
この記事のまとめ
- 介護派遣の契約更新の連絡は1ヶ月前までにあるのが一般的
- 派遣先の施設の返答が遅く、契約更新の連絡が遅れることもある
- 派遣の契約更新の連絡がない場合は、自分から派遣会社に連絡する
「介護派遣の契約更新の連絡がない…」と不安になる方も多いでしょう。介護派遣の契約更新の連絡があるのは、更新日の1ヶ月前が一般的です。派遣の契約更新の連絡がないときは、派遣会社に連絡をしましょう。この記事では、契約更新の連絡がなかなか来ない理由や契約終了になる前兆について解説しています。派遣の契約更新の連絡が来なくて悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
介護派遣とは?メリット・デメリットや働くまでの流れ、実際に働いている方の声もご紹介介護派遣の契約更新の連絡は更新の1ヶ月前まで
介護派遣の契約更新の連絡は、更新の1ヶ月前までにあるのが一般的です。契約更新は派遣先と派遣社員の両方が「契約を更新する」と同意することでなされます。先に派遣先の意向を確認してから派遣社員に連絡がくるので、契約終了日まで1ヶ月以上ある場合は慌てずに連絡を待ちましょう。
契約終了の場合は30日前までに連絡がある
派遣先との契約が終了する場合は30日前までに連絡を入れることが労働基準法第20条によって定められています。ただし、天災や事業の継続が困難になるなどやむを得ない事情がある場合や、派遣社員に問題があり契約を終了する場合は該当しません。
出典
e-Gov法令検索「労働基準法」(2023年8月17日)
更新まで1ヶ月をきると解雇予告手当を支給
契約終了日まで30日をきってから解雇の連絡を入れると「解雇予告手当」を支給する必要があります。解雇予告手当とは、解雇日までの日数に応じた手当のことです。解雇予告手当の金額は、「1日分の平均賃金×30日から解雇日までの日数を引いた日数」で計算されます。たとえば、1日分の平均賃金が8,000円で15日前に解雇の連絡が来た場合は、12万円分の解雇予告手当が支払われる計算です。
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介護派遣の契約更新の連絡がない理由
介護派遣の契約更新の連絡がない理由はいくつかあります。以下で解説しているので、確認してみましょう。
派遣会社の担当が連絡を忘れている
契約更新の連絡がない理由としては、派遣会社の担当者が連絡を忘れている可能性があります。派遣会社の担当者も、複数の派遣社員とやり取りをしているので、連絡をするのが遅れたり、忘れてしまっていたりすることがあるようです。
派遣先の施設の返答が遅い
派遣先の施設からの契約するかどうかの返答が遅いと、派遣社員への連絡が遅れる理由になります。派遣先の施設も通常業務の傍らで、派遣会社とやり取りをしているので、なかなか契約更新について決まらないことも。施設からの返答がないと派遣会社も派遣社員に連絡を入れられません。
意思確認されずに契約更新されている
契約更新の意思確認をされずに更新されている場合は、派遣会社から連絡が来ません。契約更新をする際に派遣社員に意思確認をしなければなりませんが、「また契約更新して働いてくれるだろう」という担当者の独断で勝手に契約更新がされている可能性も。たとえ、契約更新をするつもりだったとしても意思確認をせず更新することは問題があります。契約更新しないつもりでいたにも関わらず事前の通知なく契約更新されている場合は、自身が困るだけでなく派遣先にも迷惑がかかってしまうので、疑問を持った時点で早めに連絡を入れて確認しましょう。
連絡がない場合は、派遣会社に自分から連絡する
契約更新の連絡がない場合は、派遣会社に自分から連絡しましょう。注意するべき点は、働いている派遣先の施設ではなく、派遣会社に連絡すること。あくまで派遣社員と雇用関係を結んでいるのは、派遣会社なので、施設に連絡すると相手を困らせてしまいます。
また、自分が契約更新するつもりでも、派遣先が契約を終了させる場合は、次の仕事を探さなくてはいけません。早めに次の行動に移すためにも契約終了の1ヶ月前になったら連絡を入れましょう。
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派遣会社に連絡しても改善しないときの対処法
派遣会社に契約更新の件を連絡しても改善しないときは、以下の対処法を試してみると良いでしょう。
派遣会社の担当を変えてもらう
派遣会社の担当に言っても、連絡の遅さが改善されない場合は、担当者の変更を派遣会社に要請しましょう。その担当者が忙しすぎるのか、連絡にルーズなのか、理由はさまざまですが、対応に問題がある場合は、担当者を変えることで改善する可能性があります。
派遣会社を変える
派遣会社に伝えても、担当者をなかなか変えてくれなかったり、担当者を変えても改善されなかったりするときは、派遣会社を変えましょう。連絡を後回しにする派遣会社は、派遣社員をないがしろにしがちであることが分かります。ストレスフリーで働くためにも派遣会社選びは慎重に行いましょう。
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派遣契約が更新されない前兆
契約更新の連絡が来なくて「契約終了になるのでは?」と不安になってしまうときは、契約が更新されない前兆があったか確認しましょう。不安になってしまうとよりネガティブな思考になりがちです。一度冷静になって、前兆がないか確認することで、安心して連絡を待てるようになります。
遠回しに契約終了について言われていないか
契約終了の通知は30日前までですが、事前に派遣先の上司や社員から遠回しに契約終了であることを言われていることがあります。たとえば、勤務態度の話をされたり、新しい仕事を自分だけ教えてもらえなかったりしたときは契約終了になる可能性が高いといえるでしょう。
派遣先で人員削減やボーナス削減の話がないか
人員削減やボーナス削減などの話があり、派遣先企業の業績が悪化している可能性があるときは、派遣社員の契約も終了となるかもしれません。しかし、あくまで噂である場合もあるので情報を集めて噂の真偽を確かめます。人員削減の話が事実である場合は、契約が終了したときのことを考えて事前に行動するのも良いでしょう。
派遣先の上司と自分だけ面談を行っていないか
派遣先の上司と自分だけ面談を行った場合は、契約が終了する可能性が高いといえます。業務に関する内容以外で、個人面談をするときは契約を更新しない前提で面談が設けられていることも。自分だけ面談を行っていた覚えがある場合は、次の仕事を探し始めておくと良いでしょう。
介護派遣の更新の連絡についてよくある質問
ここでは、介護派遣の契約更新の連絡についてよくある質問に回答します。「無事に更新されるか不安」「更新の連絡がこない…」とお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。
介護派遣の契約が更新されない予兆ってあるの?
介護派遣の契約が更新されないときの予兆としては、上司やほかのスタッフに素っ気ない態度をとられる、任せてもらう仕事が減ったなどが挙げられます。ほかにも、人員削減の噂があったり、直接的に「更新がないかもしれない」という話をされたりすることもあるようです。
更新されない予兆は、この記事の「派遣契約が更新されない前兆」でも解説しています。予兆があったとしても必ずしも契約の更新がされないわけではないので、必要以上に悩まないようにしましょう。
介護派遣の契約更新の連絡が遅いのはなぜ?
介護派遣の契約更新の連絡が遅い要因は、派遣会社の担当者が連絡を忘れていたり、連絡する人数が多くて遅くなっていたりすることなどが挙げられます。ほかにも、更新するかどうか派遣先の施設からの連絡がないために、派遣スタッフへの連絡が遅くなってしまうこともあるようです。更新の1ヶ月前まではあまり気にせず、連絡を待っていれば良いでしょう。もし、1ヶ月前になっても連絡がないようであれば、派遣会社に連絡して確認してみるのがおすすめです。
介護派遣の連絡が遅い理由は、「介護派遣の契約更新の連絡がない理由」で詳しく解説しているので、ご覧ください。
まとめ
介護派遣の契約更新の連絡がないときは、派遣会社に直接連絡を入れましょう。契約更新の連絡は、契約終了日の1ヶ月前には来るのが一般的です。契約終了まで30日をきると、通知日から解雇までの残りの日数を差し引いた数×1日分の平均賃金分の解雇予告手当が支給されます。派遣会社から連絡がない理由は、担当者が連絡を忘れていたり、施設側の返答が遅かったりなどです。派遣会社に連絡を入れても、更新の連絡の遅さが改善されないときは、担当者や派遣会社を変えてみましょう。
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