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介護職員初任者研修の自宅学習のやり方は?通信講座のメリットを解説

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この記事のまとめ

「介護職員初任者研修の自宅学習のやり方ってどうすれば良いの?」と悩んでいる方もいるでしょう。初任者研修は、全カリキュラムの3分の1以上が自宅学習での受講が可能です。この記事では、自宅学習のやり方を解説します。自宅学習の注意点やメリットも紹介しているので、「通学はあまりしたくないけど、自宅でどうやって勉強すれば良いか分からない…」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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初任者研修で自宅学習可能な科目と時間

介護職員初任者研修の取得方法は、「通学講座」と「通学・通信講座の併用」の2通りです。自宅学習だけでは取得できません。通学講座(スクーリング)では自宅学習では難しいグループワークや実技演習を学びます。
また、初任者研修のカリキュラムは全130時間です。そのうち40.5時間を自宅学習で進めることができます

介護職員初任者研修のカリキュラムと通信講座により自宅学習ができる科目と時間は以下のとおりです。

科目学習時間自宅学習可能な時間
職務の理解6時間0時間
介護における尊厳の保持・自立支援9時間7.5時間
介護の基本6時間3時間
介護・福祉サービスの理解と医療との連携9時間7.5時間
介護におけるコミュニケーション技術6時間3時間
老化の理解6時間3時間
認知症の理解6時間3時間
障害の理解3時間1.5時間
こころとからだのしくみと生活支援技術75時間12時間
振り返り4時間0時間
合計130時間40.5時間

参照:厚生労働省「 介護員養成研修の取扱細則について(p.44)

「職務の理解」と「振り返り」は通信講座で自宅学習することができません。一方、「介護における尊厳の保持・自立支援」と「介護・福祉サービスの理解と医療との連携」は、講座の半分以上を自宅学習できます。
初任者研修の学習内容は、「介護職員初任者研修の内容を解説!筆記試験や実技テストの難易度、取得方法」の記事で解説しているので、あわせてご一読ください。

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初任者研修の自宅学習のやり方

介護職員初任者研修の自宅学習のやり方は、「適切な学習スケジュールを立てること」「テキストを繰り返し読み込むこと」「過去問やアプリを活用すること」などです。
以下で、自宅学習のポイントを解説しているので、通信講座を併用して初任者研修の取得を考えている人は、ぜひご覧ください。

適切な学習スケジュールを立てる

自宅学習のスケジュールは、最初にざっくりとした計画を立ててから、短期間のスケジュールを立てます。あまり先まで細かくスケジュールを立てるとモチベーションを維持しにくくなってしまうからです。また、短期間のスケジュールを立てることで、スケジュールが合わないときに修正しやすくなります。細かすぎるスケジュールや「毎日△時間は勉強する」などと決めてしまうと、スケジュールを守ることが難しくなるでしょう。

1日に勉強できる時間を把握してからスケジュールを立てると、無理なく続けられるスケジュールが立てられます。なお、「必ずしもスケジュールどおりに勉強しなきゃいけない」と思う必要はありません。日々の予定や自分のコンディションは変わるもの。仕事やプライベートのスケジュールに対して、臨機応変に勉強のスケジュールを立てることが大切です。

テキストを繰り返し読む

テキストは一度だけ解くのではなく、何度も繰り返し解くことで内容を復習することができます。自宅学習でテキストを繰り返し解いておけば、講座の予習にもなるでしょう。何度も繰り返すことによって、自分の苦手分野や間違えやすいポイントを把握できるようになります。間違えた部分を重点的に復習して、苦手分野を減らしておくことが大事です。

受講するときはしっかりとメモを取る

自宅学習でも、テキストの内容をしっかりと読み込み、重要なポイントはメモを残しておきましょう。見返しやすいようにメモを残しておけば、試験の直前やスキマ時間にも手軽に確認できます。ノートにまとめたり、テキストに付箋を貼ったりするなど、自分が後で見やすいように残しておきましょう。

過去問やアプリを活用する

過去問を行えば、実際の問題の雰囲気に慣れることができます。初任者研修の勉強ができる無料のアプリもあるので、活用することで効率的に学習できるでしょう。テキストなどで分かりにくいことがあれば、動画などを参考にしながら対策するのもおすすめです。

分からない部分は講師に聞く

自宅学習を1人で行っていると、よく分からないところも出てくるでしょう。自分だけでは理解が難しいことは、通学した際に講師に質問することが大切です。分からないままにせず、積極的に質問して知識や技術を身につけましょう。事前に分からない部分をまとめておくと、効率的に質問できます。

実技演習の練習をしておく

実技演習では、体位変換や移動・移乗介護などの介護技術を実地で学びます。介護未経験や無資格の方の中には、実技演習が難しいと感じる人もいるでしょう。自宅でも練習しておけば、実技演習も落ち着いて取り組めるようになるでしょう

特に体力に自信のない人や体格の小さな人は、身体に負担の少ない介助方法をしっかりと覚えておく必要があります。実技演習では集中し、利用者さん役への声掛けを欠かさないことが大切です。
学んだことを本番で焦らずしっかりと実践するためにも、家族に協力してもらって自宅で練習しておくと良いでしょう。

適度に息抜きをする

スクールで学ぶのと違い、自宅で学習しているとプライベートと勉強のメリハリができず気持ちが切り替えにくくなることもあるでしょう。しっかりと息抜きの時間を取って、モチベーションを維持することも重要です。適度な運動をしたり、趣味を楽しんだりと、自分にとってのストレス発散方法を試しながらモチベーションを保てるようにしましょう。

自宅学習で初任者研修の取得を目指す注意点

ここでは、自宅学習で介護職員初任者研修の取得を目指す際の注意点を紹介します。自宅で資格の勉強をしようと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

学習スケジュールが崩れやすい

自宅学習では、学習スケジュールを自分で決めるので、うまくいかないこともあるでしょう。自室がない場合、リビングなどで勉強することもあり、集中できないということもあるかもしれません。また、子どものお世話や家事などで予定どおり勉強できないこともあるでしょう。
「うまく学習スケジュールを立てられない」「自宅だと集中できない」という方は、スクールに通学して、きっちりと学習時間を確保する勉強方法のほうが向いているかもしれません

勉強のモチベーションが保ちにくい

自宅学習は1人で黙々と勉強に取り組むため、モチベーションが低下してしまうこともあるでしょう。スクールでは、「初任者研修の取得」という同じ目標を持つ仲間がいるので、お互いに情報交換をしたり、相談したりすることで、モチベーションを維持できます。

自宅学習でモチベーションが低下しているときは、家族にサポートしてもらうことも大切です。初任者研修を取得することで得られるメリットをイメージして、モチベーションを再度高めるのも良いでしょう。介護職員初任者研修を取得するメリットは、「介護職員初任者研修を取得するメリットとは?資格の取り方とあわせて解説」の記事で解説しています。

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介護職員初任者研修の難易度

介護職員初任者研修は、取得難易度の高い資格ではありません。講座は、介護の基本的な知識や技術について学ぶ内容で、筆記試験は講座内容の振り返り程度です。講義をしっかりと受講していればあまり難しくないでしょう。

また、筆記試験に合格できなかった場合、無料で再試験を受けられるスクールも多いようです。介護職員初任者研修の合格率は公表されていませんが、諦めなければ基本的には合格できると考えておいて良いでしょう。

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初任者研修を自宅学習で取得するメリット

初任者研修を通信講座を併用して自宅学習で勉強しながら取得するメリットは、費用が安いことや自分のペースで勉強が進められることなどです。

通信講座は通学講座のみより費用が安い

通信講座は、人件費などを削減できるので、通学講座のみの料金より安くなる可能性があります。教室までの交通費も不要になるので、資格取得にかかる費用も節約できるかもしれません。

自分のペースで勉強を進められる

通信講座は、家事・仕事のスキマ時間や寝る前などでも自宅学習ができるので、自分のプライベートにあわせて勉強を進めることができます。余裕がある日は多めに勉強して、余裕がない日は勉強時間を少なくすることも可能です。

通学にかかる時間を短縮できる

初任者研修は通信講座のみでは取得できないので通学する必要がありますが、40.5時間分は自宅学習が可能です。通学に時間を割く必要がないので時間を効率的に使用できます。たとえ、通学にかかる時間が短時間だったとしても、積み重ねれば億劫になるものです。自宅学習は、「勉強しよう」と思えば、すぐに取り組むことができます。

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初任者研修を取得する際のスクール選びのコツ

ここでは、介護職員初任者研修を取得する際のスクール選びのコツを紹介します。「どのスクールが良いの?」と悩んでいる方は、参考にしてみてください。

自分に合ったコースがあるか

スクールを選ぶ際は、週1や土日、夜間コースなど、自分のスケジュールにあったコースがあるかを確認しましょう。「働きながら取得したいから週1回通いたい」「短期間にがっつり受講したい」など、状況は人それぞれです。通学の頻度や曜日はスクールによって異なります。無理なく通学できるコースがあるスクールを選ぶのがポイントです。

スクールへのアクセスは良好か

介護職員初任者研修は通信講座のみでは取得できず、通学する必要があるので、自宅や職場から通いやすい場所にあるか、アクセスは整っているかを確認しましょう。アクセスが悪いと通学が負担になり、資格取得へのモチベーションが低下する恐れがあります。
電車通学を検討している方は、駅から近い距離にスクールがあるか、車での通学を検討している方は、近くに駐車場があるかなどを確認しておくと良いでしょう。

サポート体制が整っているか

急用があったときに無料で講座を振り替えられるか、講師に質問できる場があるか、無料で再試験を受けられるかなど、スクールのサポート体制が十分に整っているか確認しましょう。ただし、サポート体制が整っているほど費用も高くなりがちなので、スクール選びをする際は総合的な視点で探すことが大切です。サポート内容と費用のバランスをみて、自分が納得できるスクールを見つけましょう。

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初任者研修についてよくある質問

ここでは、初任者研修についてよくある質問に回答します。「初任者研修の勉強ってどうやったら良いの?」と悩んでいる方は、ぜひご一読ください。

初任者研修の勉強の仕方が分からない…

初任者研修の勉強は、テキストを読み込んだり過去問を繰り返し解いたりしましょう。繰り返し読み解くことで、自分の苦手分野が分かり、より理解を深めることができます。また、重要なポイントをまとめておき、簡単に確認できるようにしておくのもおすすめです。すでに介護職員として働いている方は、職場の先輩職員に勉強方法のアドバイスをしてもらうのも良いでしょう。

初任者研修の筆記テストはどのような問題が出題されるの?

初任者研修の筆記テストは、「初任者研修で自宅学習可能な科目と時間」で解説した科目から出題されます。出題形式は「選択式」「選択式と記述式」などがあり、スクールによって出題形式が異なるようです。なお、厚生労働省により試験内容はある程度定められているので、出題内容自体には大きな違いはないでしょう。筆記テストでは、時間配分に気を付けて、分かる問題から解答するのがポイントです。

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まとめ

介護職員初任者研修は、「通学講座」と「通学・通信講座の併用」の2通りの方法で取得でき、通信講座は部分的に自宅学習ができます。130時間の講座のうち、40.5時間が自宅学習で受講することが可能です。

初任者研修の自宅学習のやり方は、「適切な学習スケジュールを立てること」「テキストを繰り返し読み込むこと」「講座のメモを取ること」「過去問やアプリを活用すること」などがあります。宅学習をする際は、学習スケジュールの進捗状況やモチベーションの低下に注意しましょう。

自宅学習で初任者研修の取得を目指すと、通学講座のみより取得費用が安くなったり自分のペースで勉強を進められたり、メリットもあります。
介護職員初任者研修の取得を考えている方は、「レバウェル介護(旧 きらケア)」が運営する「レバウェルスクール介護(旧 きらケアSTEPUPスクール)」をご利用ください。
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