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介護福祉士とはわかりやすくいうとどんな資格?取得方法や試験概要を解説!

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この記事のまとめ

「介護福祉士とはどんな資格なの?」と気になる方もいるのではないでしょうか?介護福祉士とは、介護のスキルを証明する国家資格です。介護福祉士の資格を保有する人のことを「介護福祉士」と呼びます。この記事では、介護福祉士の定義や資格取得の方法を解説。介護福祉士国家試験の概要や、資格を取得するメリットもまとめました。仕事内容や活躍できる職場にも触れているので、ぜひ参考にしてくださいね。

介護業界で働く職種一覧!仕事内容から必要な資格までご紹介

介護福祉士とはわかりやすくいうとどんな資格?

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介護福祉士とは、介護に関する幅広い知識や技術があることを証明する、介護分野で唯一の国家資格です。介護業界に数ある資格のなかでも比較的上位に位置する介護福祉士は、キャリアの目標にする人も少なくありません。

介護福祉士は、介護福祉士国家試験に合格し、資格登録を行うことで取得可能です。更新制度がないため、一度取得すれば一生使えます。介護ニーズは高まっているという統計があるため、介護福祉士は今後も需要が見込まれる、将来性のある資格です。

介護福祉士の法律上の定義

介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法第2条第2項」において、以下のように定義されています。

この法律において「介護福祉士」とは、第四十二条第一項の登録を受け、介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護(喀痰吸引その他のその者が日常生活を営むのに必要な行為であつて、医師の指示の下に行われるもの(厚生労働省令で定めるものに限る。以下「喀痰吸引等」という。)を含む。)を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うこと(以下「介護等」という。)を業とする者をいう。

引用:e-Gov法令検索「社会福祉士及び介護福祉士法

つまり、介護福祉士は、日常生活上の支援を必要とする方に介護サービスを提供する「介護のプロフェッショナル」といえます。介護職員を指導したり、介護が必要な方のご家族に助言を行ったりするのも業務の一環です。

介護福祉士と介護士の違い

介護士と介護福祉士の一番大きな違いは、資格の有無です。介護士も介護福祉士も、身体介護や生活援助で利用者さんの生活をサポートする点は共通しています。しかし、「介護福祉士」を名乗れるのは、介護福祉士国家資格を持つ方だけです。

介護福祉士は、高い専門性を活かしてより高度な業務にも携わります。たとえば、介護現場のリーダーとしてスタッフをまとめたり、介護職の教育を担当したりするのも仕事内容です。介護の現場で、介護サービスの質が良くなるよう働きかけるのが介護福祉士の役割といえます

介護福祉士の役割は、「介護福祉士に求められる役割とは?資格や専門性は仕事にどう活きる?」の記事で解説しています。

介護士と介護福祉士の違いを詳しく知りたい方は、「介護福祉士と介護士の違いを解説!仕事内容や必要な資格、給料を徹底比較」をご覧ください。

そのほか、ケアマネジャーと介護福祉士の違いは、「ケアマネと介護福祉士の違いは?受験資格や仕事内容を比較!」の記事で解説。社会福祉士との違いは、「介護福祉士と社会福祉士の違いとは?仕事内容や資格について解説!」でご紹介しています。

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介護福祉士資格は需要があるの?

介護福祉士は、今後も需要のある資格です

厚生労働省の「介護分野の最近の動向について(p.4)」によると、要介護・要支援認定者は、2010年度末の506万人から、2020年度末には682万人に増加しています。超高齢社会の日本で、高齢者のQOL(生活の質)を重視した介護を行うには、介護や福祉の専門知識が必要不可欠です。

介護福祉士の資格があれば、高度な知識と技術をもとに、一人ひとりの利用者さんにとって最適な介護を提供し、周囲の指導も行うことができます。

介護福祉士国家資格を取得するメリット

介護福祉士国家資格を取得すると、スキルが身についたり給与が上がったりするメリットがあります。介護の仕事をしている方や興味がある方は、介護福祉士になるメリットを確認しておきましょう。

介護・福祉の専門知識やスキルが身につく

介護福祉士国家試験の受験資格を得たり、試験に合格したりするためには学習が必要なので、資格を取得する過程で介護に関する専門的な知識やスキルを習得できます

レバウェル介護(旧 きらケア)が介護福祉士を取得した方を対象に行ったアンケートでは、以下のような声がありました。

専門的な技術を身につけることで、気持ちの面でも余裕が生まれ、確信を持ってケアにあたれるようになりました。

理論を知ったうえで介護ができるようになりました。周囲からの信頼が厚くなりました。

介護福祉士を取得すると、自分の介護に自信がついたり、周囲からの信頼が厚くなったりするメリットがあるようです

給料が上がる

介護福祉士の平均給与は、無資格の介護職員よりも高くなっています。
厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.157)」によると、常勤・月給で働く介護職員の、保有資格別の平均給与は以下のとおりです。なお、平均給与には、基本給だけではなく手当や賞与も含まれます。

保有資格平均給与
介護職員全体31万7,540円
介護支援専門員(ケアマネジャー)37万6,770円
社会福祉士35万120円
介護福祉士33万1,080円
介護福祉士実務者研修30万2,430円
介護職員初任者研修30万240円
無資格26万8,680円

参考:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.157)

介護福祉士を取得すると、資格手当や処遇改善手当が増える傾向にあるので、平均給与が高くなるようです。介護福祉士の平均給与は、無資格より約6万円、実務者研修修了者より約3万円高いという結果でした。介護職員の方は、資格を取得することで待遇が改善する可能性があるでしょう

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キャリアアップのチャンスが広がる

介護福祉士を取得すると、できる業務の幅が広がります。責任ある仕事を任される機会が増えるため、将来的に管理職やサービス提供責任者に抜擢される可能性も高まるでしょう
介護福祉士のキャリアアップについては、「介護福祉士のキャリアアップ方法をご紹介!資格や経験を活かせる職種は?」の記事も参考にしてみてください。

介護福祉士の資格があると、介護現場で昇進する以外にもキャリアの選択肢が広がります。「介護福祉士の資格があれば現場以外の仕事ができる?経験の活かし方を解説!」の記事では、介護福祉士がスキルを活かして活躍できる仕事をご紹介しています。

転職や就職で有利に働く可能性がある

介護福祉士を取得すると、介護の専門的な知識・技術があることを証明できるため、即戦力として評価されます。転職活動に有利になることも、資格取得のメリットです。
「65歳と高齢者になった現在においても仕事に困ることがない」と話す介護福祉士の方もいます。家族の事情やライフステージの変化によって転職する可能性もあるので、介護業界で長く働きたい場合は、取得を目指すのがおすすめです。

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介護福祉士資格を取得する方法

介護福祉士の資格を取得する流れは、「受験資格を満たす」「試験に申し込む」「試験に合格する」「資格登録をする」です。以下の4つの受験ルートのいずれかで介護福祉士を目指します。

介護福祉士になる方法の画像

ここでは、介護福祉士を目指す方向けに資格の取得方法をご紹介します。「介護福祉士になるにはどうしたら良いの?」と疑問に思っている方は確認してみてくださいね。

介護福祉士の受験資格を満たす

介護福祉士になるには、介護福祉士国家試験への合格が必要です。介護福祉士国家試験には受験資格が定められているため、誰でも申し込めるわけではありません。介護福祉士の受験資格を得るルートは、以下の4通りあります。

実務経験ルート

「介護福祉士実務者研修の修了」と「介護業務等の実務経験3年以上かつ従事日数540日以上」の2つの条件を満たすことで、介護福祉士の受験資格を得られます。働きながら資格を取得する場合、この実務経験ルートを選ぶ方が多いようです。

実務者研修については「介護福祉士実務者研修とは?資格取得のメリットや初任者研修との違いを解説」の記事で解説しているので、ぜひご一読ください。

▶実務者研修を受けられるスクール情報

養成施設ルート

介護福祉士養成施設を卒業することで受験資格を得るルートもあります。介護福祉士を目指す学生の方や、集中して資格取得に取り組みたい方は、この養成施設ルートも視野に入れてみましょう。なお、必要な通学期間は学歴によって異なります。

福祉系高校ルート

福祉系の高校を卒業することで、介護福祉士国家試験を受験するルートもあります。介護福祉士を目指す中学生以下の方は、この福祉系高校ルートも選択肢に入れると良いかもしれません。

経済連携協定(EPA)ルート

経済連携協定(EPA)に基づいて日本で働く外国人が対象となるのが、経済連携協定(EPA)ルートです。

介護福祉士の受験資格を得るそれぞれのルートについては、「介護福祉士の受験資格を得るルートを解説!必要な実務経験や試験概要は?」で解説しているので、取得を目指す方はあわせてご覧ください。

介護福祉士国家試験に申し込む

受験資格を満たしたら、介護福祉士国家試験の申し込み手続きを行いましょう。受験申し込みの時期は、例年8月上旬~9月上旬ごろです。試験が実施される年の3月31日までに受験資格を満たす見込みがある方も、申し込みができます

介護福祉士国家試験に合格する

介護福祉士国家試験は、例年1月下旬ごろに行われます。合格発表は、例年3月下旬ごろです。

介護福祉士の資格登録をする

介護福祉士として働くためには、試験合格後に資格登録をする必要があります。登録手続きの流れや必要なものは、「介護福祉士試験に合格したら資格登録が必須!流れや必要書類をご紹介!」にまとめているので、気になる方はチェックしてみてください。

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介護福祉士国家試験の概要

ここでは、介護福祉士国家試験の日程や受験費用、難易度などを解説します。勉強法にも触れているので、ぜひ受験の参考にしてください。

試験日程・場所

第37回介護福祉士国家試験は、2025年1月26日(日曜日)に行われました。

試験地は、下記の35都道府県です。

北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

試験を受ける都道府県は、受験申し込みの際に選べます。

なお、2026年に実施される第38回試験の情報は6月ごろに公表されるようです。8~9月が申し込み期間となる予定なので、試験を受ける方は最新情報を確認しておきましょう。

試験内容

介護福祉士国家試験は、五肢択一のマークシート方式による筆記試験(全125問)です。午前と午後の2部構成で行われます。

公益財団法人社会福祉振興・試験センターの「[介護福祉士国家試験] 試験概要」によると、試験科目は以下の13科目です。

  • 人間の尊厳と自立
  • 人間関係とコミュニケーション
  • 社会の理解
  • 介護の基本
  • コミュニケーション技術
  • 生活支援技術
  • 介護過程
  • こころとからだのしくみ
  • 発達と老化の理解
  • 認知症の理解
  • 障害の理解
  • 医療的ケア
  • 総合問題

同センターの「試験科目別出題基準」によると、「総合問題」を除く12科目は、さらに大項目・中項目・小項目に分かれています。

試験では、介護保険制度や福祉関連の制度・法律、事例問題など、介護の仕事に関する専門知識が幅広く問われるようです。

なお、2025年(第37回)から実技試験は完全に廃止され、現在は筆記試験のみ実施されています。

出典
公益財団法人社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験」(2025年2月3日)
公益財団法人社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]出題基準」(2025年2月3日)
厚生労働省「介護福祉士国家試験パート合格の導入に関する検討会(第1回)配付資料」(2025年2月3日)

試験の費用

2025年に実施された介護福祉士国家試験の受験手数料は、1万8,380円でした。資格登録には、登録免許税9,000円と登録手数料3,320円の計1万2,320円かかります。

また、受験資格を得るためには、通学などの費用がかかるでしょう。職場の資格取得支援制度や、自治体の補助金などで費用負担を減らせることもあるので、調べておくのがおすすめです

介護福祉士の資格取得にかかる費用は?受験料や実務者研修の受講料金を解説」では、受験資格ルート別に、介護福祉士の取得に必要な費用総額を解説しています。

出典
公益財団法人社会福祉振興・試験センター「[資格登録]初めて登録申請を行なう方の登録手続き」(2025年2月3日)

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試験の難易度・合格率

厚生労働省の「介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移」によると、第32~36回介護福祉士国家試験の合格率は以下のとおりです。

介護福祉国家試験の合格率の推移のグラフ画像

2024年に実施された第36回介護福祉士国家試験は、受験者数7万4,595名、合格者数6万1,747名で、合格率は82.8%でした。直近2年間は合格率が80%を超えており、多くの方が資格を取得していると分かります

また、2026年に実施される第38回試験からは、不合格になった場合に再受験しやすいように「パート合格制度」が導入される予定です。パート合格については、「介護福祉士のパート合格とは?受験の仕組みは?試験科目や合格基準をご紹介」で詳しく説明しているので、気になる方はチェックしてみてください。

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おすすめの勉強法

レバウェル介護(旧 きらケア)では、介護福祉士の方に、試験のために実践した勉強方法を調査しました。結果は以下のとおりです。

おススメの勉強法の画像

介護福祉士国家試験の対策として、問題集や過去問、参考書、模試を活用する方が多いようです。スクールに通って講座を受ける方もいます。

独学、通信、通学など、勉強法もさまざま。独学のメリットは自分のペースで勉強できることで、通学のメリットは効率的に学習できる環境があることです。自身の性格や学習スタイルを踏まえて、勉強方法を選ぶと良いでしょう。
それぞれの学習方法のメリット・デメリットをまとめた「介護福祉士国家試験の勉強方法とは?効率の良い受験対策と合格するコツ」の記事も参考にしてくださいね。

なお、過去問は、公益財団法人社会福祉振興・試験センターの「[介護福祉士国家試験]過去の試験問題」から確認できます。

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介護福祉士として働くやりがい

キャリアパスとは、特定の役職や職位に就くうえで必要なキャリア・資格を示した道筋のことです。介護福祉士は、介護職の一般的なキャリアパスに位置づけられています

介護職のキャリアパスの画像

まず「介護職員初任者研修」で介護の基礎を学び、次に実践的なスキルが身につく「介護福祉士実務者研修」を取得。その後、国家資格である「介護福祉士」の取得を目指すのが、介護職員の代表的なキャリアパスの一つです。

介護福祉士を取得した後は、管理職の道に進む方もいれば、認定介護福祉士やケアマネジャーを目指す方もいて、さまざまなキャリアの選択肢があります。

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介護福祉士の仕事内容

ここでは、介護福祉士の仕事内容を解説します。「資格を取得したらどんな業務を担当するの?」と気になっている方は参考にしてくださいね。

現場の介護業務

介護福祉士は、支援を必要とする利用者さんの生活をサポートするために、介護業務を行います。介護業務は、食事や排泄、入浴などの介助といった身体介護から、掃除・洗濯・買い物などを行う生活援助までさまざまです。

介護福祉士の資格を取得すると、老化や認知症、障がいなどについての知識が身につくため、根拠のあるケアが行えます

相談対応・アドバイス

利用者さん本人やご家族からの相談に対応するのも、介護福祉士の仕事内容です。利用者さんは、「自分で歩けなくなって情けない」「排泄までお世話になって恥ずかしい」といったネガティブな発言をする場合もあるので、気持ちに寄り添った声掛けをすることが重要になります。ご家族からは、介護保険サービスの利用や、ケアの方法についてなどの相談を受けることがあるでしょう。

必要に応じてアドバイスをしたり、ケアマネジャーや医療職と連携したりして、利用者さんの生活課題の解決に取り組みます。

マネジメント業務・教育

介護職員のリーダーとして現場のチームをまとめるのも、介護福祉士の大切な仕事です。職員に教育や助言を行うことで、誰が対応しても同じように良質な介護サービスを提供できるようになります。

介護福祉士は、訪問介護事業所で利用者さんを受け持つ「サービス提供責任者」や介護施設の管理職などの役職に就いて、管理業務を担うことも少なくありません。

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介護福祉士が活躍する職場

介護福祉士は、介護施設や介護事業所だけではなく、障害者支援施設や医療現場などでも幅広く活躍しています。主な職場を以下にまとめました。

  • 特別養護老人ホーム(特養)
  • 介護老人保健施設(老健)
  • 有料老人ホーム
  • グループホーム
  • デイサービス
  • 訪問介護事業所
  • 障害者支援施設
  • 病院

自宅で介護サービスを利用する人や、施設で暮らす人、病院で医療を受けている人など、さまざまな方の生活を支援しています

介護福祉士の職場について詳しく知りたい方は、「介護福祉士の働く場所は?現場以外の就職先を含めて解説」の記事で、それぞれ仕事の違いをチェックしてみてくださいね。

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介護福祉士についてよくある質問

ここでは、介護福祉士についてよくある質問に回答します。「自分も介護福祉士になれるの?」「資格を取得したらどれくらい稼げるの?」と気になる方は、チェックしてみてください。

介護福祉士を取るのは簡単すぎるって本当ですか?

「介護福祉士を取得するのは簡単すぎる」と感じるかどうかは人それぞれでしょう。「簡単すぎる」と感じる理由として、試験の合格率が高いことや、養成施設の卒業が必須ではないことが挙げられます。一方で、働きながら取得を目指す場合は最短でも3年の実務経験が必要で、仕事と勉強を両立させなくてはならないため、「難しい」という意見もあるようです。
詳細は、「介護福祉士は簡単すぎって本当?合格率や受験資格から取得の難易度を解説」の記事で解説しているので、あわせてご一読ください。

働きながら介護福祉士を取得することはできますか?

介護福祉士は、社会人として働きながら取得する人も多い資格です。無資格の方が介護福祉士を目指す場合、働きながら最短3年で取得可能。介護職として実務経験を積みつつ、介護福祉士実務者研修を取得することで、介護福祉士の受験資格を得られます。
介護・福祉業界で働きながら介護福祉士を目指したい方は、「社会人として働きながら介護福祉士になるには?資格取得のルートを解説!」もご参照ください。

介護福祉士の年収はいくらですか?

厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.157)」によると、介護福祉士の平均給与は33万1,080円でした。月収に12を掛けて介護福祉士の平均年収を算出すると、およそ397万円となります。なお、ご紹介した給与はあくまで平均値です。介護福祉士として働く方は多く、一般の職員から管理者までさまざまな立場の方がいるので、給与にはばらつきがあります。また、地域によっても給与水準は異なるでしょう。

「自分の年収が平均と比べて高いのか低いのか気になる」という方は、転職エージェントのレバウェル介護(旧 きらケア)に聞いてみるのがおすすめです。介護業界に詳しいキャリアアドバイザーから、転職で給与が上がるのかを教えることもできますよ。

厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.157)」によると、介護福祉士の平均給与は33万1,080円でした。月収に12を掛けて介護福祉士の平均年収を算出すると、およそ397万円となります。なお、ご紹介した給与はあくまで平均値です。介護福祉士として働く方は多く、一般の職員から管理者までさまざまな立場の方がいるので、給与にはばらつきがあります。また、地域によっても給与水準は異なるでしょう。

「自分の年収が平均と比べて高いのか低いのか気になる」という方は、転職エージェントのレバウェル介護(旧 きらケア)に聞いてみるのがおすすめです。介護業界に詳しいキャリアアドバイザーから、転職で給与が上がるのかをお伝えすることもできますよ。

介護福祉士は中卒でも合格できますか?

介護福祉士を実務経験ルートで受験する場合、学歴は問われません。そのため、最終学歴が中学校卒業の方も、実務者研修の修了と実務経験3年という要件を満たせば、介護福祉士国家試験を受験できます。筆記試験は、介護保険制度や疾病の知識などを問われる専門的な内容です。実務経験ルートで受験する方は、参考書や問題集を活用して計画的に勉強しましょう。
中卒から介護福祉士を目指せる!なり方や受験資格を分かりやすく解説」の記事もあわせて参考にしてみてくださいね。

まとめ

介護福祉士とは、介護に関する幅広いスキルがあることを証明する国家資格です。介護福祉士の資格を保有する人のことを「介護福祉士」と呼びます。無資格の方も介護士として働けますが、介護福祉士を名乗って仕事をするには資格が必須です。

介護福祉士国家資格を取得すれば、介護の専門知識が身についたり、給与アップにつながったりするメリットがあります。受験資格を満たして国家試験に合格し、資格登録を行うと、介護福祉士として働くことが可能です。

介護福祉士の仕事内容は、介護業務や相談対応、職員のマネジメントなど。利用者さんが質の高い介護サービスを受けられるよう、介護業務の管理を行う役割があります。介護施設・介護事業所のほかに、障害者支援施設や病院も、介護福祉士が活躍できる職場です。
「介護福祉士を目指したい」「介護の仕事について詳しく教えてほしい」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)をご利用ください。働きながら介護福祉士を目指しやすい「資格取得支援のある求人」や、教育制度が充実している「未経験可の求人」「無資格OKの求人」など、多様な介護求人を取り揃えています。
アドバイザーが丁寧にヒアリングを行うので、あなたの希望条件に合った転職先をご紹介可能です。レバウェル介護(旧 きらケア)のサービスは無料なので、介護業界への転職をお考えの方は気軽にご相談ください!

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