
この記事のまとめ
- 看護助手派遣として働くには、派遣会社に登録しアドバイザーとの面談をする
- 派遣会社の選び方が分からないときは、求人数や福利厚生を確認しよう
- 看護助手派遣に向いているのは、仕事とプライベートを両立させたい人など
看護助手派遣になるには、まず派遣会社に登録する必要がありますが、「派遣会社への登録の仕方が分からない」という方も多いようです。本記事では、派遣会社に登録する基本的な流れを解説。さらに、「どの派遣会社が良いのか分からない」という方に向けて、派遣会社の選び方のポイントを説明しています。看護助手派遣への転職を検討する際に、参考にしてみてください。
介護派遣とは?メリット・デメリットや働くまでの流れ、実際に働いている方の声もご紹介病院やクリニックで看護助手派遣として働くには?
病院やクリニックで看護助手派遣として働くには、派遣会社に登録して雇用契約を結びます。派遣会社によって多少異なりますが、下記が派遣会社への登録から業務開始までの一般的な流れです。
- 1.派遣会社に登録する
- 2.担当アドバイザーによるカウンセリングを受ける
- 3.派遣先の病院を決める
- 4.職場見学へ行く
- 5.派遣会社と雇用契約を結ぶ
- 6.派遣先の病院で勤務をする
以下の見出しで、それぞれについて解説します。
1.派遣会社に登録する
まずは、派遣会社のWebサイトから仮登録を行います。氏名や電話番号、経歴、保有資格、希望条件などを入力していきましょう。Web上での登録が完了すると、派遣会社から連絡が来るので、アドバイザーの案内に沿って本登録へと進みます。
本登録は、派遣会社や派遣登録会に出向き、制度や規定の説明と同時に行うのが基本です。「派遣会社・派遣登録会まで出向くのが大変」という場合は、電話からできることもあるので、本登録までの流れを確認してから仮登録を行うと良いでしょう。
2.担当アドバイザーによるカウンセリングを受ける
本登録が完了したら、担当アドバイザーからのカウンセリングを受けます。カウンセリングは、電話や面談、オンライン面談で行うのが一般的です。業務内容や時給、土日休みなどの希望条件があれば、アドバイザーにしっかり伝えましょう。
3.派遣先の病院を決める
カウンセリング結果から、アドバイザーがあなたに合った看護助手の派遣求人をピックアップして紹介してくれます。気になる求人があったら、アドバイザーに伝えましょう。
4.職場見学へ行く
希望に合った求人が見つかったら、アドバイザーと一緒に職場見学へ行きます。業務内容や職員の雰囲気などを直接見て確認してから契約に進めるので安心です。仕事内容などで不明点があれば、職場見学中に質問しておきましょう。
5.派遣会社と雇用契約を結ぶ
働きたい病院が決まったら、派遣会社と雇用契約を結び、いつから出勤するのかなどを決めます。人によってさまざまですが、登録から就業までは1週間から1ヶ月ほどかかることを見込んで動いた方が良いでしょう。
「すぐにでも働きたい」「退職に合わせて○ヶ月後から働きたい」などがある場合、最初に伝えておくと、希望に合わせてサポートしてもらえます。
6.派遣先の病院で勤務をする
派遣会社との契約手続きが終わったら、派遣先の病院で勤務を開始します。もし、派遣先で困ったことがあれば、いつでも担当者に相談できるので安心です。
レバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)では、介護派遣だけではなく、看護助手派遣の求人も紹介しています。介護や看護業界に特化した派遣会社なので、看護助手派遣の求人が多数。無資格・未経験OKの求人も多く、さまざまな選択肢から職場を選べます。レバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)への登録の流れは、「レバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)に登録する流れとは?メリットと向いている人もご紹介!」の記事をご覧ください。
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看護助手が派遣会社を選ぶときのチェックポイント
「看護助手派遣として働きたいけど、どの派遣会社を選んだら良いのか分からない」という方も多いはず。ここでは、派遣会社を選ぶときのポイントを解説します。
求人数が多いか
「どうやって派遣会社を選べば良いのか分からない」という方は、まず求人数を確認してみましょう。求人数が多ければ、仕事内容や勤務時間、時給などの希望する条件に合った求人が見つかりやすくなります。
もし、徒歩で通勤できる職場を探しているのであれば、規模や求人数ではなく地域に密着した派遣会社を選ぶのも良いでしょう。
福利厚生が整っているか
派遣社員が利用できる福利厚生は、病院ではなく派遣会社の制度になります。そのため、派遣会社の福利厚生も確認しておきましょう。
派遣会社の福利厚生は、社会保険や有給休暇といった法的に義務付けられたものはもちろん。交通費支給や資格取得支援、レジャー施設の優待利用など、法定外の福利厚生も比較材料になります。派遣社員が受けられる福利厚生の種類については、「介護派遣で福利厚生は受けられる?条件は何?」の記事も参考にしてみてください。
業界に特化しているか
看護助手派遣に強い派遣会社を選ぶのも、ポイントの一つです。看護・介護分野に特化した派遣会社なら、看護助手求人が豊富で、看護助手として働きたい人へのフォロー体制が整っています。
また、希望する業界に特化した派遣会社は、その分野に詳しいアドバイザーが担当してくれるのも魅力です。スキルや経歴、希望条件を考慮したうえで、あなたに合った求人を提案してくれるでしょう。レバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)は、看護助手の求人も扱っている、看護・介護業界に特化した派遣会社です。利用・登録は無料なので、ぜひご活用くださいね。
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看護助手派遣の給与
厚生労働省の「令和4年度 労働者派遣事業報告書の集計結果(速報)(p.10)」によると、看護助手を含む「保健医療サービス職業従事者」として働く派遣社員の平均賃金は、10,503円です。これは、1日(8時間)の金額なので、時給にすると1,312円になります(小数点以下切り捨て)。無期雇用派遣は10,456円、有期雇用派遣(登録型派遣)は10,477円で、派遣の雇用形態による違いは少ないようです。なお、これらは看護助手派遣のみのデータではなく、歯科助手やあん摩助手、はり師助手など、保健医療サービス職業従事者全体の派遣社員の平均賃金なので、参考程度にご覧ください。
出典
厚生労働省「令和4年度 労働者派遣事業報告書の集計結果(速報)」(2024年5月21日)
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看護助手の仕事内容
看護助手は医療行為を行えないので、看護師のサポートや患者さんの身の回りの世話が、主な仕事内容です。
看護師のサポート
看護師のサポートとしては、次のような業務を行います。
- 医療器具の消毒や滅菌
- 備品管理
- カルテの整理
- 診察室や検査室への案内
看護助手は、医療器具の消毒や備品管理などを行い、医師や看護師がスムーズに医療を提供できる環境を整えます。
患者さんの身の回りの世話
看護助手は、医療職の指示を受けながら、患者さんの療養生活のサポートも行います。
- 病室の清掃
- シーツ交換
- 身体介護
- 移動・移乗介助
- 排泄介助
- 入浴介助
介護経験や介護職員初任者研修の資格があれば、派遣先で看護助手として活躍できるはずです。身体介護を行う際は、患者さんの持病や障がいに配慮する必要があるので、医療職に注意点を確認しておきましょう。
なお、勤務する病院や病棟、診療科によって、看護助手の仕事内容は大きく異なります。ミスマッチを防ぐためにも、事前にしっかり調べておきましょう。
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看護助手派遣に向いている人
看護助手派遣に向いているのは、「仕事とプライベートを両立させたい人」「さまざまな職場で経験を積みたい人」「介護経験がある人」です。下記で詳しく説明するので、看護助手派遣で働くか迷っている方は、参考にしてみてください。
仕事とプライベートを両立させたい人
看護助手派遣は勤務時間や勤務日数、業務内容、日勤のみなどの希望条件に合わせて求人を探せます。正職員と比べて勤務時間が固定されておらず、ライフスタイルに合わせてシフトを決められるので、仕事とプライベートを両立をさせたい方に向いているでしょう。家庭の事情で「夜勤ができない」「残業ができない」という方も、働きやすい求人を見つけられるはずです。
また、長期派遣だけでなく短期派遣の求人もあるので、パートナーの転勤に合わせたり、転職の繋ぎとしたりと、柔軟な働き方ができます。
さまざまな職場で経験を積みたい人
看護助手派遣が同じ職場で働けるのは、原則3年です。1つの職場で経験を積むよりも定期的に職場を変えて経験を積んでいきたい方は、看護助手派遣に向いているでしょう。
また、正職員の看護助手の場合は異動希望が通らないことがありますが、派遣は応募時に勤務地や仕事内容を選べるので、希望するスキルを身につけやすいといえます。
介護職の経験がある人
患者さんの介助業務がメインの病院・病棟であれば、介護職の経験が活かせます。介護業務に慣れていれば、頼りにされるでしょう。カウンセリング時に介護職の経験があることを伝えておけば、介護スキルが活かせる職場を提案してくれるはずです。
また、介護スキルがある人を積極的に募集している求人もあるので、介護職としての経験があれば、選択肢が広がるでしょう。
上記では、看護助手派遣に向いている人の傾向を紹介しましたが、当てはまらないからといって向いていないとは限りません。看護助手派遣は始めやすい仕事なので、興味がある方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。看護助手の適性については、「看護助手に向いている人とは?向いていない人の特徴や仕事のやりがいも解説」の記事でも解説しています。
看護助手派遣についてよくある質問
ここでは、看護助手派遣についてよくある質問を紹介します。「看護助手の派遣は禁止されているの?」「看護助手はどのくらいの期間働ける?」という疑問がある方は、チェックしてみてください。
看護助手の派遣は禁止されていませんか?
看護師の派遣先は派遣労働法によって制限されていますが、看護助手の派遣には制限が設けられていません。そのため、派遣の看護助手として働くことは可能です。看護助手が働ける派遣先は、病院やクリニック、検診・健診センターなどがあります。「○○のお仕事に携わりたい」といった希望がある方は、レバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)にご相談ください。あなたのスキルや希望条件に合わせた派遣先をご提案いたします。
看護助手派遣が同じ職場で働ける期間はどのくらい?
派遣社員が同じ派遣先で働ける期間は、原則3年までです。3年経過後も同じ職場で働きたい場合は、派遣先と雇用契約を結ぶか、無期雇用派遣社員への切り替えが必要です。看護助手の派遣は、登録型のほかに、「紹介予定派遣」という働き方もあります。「紹介予定派遣」とは、看護助手派遣として最長6ヶ月勤めたのち、派遣先と直接雇用契約を結ぶ働き方です。看護助手として派遣された後に、派遣社員と派遣先の合意のもとで雇用契約を結ぶので、同じ職場で長期間にわたって働けます。看護助手の契約制限については「派遣法の3年ルールとはどんな制度?対象者や例外、契約延長の方法を解説!」の記事を参考にしてみてください。
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まとめ
看護助手派遣になるには、まず派遣会社への登録が必要です。次に、アドバイザーに勤務時間や休み、仕事内容などの希望を伝えて派遣先を紹介してもらいます。希望条件に合った求人があれば職場見学を行い、派遣会社と雇用契約を結んだら、派遣先の病院で看護助手派遣として就労する、というのが基本的な流れです。
看護助手派遣は、看護師の補助や患者さんの身の回りの世話が主な仕事。とはいえ、派遣先によって業務内容は異なります。契約前に業務内容を十分に調べないと、「思っていた仕事と違う」といったミスマッチに繋がってしまうこともあるかもしれません。
レバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)は、派遣紹介先から、実際に働いている人の情報を集めているので、業務内容はもちろん、人間関係などの詳しい情報の提供も可能です。また、スキルや経験を把握したうえで求人の提案をするので、経験が浅い・ブランクあるといった方も安心して働き始められます。レバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)には、看護助手派遣の求人が多数あるので、気軽にお問い合わせください。
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