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介護士さんの勤務時間はどれくらい?1日の仕事内容や夜勤の特徴も解説!

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介護士勤務時間に対する記事のメイン画像

この記事のまとめ

介護士さんの勤務時間は、入居施設やデイサービス、訪問介護事業所などによって異なります。施設形態によっては夜勤が含まれるので、自分の実現したい働き方に合った求人を見つけることが重要です。この記事では、介護士さんの勤務時間や1日のスケジュール例、働き方、夜勤について詳しく解説。これから介護業界へ就職・転職しようと考えている方は、ぜひご一読ください。

介護士ってどんなお仕事?仕事内容や働き方、必要な資格、給与などを解説

【施設別】介護士さんの勤務時間

介護士さんの勤務時間は、施設形態によって異なります。施設形態ごとの勤務時間は以下のとおりです。

入居施設の場合

入居施設の場合は、勤務時間に夜勤が含まれるのが基本です。勤務時間は、下記の例のように、シフトごとに区切られています。

  • 早番:午前7時~午後4時
  • 日勤:午前9時~午後6時
  • 遅番:午前11時~午後8時
  • 夜勤:午後5時30分~翌午前8時30分

また、入居施設は2交代制勤務・3交代勤務・4交代制勤務のいずれかに分かれるのが一般的です。勤務時間が分かれている理由は、職場の人員配置や忙しい時間帯に人材を確保しておくためといえます。

デイサービス・訪問介護事業所の場合

デイサービスや訪問介護事業所は、基本的に日勤のみで、勤務時間は午前9時~午後6時前後です。実働8時間で休憩時間は1時間となっています。

職場によってはデイサービスでの宿泊対応や訪問介護の早朝・夜間対応を行う場合も。完全に日勤のみなのかどうかは施設や求人の情報をチェックしましょう。

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介護職に多いシフト勤務はどのような働き方?交代制や組み方について解説!

介護士さんの勤務のスケジュール例

ここでは、入居施設における1日のスケジュール例をご紹介します。日勤と夜勤の流れを掴み、業務に対するイメージを固めましょう。

日勤の場合

以下は日勤の介護士の1日のスケジュール例です。

時間仕事内容
午前9時出勤
午前10時30分入浴介助
午前11時30分昼食準備
正午昼食介助
午後1時休憩
午後2時レクリエーション
午後3時おやつの時間
午後4時コミュニケーションの時間
午後5時夕食準備
午後5時半夕食介助
午後6時引き継ぎ・退勤

なお、上記はあくまで一例のため、詳しい内容は勤務先のスケジュールで確認しましょう。

夜勤の場合

以下は夜勤の介護士の1日のスケジュール例です。

時間仕事内容
午後5時半出勤・日勤の引き継ぎ
午後6時夕食の後片付け
午後8時~翌午前4時巡回・適宜介護業務
午前5時起床準備
午前6時起床介助
午前7時30分朝食準備・食事介助
午前8時朝礼・引き継ぎ
午前8時30分退勤

夜勤には、8時間夜勤の場合や16時間夜勤の場合もあり、施設によってシフト編成が異なります。8時間勤務では午後9~11時ごろに出勤し、翌朝午前7時~9時ごろに退勤。16時間夜勤では、午後4~5時ごろに出勤し翌朝午前10~11時ごろに退勤するのが一般的です。
詳しくは「16時間の夜勤はきつい?8時間の場合は?働くメリット・デメリットを解説」で解説しているので、こちらも合わせてご覧ください。

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介護士さんの働き方

介護士さんの仕事内容や休日について、下記に情報をまとめました。介護士さんの働き方のイメージを掴み、就職・転職に役立てましょう。

仕事内容

介護士さんの仕事には、食事・入浴・排泄の介助を行う身体介護や、洗濯・調理・買い物などを行う生活援助があります。利用者さんが自分らしい生活を続けられるよう、安心安全のサポートを実施するのが介護士さんの役割です。入居施設やデイサービスでは、レクリエーションも行います。利用者さん一人ひとりが楽しい時間を過ごすために、工夫して企画を立案することが大切です。

夜勤では、見守りや安否確認、おむつの交換、起床介助などに対応。適切な支援で利用者さんが徘徊をしたり転倒したりするのを防ぎます。

また、介護に対する相談対応やご家族への連絡を行い、充実したサービス提供へつなげることも介護士さんの仕事です。

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介護職の仕事内容とは?資格は必要?やりがいやメリットもご紹介

休日数

介護士さんの年間休日数は、平均110日ほどです。年間休日数が110日以上の求人を探せば、仕事とプライベートのメリハリをつけながら働けるでしょう。
Leverages Medical Careの「きらケア介護白書2022(p.14)」によると、正職員の平均休日数は、「月9日」が44.4%ともっとも多く、次いで「月8日(26.4%)」、「月10日以上(18.4%)」という結果でした。

なお、24時間利用者さんの見守りが必要な入居施設の場合は、土曜日・日曜日・祝日が休みになることは少ないので注意が必要です。デイサービスや訪問介護事業所では、定休日が設けられている場合があります。あえて平日に休みを取り、人の少ない時間に用事を済ませる人もいるようです。

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介護士の休みは何日くらいあるの?年間休日数や有給取得率なども解説!

介護士の夜勤ってきつい?

夜勤は拘束時間が長く、人によっては「きつい」と感じる場合もあります。ここでは、夜勤のメリットとデメリットを解説するので、ぜひ参考にしてください。

夜勤のメリット

夜勤に携われば、1回につき5,000~8,000円ほどの夜勤手当を受け取れます。日勤のみよりも高い収入を得られるのがメリットといえるでしょう。

夜勤は見守り業務が中心ですが、万が一の際には迅速な対応が求められます。トラブルがあったときにも適切に対応しなければなりません。緊急時であっても、利用者さんのことを第一に考えて効率的に仕事を進められるような、臨機応変に対応するスキルを身につけられるでしょう。

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夜勤のデメリット

夜勤は配置人数が少なく、利用者さんが急変することもあるのできついと感じる人もいます。見守りシステムといったICT機器を積極的に導入している職場なら、安心して働けるかもしれません。

なお、夜勤は体力的にも精神的にも負担が掛かります。「きついけど夜勤手当が受け取れるから頑張っている」という介護士さんも多いようです。日勤と夜勤を繰り返すと、生活リズムが乱れて体調に悪影響をもたらすことがあります。不規則な生活がつらいと感じる場合は、夜勤専従という働き方も視野に入れてみましょう。

介護職の夜勤がしんどいといわれる理由は、「介護職の夜勤はしんどいの?仕事内容やメリット、きついときの対処法を解説」でも紹介しているので、気になる方はこちらも合わせてご覧ください。

介護士さんが活躍できる求人

介護士さんが活躍できる求人には、日勤中心・夜勤が含まれるもの・時間を選択できるものがあります。それぞれの特徴を下記でまとめました。

日勤中心の求人

日勤中心の求人には、デイサービスや訪問介護があります。職場によっては入居施設でも日勤のみの求人がありますが、夜勤に携われる方が優遇されるでしょう。日勤がメインの求人は、ワーク・ライフ・バランスを整えながら働けるのが強みです。

夜勤が含まれる求人

入居施設の求人には、夜勤が含まれます。職場の体制にもよりますが、夜勤は月に4~5回担当するのが一般的です。実際、Leverages Medical Care「きらケア介護白書2021(p.16)」によると、毎月の夜勤の平均回数は、「4回以上6回未満」が48.0%ともっとも多いという結果が出ています。以降は、「6回以上~8回未満(23.6%)」、「2回以上4回未満(14.2%)」という結果でした。
夜勤の勤務時間は長く、生活リズムを崩してしまうこともあるので、体力に自信のある方に向いているでしょう。

好きな時間で働ける求人

好きな時間で働きたいと考えている方は、派遣社員としての働き方が向いているかもしれません。派遣社員なら、好きな時間帯や曜日、働く日数を選べます。そのため、家庭での時間やプライベートの充実を図ることも可能です。

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また、面接日の調整や条件交渉も専任のキャリアアドバイザーが担当するので、一人で行うよりも効率的に求職活動を進められます。すべてのサービスは無料で提供しているので、まずはお気軽にご相談ください。

介護士の勤務時間に関する質問

ここでは、介護士の勤務時間に関する質問に回答します。「介護士ってどんな感じで勤務するの?」と疑問のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

介護士の夜勤のスケジュールは?

介護士の夜勤のスケジュールは施設によって異なり、2交代制か3交代制かによっても変わります。2交代制の場合の例としては午後4時~5時ごろに出勤し、引き継ぎや夕食の介助を行うことが多いようです。その後、就寝準備や排泄介助、消灯後の巡回などを行います。午前1時ごろに交代で軽食や仮眠を取る施設もあるでしょう。午前6時ごろから起床や朝食の準備を始め、食事介助などをした後、午前8時~10時ごろに引き継ぎ・退勤となるのが一般的です。詳しくは「介護士さんの勤務のスケジュール例」をご参照ください。

介護士の早番はきついですか?

介護士の早番は施設や人によっても異なりますが、早起きが苦手でない限り、慣れれば必ずしもきついと感じるわけではないでしょう。早番は一般的に午前7時ごろに始業となります。朝の時間帯は、利用者さんの起床や食事の介助を夜勤スタッフと共に行い、日中は排泄・入浴や昼食の介助、レクリエーションなどの業務にあたります。早く出勤している分、終業時間が早く、午前7時に出勤した場合は、午後4時ごろが退勤時間です。早寝早起きの規則正しい生活ができるほか、早く帰宅する分、夕方からの時間をプライベートに使えるメリットがあるといえるでしょう。

まとめ

介護士さんの勤務時間は、施設形態によって違いがあります。入居施設では早番・日勤・遅番・夜勤に分かれており、デイサービスや訪問介護事業所では日勤のみが基本です。

夜勤は拘束時間が長いため、人によっては大変だと思うこともあるでしょう。しかし夜勤に携われば夜勤手当を受け取れるため、収入アップにつながります。変則的なシフトが苦手な方は、夜勤専従としての働き方を視野に入れるのも一つの手です。

働くうえで好きな時間帯や曜日を選びたいなら、派遣社員という働き方もあります。派遣の介護士さんになりたいとお考えの人は、レバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)にご相談ください。

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