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Channel: レバウェル介護 介護職向けお役立ち情報(旧 きらッコノート)
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介護する人もされる人も笑顔に!負担を軽減し明るい未来を創る組織

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高齢者の暮らしを豊かにし、介護の質を向上させる画期的な製品・サービスを提供する4つの企業・団体をご紹介します。介護現場の負担軽減、高齢者の自立支援、QOLの向上など、多様なニーズに応えるこれらの製品・サービスは、超高齢社会における課題解決に貢献しています。ぜひ、これらの取り組みをご覧になり、現場の環境整備やサービス向上にお役立てください。

シーホネンス株式会社

シーホネンス株式会社は、医療・介護用ベッドの開発・製造・販売を中心に、口腔ケアスポンジのように手に取れるサイズのものから、リフトのような大きな機器まで幅広く製品を提供しています。「人々が健康で安心して暮らせる社会づくりに貢献する」という理念のもと、様々な生活支援用具により医療・介護を受ける方だけでなく、現場で働く方々にも笑顔をもたらしています。また、ユーザーのみならず、社員にとっての「安心感」や「働きがい」も重視。社内外に広く目を向け、常に新しい価値を創造する姿勢を大切にしています。

移乗介助用リフト「Likoシリーズ」

介護施設では、ベッドから車椅子への移乗、トイレや浴室への移動など、日々多くの移乗介助が行われています。介護士による安全で丁寧な移乗介助は、施設利用者にとって大変心強いものでしょう。

しかし、利用者の身体を支えながら抱き上げたり、降ろしたりする動作は、介護士の首や腰、四肢などに大きな負担がかかります。また、利用者の安全に常に気を配り、緊張を強いられる業務のため、大きな心的負担となっているのも事実です。なかには、介護の仕事にやりがいを感じつつも、身体の痛みやプレッシャーにより離職を選ぶ方もいるといいます。

▲画像提供:シーホネンス株式会社

こうした課題を解決するのが、シーホネンスが輸入販売するリフト「Likoシリーズ」です。Likoシリーズには床走行リフトと天井走行リフトがありますが、それらに対して用途に応じた最適なスリングがラインナップされています。ティルトリクライニング姿勢用、入浴用、トイレ用、水平移乗用、歩行訓練用、寝返り用等のスリングシートなど素材・サイズ別に約200種類、リフトハンガーも8種類のラインナップがあり、リフトに接続して体重計も使用可能です。リフトの導入検討時は、各使用場所で実際の運用をヒアリングし、建物構造や部屋面積に応じて、各介護施設に最適なリフトの提案をするスタッフが在籍しており、ヒアリング・提案・図面作成・施工・研修・フォローまで一貫して対応可能であることも、介護施設にとって大きな安心となるポイントでしょう。

▲画像提供:シーホネンス株式会社

安全性が重視されているのはもちろん、使用方法がシンプルなのも注目すべき特徴です。ベッドから移乗する場合は、シートを利用者の背中側に敷き、下部両端を太腿の間に通してリフトに掛けるのみ。介護士による大きな力は不要なうえ、利用者の背中全体を包むようにして移乗できるので安定性にも優れています。
利用者一人ひとりに適したスリングを使用することで、より安全に移乗できます。洗濯やアルコール清拭が可能なのも、衛生保持が必須な介護施設にとって嬉しいポイントでしょう。

実際に導入している施設のスタッフからは、「腰の痛みが緩和された」「身体的負担による理由で辞める職員が減った」「余裕ができて笑顔が増えた」という感想が寄せられています。また、「面支持でしっかりと抱えるため、利用者さんの筋緊張が少なくなってきた」「リフトがゆっくり上下する間に利用さんとコミュニケーションがとれる」など、利用者の様子や相互関係についても喜びの声がありました。

介護士の心身をサポートし、利用者にも負担をかけない同シートは、超高齢社会においてますます必要とされるでしょう。「抱えあげない介護」に関心のある施設関係者は、ぜひ同社のWebサイトにアクセスしてみてください。

詳細情報

移乗・介護用リフト Likoシリーズ

一般社団法人SMARTふくしラボ

一般社団法人SMARTふくしラボは、福祉分野のDXを加速させることを目指し、2022年に設立されました。広域連携プラットフォームの構築、シンクタンク事業、調査研究機能強化を通じて、福祉事業所と民間企業の繋がりを促進。持続可能な社会の実現に向けて、福祉事業所と民間企業が共に学び、新たな挑戦を続けられるよう、スマートな連携をコーディネートしています。

介護予防・外出自主トレーニングプログラム「Goトレ」

超高齢社会に生きる私たちにとって、健康寿命を延ばし、要介護状態にならないようにすることは非常に大切な課題です。特に高齢者においては、身体機能を維持・向上させ、社会と繋がり続けることがQOLを高めるうえで重要といえるでしょう。
そこで注目されているのが、同法人が提供する介護予防・外出自主トレーニングプログラム「Goトレ」です。

このプログラムは、高齢者が外出することで「歩く・話す・買い物する・公共交通機関を使う」などの行動を自発的に行い、心身ともに健康な状態を目指すというもの。特徴は、地域全体を活かしてトレーニングをする点です。

まず、自宅や施設から福祉センターまで移動し、地域の方々と交流サロンを楽しみます。さらに公共交通機関に乗り、外出スポットまで移動することでモビリティトレーニングを実行。目的地ではショッピングやランチ、散策、趣味活動などをとおして、運動や脳トレを行います。
同社ではこれらの流れを「地域丸ごとデイサービス化」と表現。無理なく外出を促してトレーニングに繋げ、身体機能の向上と介護予防に働きかけます。
自分一人では億劫な外出も、このように地域の方々と一緒なら前向きに取り組めそうですね。

また、ロコモ・フレイルチェック、ウェアラブル端末の装着など、安全対策もしっかりと図っています。移動の状況は、スマホ・タブレット・PCで随時確認できるので、施設職員やご家族も安心です。
さらに、トレーニングの効果はデータとして本人や施設へ共有されるので、健康意識の増進やケアプランの見直しにも役立つでしょう。

楽しく続けられる工夫が凝らされ、地域ぐるみで健康寿命の延伸と要介護状態の予防に取り組める画期的な「Goトレ」。各地において、ますますの拡がりが期待されます。

詳細情報

「Goトレ」

Mami and Miz Photography

▲画像提供:Mami and Miz Photography

カップルカメラマンとして活躍中のMami and Miz Photographyでは、家族写真やウエディングフォト、企業広告などの出張撮影を行っています。依頼者とのコミュニケーションを大切にしつつ、豊かな仕事経験を活かして素敵な写真をお届け。表情や風景、製品の良さを引き出し、依頼者の人生や企業理念を鮮やかに彩っています。

夫婦カメラマンの介護タクシー「おしどりシャトル」

「おしどりシャトル」は、介護タクシーと写真撮影をドッキングした画期的なサービスです。介助が必要な方やそのご家族を介護タクシーで目的地までお連れし、写真を撮影するというもの。日常の外出から、観光や家族のイベントまで、たくさんの笑顔が生まれるシーンに安心して立ち会えるようサポートします。

▲画像提供:Mami and Miz Photography

リーダーを務めるのは、介護施設や病院での勤務経験があるMamiさん。看護・介護に関する豊富な知識に加え、精神疾患患者に対応する「行動援護者」の資格も取得しており、より幅広いニーズに対応できます。お人柄ともいえる細やかな目配り気配りでぬくもりのあるケアを提供します。

介護タクシーの運転を担うのは、男性のMizさんです。狭い道も長距離も対応可能という運転技術の高さに加え、患者搬送乗務員講習も受講済みとのこと。乗降の際に車椅子等を用意したり、二人介助が必要なときにパワーを発揮したりと頼もしさが魅力です。例えば、ご自宅から病院への搬送時に、タンカを使って2階にあるベッドや布団からストレッチャーへ乗せて介助するということもできます。

介護タクシーとして使用している車輛には、250kg対応のリフトが付いています。また、ストレッチャー、車椅子、AED、酸素ボンベ等も車載しております。酸素の提供も行います。車椅子は、通常のタイプに加え、リクライニング車椅子も装備。依頼者の体調や距離などの搬送条件により、最適な車椅子をお勧めすることができます。

なによりも一番の特徴は、MamiさんとMizさんが常に二人で行動していることでしょう。二人だからこそ、すべてのケアを迅速・安全に行え、依頼者に心地よさと楽しさを届けられるという強みがあります。介護者の付き添いがない場合も、代わりに二人がサポートするのでご安心ください。

そのほか、英語での対応も可能です。最近はインバウンドにより、訪日外国人からの依頼が増えているとのこと。Mizさんの流暢な英語とMamiさんの親切な対応に、日本のホスピタリティの高さを感じてもらえるでしょう。

二人ともカメラマンなので、撮影に関してはもちろん一流です。日常のささやかな幸せ、風光明媚な観光地での感動、家族や親戚のにぎやかな様子など心に残る素敵な写真が期待できます。
また、近年は遺影の撮影依頼も増えているそうです。介護に携わるMamiさんとMizさんだからこそ、ご家族も安心して大切な人の一枚を任せられるのでしょうね。
なお、これまで撮影した写真の一部は、Webサイトに掲載されています。関心を持たれた方は、ぜひアクセスしてみてください。

外出や旅行を躊躇してしまいがちな高齢者やご家族、施設関係者にとって、同サービスは希望をもたらすものといえます。多くの方の人生を豊かにする「おしどりシャトル」は、今後さらに注目されるでしょう。

詳細情報

「おしどりシャトル」
「Mami and Miz Photography」

株式会社プラスワン・イノベーション

大阪市西区に拠点を置く株式会社プラスワン・イノベーションは、介護業界に寄り添うSaaSプロダクトを開発する企業です。介護現場の業務負担を軽減し、運営の効率化を支援するためのクラウドサービスを提供しています。現場の声を反映したシステム開発を強みとし、勤怠管理やシフト作成など、介護事業者のニーズに応じたソリューションを提供。SaaS事業を中心に、使いやすく実用的なプロダクトの設計・運用を行っています。

兼務に対応した勤怠システム「LINDA(リンダ)」

▲画像提供:株式会社プラスワン・イノベーション

「LINDA」は、介護業界向けのクラウド型業務管理システムです。特別養護老人ホームや有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、訪問介護・訪問看護事業所など、多様なサービスを展開する事業者に最適化されています。特に、複数の事業所を運営する法人や、複数の職種を兼務する職員の勤務管理に対応しており、労務管理の負担を大幅に軽減します。
主な機能には、勤怠管理、シフト作成、出退勤打刻、申請承認機能などがあり、兼務スタッフの勤務時間を正確に記録・管理できます。さらに、食数、宅直当番、立替経費などの項目をタイムカードにカスタマイズして追加し、自動集計することが可能です。これにより、手作業での集計を削減し、業務効率を向上させるとともに、正確なデータ管理を実現します。

「人件費の見える化」現場と本社をつなぐ経営の共通言語

さらに、「LINDA」には人件費の見える化機能が搭載されており、人員配置の最適化を支援します。介護事業者の皆さまからは、「管理本部と現場の間で人員配置の認識にギャップがある」という声をよく伺います。本部では「十分な人員を配置している」と考えていても、現場では「人手不足」と感じることが多いのが現状です。このズレの大きな要因は、共通の経営指標となるデータが不足していることにあります。
「LINDA」の損益オプションを活用することで、事業所やサービス単位で日別の人件費や損益データを可視化できます。これにより、管理者は感覚ではなく定量的なデータを基に人件費を把握し、適正な配置へと改善できるようになります。適切な人員配置を実現することで、収益構造の見直しが可能になり、赤字体質からの脱却を図るなど、持続可能な経営基盤の確立につながります。

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