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この記事のまとめ
介護職の自己PRで「笑顔をアピールしたい」という介護士さんは多いのではないでしょうか?介護職の自己PRでは、笑顔をアピールポイントにするのは有効と考えられます。ただし、応募先の風土や業務内容によっては効果的なアピールとならない場合もあるので、見極めることが大切です。本記事では、介護職の面接で笑顔がアピールポイントになる理由や自己PRのコツをご紹介。これから面接に挑戦する介護士さんは必見です。
【介護職向けの自己PR】書き方のポイントや効果的なアピール内容をご紹介
介護職の自己PRで笑顔が有効な3つの理由
介護職の自己PRでは、「笑顔」をアピールすることはある程度有効であると考えられます。利用者さんとのコミュニケーションを大切にする介護職では、笑顔をはじめとする接客スキルが役立ち、ポジティブなイメージを与えられるためです。以下で詳しく解説します。
1.明るい人柄や性格が伝わりやすい
面接の自己PRで笑顔をアピールする人には、明るい人柄や性格がうかがえます。そのため、採用担当者に「いつも笑顔でいてくれそう」「人当たりが良さそう」といった印象を与えられるでしょう。介護の仕事では、入浴介助や排泄介助といった身体的・精神的に負担の掛かることもありますが、笑顔で利用者さんに接することが大切です。「笑顔で大変なことを乗り越えられる」という姿勢をアピールすれば、さらに好印象を与えられるでしょう。
2.コミュニケーション能力に自信がある印象を与えられる
自己PRで笑顔をアピールすると、コミュニケーションに対する自信を持っている印象を与えられます。介護の仕事では、利用者さんやそのご家族とのやり取りだけでなく、介護士さん同士、他職種とのコミュニケーションが欠かせません。立場や考えが違う人同士のやり取りは一定の大変さがあり、常に笑顔でいるのは意外と難しいもの。笑顔の自己PRによってコミュニケーションスキルの高さをイメージしてもらえれば、物事を円滑に進められる資質があることを印象付けられます。
3.職場を明るくしてくれそうなイメージがある
笑顔に関する自己PRは、「職場を明るくしてくれそう」「笑顔で介護に取り組んでくれそう」といった印象を与えるのにも効果的です。介護施設や事業所によっては、「介護業務が淡々としてしまっている」「笑顔で明るい人材を採用して職場のイメージを変えたい」と考えている場合もあるでしょう。介護に関するスキルは経験とともに身につきます。笑顔を教育で身につけるのは難しい面があるので、良いアピール材料になるはずですよ。
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そもそも介護職の自己PRとは
介護職の面接の自己PRとは、自分の経験や強みを応募先の施設や事業所にアピールすることです。「介護経験の有無」「身につけた介護スキル」「仕事で貢献できることは何か」を伝え、採用担当者に入職後のイメージを持ってもらう目的もあります。介護業界に限らず、面接の定番になっている質問なので、必ず押さえておきましょう。
志望動機との違い
志望動機では、「なぜ応募したのか」を具体的にし、応募先や応募職種を志望するに至った理由を説明します。先述したように、自己PRは経歴や強みをメインに伝えるもの。よくある失敗で、「自己PRで志望動機を話してしまった」ということがあるので注意が必要です。自己PRと志望動機それぞれの質問の意図をきちんと理解して、採用担当者に好印象を与えましょう。
介護職の自己PRで見られるポイント
介護職の自己PRで採用担当者が見ているポイントは、「職場の雰囲気とマッチしているか」「業務内容に合ったスキルを持っているか」など、大きく分けて3つ挙げられます。笑顔に関する自己PRの内容を考える前に、採用担当者の視点を確認しておきましょう。
1.職場の雰囲気とマッチしているか
採用担当者は、自己PRから候補者の人柄や性格を判断し、職場の雰囲気とマッチしているかを確認しています。たとえば、アットホームな雰囲気の介護施設であれば、コミュニケーションの機会が多いと予想され、笑顔を強みとする人材との相性が良いと考えることが可能です。一方、金融系や公務員などの堅い仕事では、笑顔よりスキルが重視されることも少なくありません。職場や業務内容によって、求められる資質は異なるので、きちんと見極めるようにしてくださいね。
2.業務内容に合ったスキルを持っているか
募集内容にあったスキルを保有しているかどうかも、自己PRで見られるチェックポイントの一つです。たとえ、レベルの高い専門スキルを身につけていたとしても、介護業務と関連性のないスキルは介護の面接では評価につながりません。自己PRでは、接客経験で身につけた「笑顔」や「コミュニケーションスキル」など、介護の業務内容に合った強みをアピールすることが大切です。
3.介護職として働くやる気や意欲があるか
採用担当者が自己PRから見ている最後のポイントは、「介護職として働くやる気や意欲があるか」です。面接の際、やる気のない人材を採用する担当者はいないでしょう。介護職のスキルや経験が一定水準を満たしていなくても、やる気や意欲があり入社後に成長できそうな人材であれば、採用される可能性はあります。介護スキルが不十分だと感じている人は、笑顔で「これから仕事をどんどん覚える姿勢」をアピールしましょう。
介護職の自己PRは経験の有無で変える
介護職の自己PRは介護の経験の有無でアピールポイントを変えると効果的です。以下で、「介護業界内での転職」と「異業界から介護職未経験での転職」の2パターンのアピールのコツをご紹介します。
介護業界内での転職
介護業界内で転職をする場合は、自己PRで今までの介護経験の役割やそこで身につけたスキルをアピールしましょう。介護職の経験者は、転職後に即戦力となることを求められる傾向があります。採用担当者が応募者の過去の働きぶりをイメージするには、前職(現職)における具体的なエピソードが必要。どのような役割・姿勢で取り組んだのかを明らかにするとともに、転職後に役立つスキルをしっかりアピールしてください。
異業界から介護職未経験での転職
異業界から未経験で介護業界に挑戦する場合は、前職(現職)で培った経験やスキルのなかから転職後に活かせることをアピールしましょう。未経験から介護職に応募する場合、一から介護スキルを身につけていかなければなりません。とはいえ、介護職に必要なコミュニケーションスキルや笑顔で接客するスキルは別の職種でも身につくもの。転職後に役立つスキルをアピールすることで、「未経験でもスムーズに業務を覚えられそうな人材」として評価されるはずですよ。
介護職の面接で効果的な自己PRをするため3つのコツ
ここでは、介護職の面接で効果的な自己PRをするためのコツを3つご紹介します。「自己PRが苦手で何を伝えれば良いか分からない」と不安な方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.自己分析を徹底して行い自分だけの強みを見つける
自己PRの内容を考える前に、まずは自己PRを行い自分の強みを洗い出しましょう。自己PRは就活や転職活動の基本ともいえる作業。自分の過去の経験から、長所や短所、前職で身につけたスキル、価値観を見つけ、アピールできる内容を探していきます。自分だけのアピールポイントが見つかったら、それをエピソード付きで説明できるようにしておくのがコツです。「笑顔」が強みなら、それが具体的に役立ったエピソードを見つけておきましょう。
2.強みである「笑顔」が役立つ場面をイメージする
自己PRのアピールポイントが決まったら、転職後のその強みが役立つ具体的な場面をイメージしてください。前述の、強みを見つけたときのエピソードと照らし合わせて考えてみるとイメージしやすいでしょう。たとえば、「前職では笑顔を心がけていたことで、利用者さんだけでなくスタッフ同士との仲が深まった。転職後も笑顔でいち早く施設に溶け込めると思います」のように、コミュニケーションスキルにつなげるのも方法の一つです。
3.応募先の施設(事業所)で働く意欲が伝わるようにする
自己PRでは、応募先の施設や事業所で働く意欲を伝えられるよう工夫することも大切です。単に、「笑顔で頑張ります」とするだけでは、採用担当者には響かないといえますでしょう。意欲を伝えるときは、「どのように努力するか」「どんなことを成し遂げたいか」といった点を盛り込むのがポイント。「笑顔を武器に、利用者さんから頼りにされる介護職を目指します」のように、転職後の働く姿を連想させる伝え方にするのがおすすめです。
介護職の自己PRで笑顔をアピールする例文
最後に、介護職の自己PRで「笑顔」をアピールする例文をご紹介します。自己PRが苦手な方は、まずは例文を真似て練習をしてみましょう。
介護業界内で転職をする場合の自己PR
「私のモットーは『笑顔を絶やさない介護』です。前職ではオープニングスタッフとしてデイサービスの介護職をしていました。入職当初は、新しい施設だったためか、利用者さん同士のコミュニケーションが活発でなく、何となく暗い印象になりがちでした。そこで、レクリエーションの一環として笑顔体操を行うことを提案しました。すると、利用者さん同士ののコミュニケーションが活発化し、笑顔の大切さを一層感じるようになりました。転職後は、利用者さんに少しでも元気を分けられるよう、笑顔で介護サポートを行いたいと思っています」
異業界から未経験で介護職を目指す場合の自己PR
「私の強みは、常に笑顔でいられることです。前職では営業職をしていましたが、つらいことや仕事でうまくいかないことはたくさんありました。そんなときでも、つねに笑顔を絶やさなかったことで、取引先の方に顔を覚えてもらえ、徐々に会社の個人予算を達成できるようになりました。介護職では、利用者さんに不安を与えないためにも笑顔が大切だと考えます。転職後は、自分の笑顔を利用者さんをはじめスタッフの皆さんにも広げていくとともに、頼りにされる介護士を目指す所存です」
例文で自己PRに慣れたら、自分のオリジナル要素を打ち出した自己PRを考えてみてください。例文をそのまま引用するのは採用のプロに見抜かれてしまうもの。あくまで参考までにとどめ、自分なりの自己PRで採用面接を突破しましょう。
介護職の自己PRについてよくある質問
介護職の自己PRについてよくある質問に回答します。「自己PRで何を書けば良いの?」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
介護職の自己PRの例文が知りたい!
介護職の自己PRは、この記事の「介護職の自己PRで笑顔をアピールする例文」で紹介しています。自己PRでは、自身の強みや長所を、施設の求める人物像とマッチさせることが大切です。自己PRを作成するときは例文を参考にするのも効果的ですが、丸写しにならないように自己分析や企業分析をしっかりして、自分の言葉で語れるようになりましょう。
介護職の自己PRの例文は、「介護職未経験者向けの自己PR例文集!強みをアピールする方法を解説します」の記事でも紹介しているので、あわせてご一読ください。
介護職の自己PRで「長所は笑顔」を言い換えるときは何ていう?
「笑顔」という長所は、「明るい」「親しみやすい」などに言い換えることができます。介護職は人と接することが多い仕事なので、笑顔はアピールする際に有効な長所といえます。そのため、多くの求職者が自己PRで伝えている可能性もあるので、ほかの言葉に言い換えるのも一つの手です。笑顔はあくまで表情の一つなので、笑顔だったからどのような良いことがあったかを自己PRで伝えられるようにしましょう。
自己PRを作成するコツは、この記事の「介護職の面接で効果的な自己PRをするため3つのコツ」で詳しく解説しているので、参考にしながら書いてみてください。
まとめ
介護職の自己PRで「笑顔」をアピールするのは、「人当たりが良さそう」「職場を明るくしてくれそう」などのイメージを与えるため、有効と考えられます。ただし、笑顔をアピールする信念やエピソードがなければ採用担当者に響かないため、伝え方の工夫は必要でしょう。
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