%といわれています。
初心者向けである介護職員初任者研修は、試験の難易度が高くないため、働きながら取得を目指しやすい資格です。
出典
厚生労働省「介護職員・介護支援専門員」(2024年12月12日)
働きながら資格を取る方法教えます
▼関連記事
介護職員初任者研修を無料で取得する方法は?メリットや支援制度を解説
介護職員初任者研修を働きながら取得する方法は?
ここでは、介護職員初任者研修を働きながら取得する方法を、具体的にご説明します。「仕事も勉強も頑張りたい」という場合、無理のない学習スケジュールを立てることが重要です。
通信と通学を組み合わせた受講方法を選ぶ
働きながら資格取得を目指すなら、通信と通学を組み合わせた受講方法を選択すると、仕事と勉強を両立させやすいでしょう。先述のとおり、介護職員初任者研修は、130時間のカリキュラムのうち40.5時間までは、通信講座で受講可能です。
通信講座の学習は、休日や仕事終わりなどに自宅で進められるため、自分の予定に合わせて取り組めます。ただし、通信講座だけで介護職員初任者研修を取得することはできないので、注意が必要です。
無理なく通学できるコースで受講する
130時間の介護職員初任者研修のうち、89.5時間以上はスクールに通って受講しなければいけません。働きながら資格取得を成功させるためには、無理なく通学できる講座を選ぶことが大切といえます。
「介護施設で働きながら取得したい」「福祉業界に転職する前に勉強したい」など、受講希望者のニーズはさまざまです。そのため、介護の資格スクールは、通学頻度や日時が異なるコースを複数開講しています。
介護職員初任者研修を働きながら取得したい方は、どのような通学コースがあるのか、以下で確認してみましょう。
週1回コース
介護職員初任者研修は、週1回~週5回と、さまざまな通学頻度のコースが用意されています。一般的に、1回の授業は6時間程度なので、働きながら取得する場合、仕事が休みの日に通学することが多いようです。そのため、フルタイム勤務の方は、週1回コースなら無理なく取得しやすいでしょう。
土日コース
土日休みの職場で働いている場合は、土日に開講しているスクールを選ぶのがおすすめです。一般企業で働いている方や、試用期間中で土日休みの介護職の方、週末の利用者さんが少ない施設の介護職の方などは、土日コースを調べてみると良いでしょう。
夜間コース
一部のスクールでは、介護職員初任者研修の夜間コースを開講しています。夜間コースは数が少ないですが、職場や自宅に近いエリアに対象のスクールがあれば、仕事終わりに受講できる可能性があるでしょう。
通学日に合わせて休みを調整してもらう
介護職員初任者研修の取得を目指す方は、職場の協力を得られないか検討してみましょう。15回前後の通学が必須なので、働きながら取得する場合は、スケジュール管理が重要です。
介護施設など、介護職員初任者研修を活かせる職場で働いている場合、受講のために休みや勤務時間を調整してもらえることも少なくありません。通学の曜日が決まっているスクールが多いので、受講の申し込みをする前に、通学期間だけ曜日固定の休みにできないか、上司に相談してみると良いでしょう。
介護職員が資格を取得してスキルアップすると、職場にとっても介護サービスの質が向上するメリットがあるので、協力を頼んでみるのがおすすめです。
計画的に学習を進める
通信講座は自宅で受講でき、時間を確保しやすいものの、自身で学習スケジュールを管理する大変さもあります。通信講座の課題提出を通じて、ある程度介護に関する理解を深めてから通学に移行するのが、受講の流れです。介護職員初任者研修のレポート課題は、期限に間に合うように提出しなければいけません。
通信講座を受講する際のコツとして、最初に学習スケジュールを立てることが挙げられます。課題提出の期限やスクーリングの日程から逆算して、「〇日までに1つ目の課題を終わらせる」といった具体的な計画を立てましょう。働きながら着実に勉強を進めるためには、仕事で疲れていても継続できるスケジュールにする必要があります。
働きながら資格を取る方法教えます
働きながら介護職員初任者研修を取得するのに必要な期間は?
働きながら介護職員初任者研修を取得する場合、4ヶ月程度あれば無理なく目指せます。通信講座と週1回の通学を併用するパターンが、およそ4ヶ月です。
スクーリングの回数を増やせば、資格取得にかかる期間を短縮できます。そのため、仕事に影響しなければ、短期間で集中して勉強する選択肢もあるでしょう。週2回の通学ペースなら約2ヶ月、週4回のペースなら約1ヶ月で、介護職員初任者研修を取得可能です。
▼関連記事
介護職員初任者研修の取得期間はどれくらい?最短で修了する方法を解説
働きながら資格を取る方法教えます
働きながら介護職員初任者研修を取得するならどこがいい?
介護職員初任者研修を働きながら取得するためには、資格スクール選びが重要です。無料で授業の振替をしてもらえたり、通信講座のサポートが充実していたりすれば、あまり負担を感じずに受講できます。下記のようなスクールなら、仕事と資格取得を両立させやすいでしょう。
授業の振替・再試験が無料のスクール
授業の振替や再試験に無料で対応してくれるスクールは、働きながら介護職員初任者研修の取得を目指す方が、安心して通学できる環境です。
働いていると、「残業になってしまって授業に間に合わない」「急に仕事が入って通学できない…」ということがあるかもしれません。スクールによっては、授業の振替が有料の場合もあります。そのため、働きながら介護職員初任者研修の取得を目指す方には、無料で授業を別日に振り替えられるスクールがおすすめです。
通学しやすい立地のスクール
介護職員初任者研修の通学を負担に感じないよう、自宅から通いやすいスクールを選びましょう。通学時間を最小限に抑えることも、働きながら無理なく受講するポイントです。また、「仕事帰りにそのまま通学したい」という方は、職場から近い教室を選ぶのも良いでしょう。
サポートが充実しているスクール
通信講座を併用して受講する場合、スクールの支援が充実しているかも確認しましょう。自宅学習中に分からないことがあったとき、講師に質問できるスクールなら、サポートを受けながら知識を身につけられます。
介護職員初任者研修は初心者向けとはいえ、未経験だと内容の理解が難しいと感じることもあるでしょう。「急に1人で介護の勉強を始めるのは不安…」と感じる方は、疑問を解消しながら学習を進められるスクールを選ぶのがおすすめです。
自分に合うコースを開講しているスクール
ライフスタイルに合うコースを開講しているスクールを選ぶのが、働きながら資格取得を成功させる鍵です。仕事の都合や自身の生活に応じたコースを受講できるよう、複数の資格スクールを比較してみると良いでしょう。
また、家族と同居している方は、事前に介護職員初任者研修を取得したいことを相談しておくと、学習時間を確保しやすいかもしれません。
首都圏限定!資格取得が無料!
転職活動しながら資格を取る資格取得のみでもOK!
レバウェル介護の資格スクール介護職員初任者研修を取得するタイミングはいつがいい?
介護職員初任者研修を働きながら取得する場合、「介護職に転職する前」「介護職になってから」の2パターンあります。また、離職期間に資格を取得して、転職に備える人もいるでしょう。資格取得に適したタイミングは、人によって異なります。
介護職員初任者研修を取得するタイミングの違いによって生じる、メリット・デメリットを下記にまとめたので、確認してみましょう。
介護業界への転職前に働きながら資格を取得する
介護の仕事に興味をもち、転職前に働きながら資格を取得する方もいます。介護業界で働く前に、現職を続けながら介護職員初任者研修を取得する場合、休日に通学する傾向があるでしょう。
メリット
「介護業界への転職前に働きながら取得するパターン」のメリットは、離職期間なしで、有資格者として介護業界へ転職できることです。
介護職員初任者研修を取得すれば、資格が必要な訪問介護の求人にも応募できるので、転職先の選択肢が増えます。未経験でも資格を取得していると、仕事への意欲や一定のスキルがあることをアピールできるので、内定をもらえる確率も上がるでしょう。また、前もって介護の仕事について学べるので、しっかり検討してから転職すべきか判断できます。
デメリット
デメリットとして、スケジュール調整が難しいことが挙げられます。シフト制の仕事をしている場合は、職場の理解が得られないと、通学日に休みを取得できない可能性があります。働きながら転職に備えて資格を取得する場合、「職場に協力を頼みづらい」と感じることもあるかもしれません。
退職から転職までの離職期間に資格を取得する
今の仕事を退職し、短期集中で資格を取得してから、転職する選択肢もあるでしょう。週4~5回のペースで通学すると、最短1ヶ月ほどで介護職員初任者研修を取得できます。
メリット
離職中に介護職員初任者研修を受講するメリットは、勉強に専念する時間を確保しやすく、短期間で取得できることです。
働きながら資格を取得する場合、スケジュール調整が難しかったり、忙しくて疲れがたまったりすることも考えられます。そのため、「仕事と両立させる自信がない」「勉強に集中して短期間でしっかり知識を身につけたい」という方は、離職して学習することも検討してみると良いでしょう。
デメリット
離職期間ができると、収入が途切れてしまうデメリットがあります。次の仕事を見つけるのに時間がかかると、その分収入がない期間が長くなる点もリスクです。転職活動がうまくいくか不安な場合は、転職支援に対応している資格スクールを選べば、講座を受講しながら転職先を探せます。
介護職に転職してから働きながら資格を取得する
介護職員初任者研修を保有する介護職員109人を対象にした、レバウェル介護(旧 きらケア)の独自調査によると、資格を取得した時期は以下のとおりです(調査時期:2023年11月)。

介護職員になってから介護職員初任者研修を取得した方は、半数弱います。介護業界に入職して1年以内に取得する場合が多いようです。
メリット
介護職に転職してから資格を取得するメリットは、収入が途切れず、生活を安定させられることです。また、実際に介護の仕事をしていると、いきなり勉強を始めるよりも、学習内容を理解しやすいでしょう。
「まずは介護の仕事をやってみたい」という方は、介護業界に転職してから、介護職員初任者研修を取得するのがおすすめです。また、国家資格である「介護福祉士」の受験要件の一つとして、3年以上の実務経験が定められています。そのため、「早くキャリアアップしたい」と考えている方も、転職後の資格取得を検討してみると良いでしょう。
デメリット
介護職として働きながら資格取得を目指すデメリットは、3~4ヶ月という限られた期間で、通信学習やレポート課題を進めなければらないことです。休みの日にプライベートの予定を入れづらくなると、仕事の疲れをリフレッシュしきれず、負担を感じる可能性があります。
あらかじめ学習計画を立ててプライベートの予定を調整しないと、課題提出の締め切りに間に合わないこともあり、大変に感じる場合もあるようです。
▼関連記事
介護職員初任者研修はいつからとれる?
介護職員初任者研修を働きながら無料で取る方法はある?
仕事に活かせる資格は、支援を受けて無料で取得できる場合があります。以下では、介護職員初任者研修を働きながら無料で取得する方法を、2つご紹介します。
職場の資格取得支援制度を利用する
介護事業所は、介護職員の定着やスキルアップを目的に、資格取得支援を行っている場合があります。2024年度からは、介護職員に「認知症介護基礎研修」以上の資格の取得が義務付けられたので、上位資格である「介護職員初任者研修」の取得をサポートする職場は少なくないでしょう。
資格取得支援の内容は、職場によって異なります。介護職員初任者研修の費用を、職場が全額負担してくれる場合、職員は無料で取得可能です。全額補助は難しくても、一部費用を負担してもらえると割引になるので、少しでも受講料の自己負担を減らせないか、確認してみましょう。
なかには、働きながら資格を取得しやすいように、スクーリングの日を出勤扱いにして、給与を支払ってくれる職場もあるようです。これから介護の仕事を始める方は、転職先の資格取得支援制度についてもチェックしてみてくださいね。
スクールの受講料無料キャンペーンで受講する
民間企業が運営する介護の資格スクールは、条件を満たすことで受講料が無料になる場合も。資格取得と就業支援を一体的に提供するスクールでは、就職に関する一定の要件を満たす受講生に、費用のキャッシュバックを行っていることがあります。
たとえば、「レバウェルスクール介護」で介護職員初任者研修を取得する場合の無料キャンペーンは、「レバウェル介護派遣」の派遣介護職として、一定条件を満たして勤務することが利用条件です。興味がある方は、ぜひ問い合わせてみてください。
また、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談いただければ、無料で介護職員初任者研修を取得できる職場がないか、お探しすることもできます!
首都圏限定!資格取得が無料!
転職活動しながら資格を取る資格取得のみでもOK!
レバウェル介護の資格スクール▼関連記事
介護職員初任者研修の費用を解説!資格取得の支援制度やスクールの選び方
介護職員初任者研修を取得するメリット
介護職員初任者研修を取得すると、「転職に有利になる」「給料アップを狙える」「習得したスキルをキャリアアップに活かせる」というメリットがあります。
転職で資格が有利に働く
介護職員初任者研修の資格があると、1人で身体介護を行えるため、無資格よりも転職に有利になるでしょう。また、約130時間勉強していることで、介護業務への理解があると評価され、未経験でも採用につながりやすい傾向にあります。
介護職員初任者研修を取得して転職を成功させた方からは、「未経験でも即戦力になると言われ、自信につながった」という声もあり、実際に就職に活かせることも多いようです。
無資格者よりも給料が高い
介護職員初任者研修を取得することで、給与がアップしたり、好条件で転職できたりする可能性があります。
厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.157)」によると、介護職員初任者研修を保有する介護職員の平均給与は30万240円、無資格者の平均給与は26万8,680円です(月給制・常勤)。 介護職員初任者研修修了者の平均給与は、無資格者よりも3万円以上高いと分かります。
介護業界は、保有資格に応じた給与体系が整っていることも少なくありません。保有資格によって給与が上がる仕組みがあったり、求人が分けられていたりするため、介護職員初任者研修を取得すると、給料アップが期待できます。
キャリアアップに必要な基礎知識や技術を学べる
介護職員初任者研修では、介護の基礎的な知識と技術を、講義や実技で学ぶことができます。現場で学ぶ実務とは異なり、体系的に介護について勉強できるため、学習内容を知識として身につけることが可能です。
また、介護職員初任者研修を保有していると、上位資格の「介護福祉士実務者研修」を取得する際に、130時間分のカリキュラムが免除されるメリットもあります。最初に介護職員初任者研修を取得することで、介護業界で段階的にスキルアップしやすくなるでしょう。
介護職員初任者研修のカリキュラム
厚生労働省の「介護員養成研修の取扱細則について(p.2)」をもとに、介護職員初任者研修のカリキュラムを、表にまとめました。
研修科目 | 研修時間数 |
職務の理解 | 6時間 |
介護における尊厳の保持・自立支援 | 9時間 |
介護の基本 | 6時間 |
介護・福祉サービスの理解と医療との連携 | 9時間 |
介護におけるコミュニケーション技術 | 6時間 |
老化の理解 | 6時間 |
認知症の理解 | 6時間 |
障害の理解 | 3時間 |
こころとからだのしくみと生活支援技術 | 75時間 |
振り返り | 4時間 |
合計 | 130時間 |
参照:厚生労働省「介護員養成研修の取扱細則について(p.2)」
まずは、座学で介護職員に必要な基礎知識を学び、介護に関する理解を深めます。最も時間数の多い「こころとからだのしくみと生活支援技術」は、実技演習を通して介護技術を習得できる科目です。厚生労働省が標準カリキュラムを定めているので、どのスクールを選んでも、基本的な学習内容は統一されています。
実際に介護職員初任者研修を取得した方からは、「現場では、基礎から順番に細かく知識を学ぶ機会は少ないので、早い段階で受講して良かった」という声もありました。
出典
厚生労働省「介護職員・介護支援専門員」(2024年12月12日)
初任者研修取得後のキャリアアップ例
介護業界では、まず「介護職員初任者研修」を取得して、そのあとに「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」の順に資格を取得してキャリアアップするのが一般的です。
「介護福祉士実務者研修」では、介護過程の展開や医療的ケアなども専門的に学び、高度な介護スキルを習得できます。実務経験を積みながら介護福祉士を目指す場合は、実務者研修の取得が必須です。また、訪問介護のサービス提供責任者の要件の一つでもあるため、取得することで、キャリアの選択肢が広がるでしょう。
実務者研修の詳細は、「介護福祉士実務者研修とは?資格取得のメリットや初任者研修との違いを解説」にまとめています。
「介護福祉士」は、介護分野における唯一の国家資格です。取得すると、介護に関する深い専門性が保証され、知識や理論に基づいたケアを提供できるようになります。また、介護福祉士は、介護サービスのマネジメントや、介護職員の教育を任されることもあるでしょう。
働きながら介護福祉士を取得する方法が知りたい方は、「社会人として働きながら介護福祉士になるには?資格取得のルートを解説!」をご参照ください。
▼関連記事
介護職員初任者研修は役に立たない?無資格と上位資格との違いを解説
働きながら資格を取る方法教えます
介護職員初任者研修についてよくある質問
ここでは、介護職員初任者研修についてよくある質問に回答します。「働きながら取得するのは大変なの?」「無料で受講する方法はあるの?」と気になっている方は、チェックしてみましょう。
介護職員初任者研修を働きながら土日に取得する方法は?
働きながら土日に資格を取得したい方は、土曜日コースか日曜日コースを開講しているスクールに申し込みましょう。自宅で通信学習を進めながら、約4ヶ月間・週1回スクールに通うことで、仕事と介護職員初任者研修の取得を両立させられます。
レバウェルスクール介護にも土曜日コースがあるので、働きながら資格を取得したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
介護職員初任者研修の費用はハローワークで無料になりますか?
介護職員初任者研修は、ハローワークの職業訓練で無料で取得できます。しかし、ハローワークの職業訓練は、求職中の方が対象なので、働きながら利用することはできません。職業訓練には、公共職業訓練と求職者支援訓練の2種類があります。公共職業訓練は、主に雇用保険の受給者が対象で、基本手当などをもらいながら受講可能です。雇用保険を受給できない方が対象の「求職者支援訓練」を利用する場合、一定の条件を満たす方は、月10万円の職業訓練受講給付金をもらうことができます。
出典
厚生労働省「ハロートレーニング」(2024年12月12日)
介護職員初任者研修に夜間コースはあるの?
介護職員初任者研修の講座で夜間コースを設けているスクールはありますが、あまり多くはないようです。夜間コースを開催していたとしても、不定期で自分が受講したいタイミングで受けられない可能性もあります。そのため、働きながら資格取得を目指したい方は、休日に合わせて週1回コースを活用すると良いでしょう。土日コースを開講しているスクールは多いので、土日休みの方は、休日のどちらかに通学するのがおすすめです。
まとめ
介護職員初任者研修は、働きながら取得できる資格です。仕事と資格の勉強を両立させるためには、通信講座を活用しながら、通学日のスケジュールを調整することが必要になります。介護の資格スクールは、「週1回」「土日」「夜間」などのさまざまなコースを開講しているので、ライフスタイルに合う講座を選択しましょう。
働きながら無料で介護職員初任者研修を取得したい場合、職場の「資格取得支援制度」を確認してみるのがおすすめです。介護事業所は、人材確保や職員のスキルアップのために、資格取得の費用を補助していることも少なくありません。また、資格スクールが、「一定の条件を満たせば、介護職員初任者研修を無料で取得できるキャンペーン」を行っていることもあります。
介護職員初任者研修を取得するメリットは、キャリアアップや給与アップに役立つことです。介護職員に必要な基礎知識を学べる資格なので、介護業界で活躍したい方は、キャリアのスタートとして取得を目指してみると良いでしょう。
「転職してから初任者研修を取れる?」と気になっている方や、「資格取得やキャリアについて悩んでいる…」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)をご活用ください。介護業界に特化した転職エージェントのレバウェル介護(旧 きらケア)では、キャリア相談や転職支援を手厚く実施。「無資格・未経験から介護業界でキャリアを積みたい」「資格を取得して仕事に活かしたい」など、希望に沿った職場をご提案いたします。
相談のみの利用も歓迎なので、介護の仕事に興味がある方や、キャリアアップを検討している方は、気軽にご利用くださいね!
働きながら資格を取る方法教えます
先に資格を取りたい方へ
無料相談はこちら