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介護派遣の実態を知ろう!時給や仕事のメリット・デメリットとは?

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この記事のまとめ

「介護派遣ってどんな感じなの?」と気になる方もいるでしょう。介護派遣の特徴は、無資格や未経験から働けること、柔軟な働き方をしやすいことなど。時給が高い傾向にあったり、働きながらスキルアップできたりするのが魅力です。この記事では、介護派遣の働き方や給料の実態を解説します。介護派遣を利用するメリットとデメリット、派遣会社の選び方もまとめました。介護派遣に向いているか知りたい方は、ぜひご覧ください。

介護派遣とは?メリット・デメリットや働くまでの流れ、実際に働いている方の声もご紹介

介護派遣の実態

介護業界は慢性的な人手不足のため、派遣の求人も多数展開されています。介護派遣としての一般的な働き方は、派遣会社に登録し、条件がマッチした介護施設に派遣される形です。この項では、介護派遣の実態を解説します。

未経験でも介護派遣で働ける?

介護派遣は、未経験でも業務に携わることが可能です。経験者よりも時給は低くなりますが、すぐに介護現場で働きたい場合は、無資格・未経験からスタートできます。ただし、勤務先によっては即戦力を求められることも。派遣会社と話し合い、未経験の派遣社員が働きやすい環境の職場を紹介してもらうのがポイントです

介護派遣は気楽に働ける?

介護派遣は、自分のペースで働けるのが強みです。働く時間や日数を派遣会社に交渉できるので、介護職員として無理なく勤務できます。趣味や家庭の時間、体力的な問題など、自身のライフスタイルや希望に合わせられるのが特徴です。

正社員よりも介護派遣の方が良いって本当?

2024年3月に、レバウェル介護(旧 きらケア)が派遣の介護職に行ったアンケートによると、介護派遣の働き方に満足している人は、およそ9割。また、2022年に行った調査によると、介護職全体の満足度は約55%でした。これらの調査は異なる時期・対象に行ったものなので単純比較はできませんが、派遣社員は、介護職のなかでも仕事への満足度が高い雇用形態といえそうです

なお、派遣の介護職の方は、時給が高いことや柔軟な働き方ができること、短期雇用で転職しやすいことなどをメリットに挙げています。

正社員と介護派遣は違う雇用形態なので、一概に「正社員が良い」「派遣社員が良い」と断定はできません。ただ、上記の介護派遣のメリットを魅力的に感じる方は、派遣の働き方に向いている可能性があるでしょう。

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介護派遣の時給の実態

厚生労働省の「令和4年度 労働者派遣事業報告書の集計結果(p.10)」によると、介護サービスに従事している派遣労働者の平均賃金は10,585円(1日8時間)。この金額を時給に換算すると、約1,323円という結果になりました

介護派遣は、交通費の支給がなく、時給を高めに設定している場合もあります。そのため、時給以外に手当の支給があるのかを調べておくことも重要です。また、介護派遣の時給は、働く地域や派遣先によって変わります。平均時給のデータは、あくまで参考値として捉えておきましょう。

介護派遣として時給アップを目指す場合、上位資格の取得や介護経験を重ねることがおすすめです。

介護派遣の働き方

介護派遣の働き方には、主に登録型派遣と紹介予定派遣の2種類があります。それぞれの働き方の違いをチェックしましょう。

登録型派遣

登録型派遣は、派遣会社に登録し、派遣先が決定したら派遣会社と有期雇用契約を結ぶ働き方です。登録型派遣の派遣期間は最長で3年となっており、派遣期間が終了すれば雇用契約も終了します。一般的に「派遣社員」というと、登録型派遣の働き方を指します。

紹介予定派遣

紹介予定派遣は、派遣先の介護事業所で正社員になることを前提として、派遣会社と有期雇用契約を結ぶ働き方です。紹介予定派遣として働くからといって、必ずしも直接雇用になるわけではないため、お試し期間として介護施設で働くことが可能です。契約満了時に、介護施設と派遣社員がそれぞれ検討し、双方の合意のもとで直接雇用が決定します。

介護派遣とパート・アルバイトの違い

派遣社員とパート・アルバイトでは、雇用主が異なります。介護派遣は派遣先の介護事業所で働きますが、雇用契約は派遣会社と結ぶのが特徴です。一方のパート・アルバイトは、勤め先の介護施設と直接雇用契約を結びます。

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介護派遣として働く4つのメリット

下記では、介護派遣として働くメリットを4つご紹介します。介護派遣の魅力を知り、働き方の候補として検討してみてください。

1.時給が高い傾向にある

派遣社員は、ほかの雇用形態よりも時給が高い傾向にあります。先述したように、派遣社員の時給が高い理由の一つは、「交通費が含まれている場合があるから」です。「即戦力の人材を確保できる」「直接雇用に比べて採用にかかるコストが低い」といった事情も、介護派遣の時給に影響しています。派遣とパート・アルバイトで仕事内容に大きな違いはないため、効率良く稼げる介護派遣の働き方を選ぶ方もいます。
また、介護派遣は柔軟な働き方をしやすいので、夜勤専従で働くという給与アップの方法もあるでしょう。

2.無理な残業や夜勤がないので働きやすい

介護派遣は、残業や夜勤が少ない傾向にあります。派遣社員を雇用しているのは派遣会社のため、介護事業所側は契約外の残業や夜勤を任せることができません。介護業務に携わりながらもワーク・ライフ・バランスを整えられるのは、介護派遣の強みです。「残業や夜勤を頼まれると断りづらい…」と感じる方は、派遣会社が間に入ってくれる介護派遣の働き方を選ぶのも良いでしょう。

3.さまざまな介護施設で働ける

介護派遣の働き方なら、さまざまな介護施設の業務を経験できます。複数の介護施設で経験を重ねれば、職場ごとの良い要素を吸収してスキルアップが可能です。介護に関する知識や技術を高めたいと考えている方は、介護派遣としての経験が今後に生きるでしょう。

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4.希望条件に沿った求人を探してもらえる

介護派遣として派遣会社に登録すれば、希望条件に沿った求人を提案してもらえます。派遣会社が条件交渉を行ってくれるので、無理なく働ける勤務先を見つけられるでしょう。応募条件に疑問や不安を感じても、派遣会社の担当者なら相談しやすいこともメリットです。

介護派遣として働く3つのデメリット

介護派遣として働く場合、メリットだけでなくデメリットもあります。以下の内容を参考に、働くイメージを掴みましょう。

1.派遣先の福利厚生やボーナス支給の対象にならない

介護派遣の働き方は、派遣先の福利厚生やボーナスの支給対象にならないのがデメリットです。介護施設独自の福利厚生として、資格取得支援制度や割引優待があったとしても、派遣社員には適用されません。正社員と同じような仕事をしているにもかかわらず、ボーナスを受け取れないと、「モチベーションを保つのが難しい…」と感じるかもしれません。

派遣の方は、派遣会社の福利厚生を利用できます。介護派遣で働く場合は、派遣先ではなく派遣会社の福利厚生を確認しておきましょう。

2.人間関係を構築しづらい

介護派遣は短期的な契約で働くので、人間関係を構築しにくい場合があります。介護施設に在籍している職員によっては、派遣社員が期間満了でいなくなることを考え、深く交流するのを避けることも。また、介護派遣側からしても、すでに人間関係が構築されている職場環境に馴染みづらい可能性があります。

3.管理職を目指すのは難しい

介護派遣は、契約期間が決まっていることや直接雇用ではないことから、管理職を目指すのは難しいといえます。管理職には、「介護施設の特徴や利用者さんの傾向を理解している」「法人の職員として経営や管理業務に携わる」といった役割が求められます。そのため、経験年数を重ねている正社員に声が掛かりやすいようです。施設側は、介護現場の労働力を補うために介護派遣を雇う場合が多いので、介護業務をメインに任されるでしょう。

介護派遣に向いている人

「仕事とプライベートを両立させたい」「人間関係で悩みたくない」「段階的に正社員を目指したい」と考えている方は、介護派遣に向いている可能性が高いでしょう。ここでは、介護派遣に向いている人の特徴を解説します。

仕事とプライベートを両立させたい

先述のとおり、介護派遣は正社員と比較すると残業や夜勤が少ない傾向にあるため、仕事とプライベートを両立させたい人に向いています。仕事を定時に終わらせ、以降の時間をプライベートに当てることで、メリハリのある生活を送ることが可能です。プライベートの時間を確保できれば、仕事に対する集中力やモチベーションアップにもつながります。

人間関係で悩みたくない

介護派遣は1つの職場で長期的に働けず、長くても3年で職場を移るため、人間関係で悩みたくない人に向いている働き方といえます。派遣先の職員と割り切った関係でいられる場合が多く、人間関係が原因で離職することは少ないでしょう

万が一、派遣先で人間関係がうまくいかなかった場合、契約を更新しないという選択もできます。介護派遣は人間関係が複雑になりにくい働き方なので、業務に必要なコミュニケーションさえしっかりと取れていれば、問題が生じる可能性は低いでしょう。

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介護派遣で人間関係に悩んだら?ストレスを軽減できる考え方

段階的に正社員を目指したい

段階的に正社員を目指したい方も、介護派遣に向いています。紹介予定派遣なら、働きながら正社員を目指せる機会があるので、着実なステップアップを実現可能です。実際に介護派遣として働くことで、勤務先の雰囲気を掴めたり、業務内容が自分に合っているかを判断できたりします

介護派遣会社を選ぶ3つのポイント

介護派遣として働く場合、派遣会社を選ぶときにも注意すべき要素があります。派遣会社を選ぶときのポイントを下記にまとめました。

1.介護業界に特化した派遣会社を選ぶ

介護施設で派遣社員として働くなら、介護業界に特化した派遣会社を選ぶことが大切です。業界に詳しいアドバイザーがいれば、派遣先の情報を詳細に教えてもらえます。介護業界ならではの悩みや不安も相談しやすいので、安心して仕事探しを行えるでしょう。

2.求人が豊富な派遣会社を探す

介護派遣を利用する際は、自分の希望条件に合った求人が多そうな派遣会社を選択しましょう。求人をどれくらいの数用意しているか、希望の勤務地に対応しているかなどがチェックポイントです。また、非公開求人を取り揃えている派遣会社なら、好条件の派遣先が見つかるかもしれません。

3.人材紹介の実績を確認する

派遣会社を選ぶときは、人材を紹介した実績を確認しましょう。実績を積んでいる派遣会社には、ノウハウや派遣先との関係性があるため、安心して利用できます。「実際に多くの人が介護派遣として活躍している」「介護派遣として長く働いている人がいる」といった情報が掴めれば、働きやすい派遣先を取り揃えていると判断できます。実績のある派遣会社なら、資格取得支援制度や各種研修、制度が充実していることも多く、働きながらスキルアップを目指せるでしょう。

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介護派遣についてよくある質問

ここでは、介護派遣についてよくある質問に回答します。「介護派遣として働こうか悩んでいる…」という方は、ぜひご覧ください。

介護派遣って使えない人って思われるの?

人手不足の介護事業所では、即戦力の人材を求めて介護派遣を利用することも少なくありません。施設側の求めるレベルに対してスキルが不十分な場合、派遣社員が「使えない」と思われてしまうことも考えられます。また、介護派遣は残業を行わないことが多いため、残業をしている正社員に不満を持たれてしまう可能性もあります。介護派遣として働くか迷っている方は、「介護施設で「使えない派遣」と言われるのはどんな人?働く際の注意点も解説」の記事もチェックしてみてください。

介護派遣で即戦力になれるのはどんな人?

介護派遣で即戦力になれるのは、介護の知識やスキルが身についている方や、コミュニケーション能力が優れている方です。介護福祉士など、介護の専門的な資格を保有している方は、どのような職場でも活躍できるでしょう。また、介護職は人と接することが多い仕事なので、コミュニケーション能力が求められます。介護派遣は、定期的に職場が変わるので、すぐに利用者さんや介護職員と打ち解けられる方は、即戦力になれるでしょう。

まとめ

介護派遣には、「未経験でも働ける」「自分のペースで仕事ができる」「時給が高い傾向にある」といったメリットがあります。派遣会社を利用すれば、自分の希望条件に合った求人を探してもらえるでしょう。介護派遣として働くときは、介護業界に特化した派遣会社の活用がおすすめです。

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