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夜勤はつらい?現役介護士さんが感じる「しんどさ」の度合いとその理由

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この記事のまとめ

なんとなく「しんどそう」というイメージのある、介護職の夜勤。実際にはどのくらいつらさを感じるものなのでしょうか?この記事では、現役の介護士さん332名に、夜勤の負担具合やそう感じる理由をご紹介します。

介護職の夜勤がしんどいと言われる5つの理由|メリットと仕事内容

介護士さんの夜勤はしんどい?楽?

夜勤の負担具合を、1(非常に楽)~5(非常につらい)の5段階で表すとどのくらいかを聞いてみました。

介護の夜勤のしんどさ

もっとも多かった回答は「4(つらい)」で35.8%、次いで「3(どちらでもない)」31.3%、「2(楽)」13.9%という結果となりました。

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夜勤が大変だと思う理由

  • 利用者さまの人数が多くて対応が大変(男性/40代前半/有料老人ホーム)
  • ナースコールの嵐。一人ではとても対応しきれない(女性/50代前半/その他)
  • 身体的には楽だが精神的にはストレスが大きい(女性/40代後半/グループホーム)
  • ひとり歩きされる利用者さまが非常に多く、仮眠をとれない(女性/50代後半/その他)
  • 介護以外の雑用が多い(女性/50代前半/有料老人ホーム)
  • 生活リズムが乱れる(女性/30代前半/有料老人ホーム)
  • 救急搬送があると、休憩がないときがある(女性/30代前半/特養)
  • 朝の短時間に業務が集中しているので体力的につらい。イレギュラーがあると時間が足りなくなってしまう。介護経験と知識不足を痛感する。(女性/30代後半/有料老人ホーム)
  • 緊張感があり気疲れする(女性/30代前半/特養)
  • 夜勤前がとにかく忙しい。一晩家を開けるためできる限りの家事をこなして、その上少し寝ていかないともたない(女性/40代後半/有料老人ホーム)
  • 夜勤のペアによっては負担が増えることがある(男性/20代後半/有料老人ホーム)

前述の質問で「4」または「5」と回答した方は、「業務量の多さ」「休憩や仮眠がとれないこと」「生活リズムの乱れ」といった理由から「夜勤はつらい、大変だ」と感じるということがわかりました。また、看取り介護に対する不安や、認知症の利用者さまの対応が大変、というコメントも多数見受けられます。

▼関連記事
16時間の夜勤はきつい?8時間の場合は?働くメリット・デメリットを解説

夜勤が楽だと思う理由

  • 職員人数が確保されているので、夜間は休憩をきちんととれる。 起床介助のみ大変だが、おおむね楽でもつらくもない(女性/30代前半/グループホーム)
  • 夜勤専従なので慣れた(女性/50代後半/有料老人ホーム)
  • 利用者さまの状態によって忙しさは都度変わるが、基本的に座ってる時間が日勤帯よりも多い(女性/40代前半/有料老人ホーム)
  • 何もなければ比較的楽なうえに手当てがあるので(女性/50代後半/特養)
  • 自分のペースで仕事ができるから日勤より楽だと思う(女性/50代前半/特養)
  • 看護師が不在で急変時は大変だが、その分非常にやりがいを感じる(女性/40代前半/有料老人ホーム)
  • 転職して楽になった(男性/30代後半/その他)
  • 介護度の高い利用者さまが多い施設なので、ひとり歩きなどのリスクがほとんどなく、わりと楽。夜勤の看護師もいるので急変等の対応も安心できる(女性/40代後半/有料老人ホーム)
  • 介護度が全体的に低く勤務内容は楽。(女性/30代前半/グループホーム)
  • なかなか寝付けずフロアにいらっしゃる利用者と、深夜に温かい飲み物を飲みながら楽しくお話できるのは夜勤ならでは。その方らしい姿を見れるのでほっこりする。利用者さまの心の内面や隙間に寄り添えるのが日々の楽しみ(女性/60代/グループホーム)
  • ペアになった職員同士で話す機会が多く、日頃話せないことやアドバイスを頂くことができプラスになることが多いと感じる(男性/40代後半/病院)

前述の質問で「1」または「2」と回答した方は、「業務内容」「休憩や仮眠を十分にとれる」「自分のペースで仕事ができる」「自分以外の職員や医師、看護師が常駐している」などの理由から、「夜勤は楽だ」と感じるようです。また、利用者さまの介護度による業務の違いに関しては、「高いから大変」「低いから楽」とは言い切れないということもわかりました。

▼関連記事
介護の夜勤専従は楽なの?仕事内容とメリットやデメリットを解説

介護職の夜勤に関するよくある質問

ここでは、介護職の夜勤に関するよくある質問にお答えします。「介護職の夜勤はつらい?」と気になっている方は、参考にしてみてください。

介護職の夜勤は体に悪いのでしょうか…?

介護職の夜勤は業務量が多くなかなか休憩に入れなかったり、生活リズムが乱れたりと大変な面もあります。中には体調を崩す方もいるため「体に悪い」と言われることもあるかもしれませんが、必ずしも体に悪い仕事とは言い切れません。夜勤に入ることで体調に不安がある方は、夜勤の回数を減らしたり、夜勤のあと充分に休息をとったりすることで勤務を続けられるでしょう。

16時間の夜勤はつらいですか?

16時間の夜勤はつらいとも楽とも明言できるものではありませんが、16時間ずっと働きっぱなしというわけではありません。1時間以上の休憩が義務付けられているうえ、利用者さんの自立度が高い施設ならばそこまで忙しくない場合もあります。詳しくは「16時間の夜勤はきつい?8時間の場合は?働くメリット・デメリットを解説」の記事もご覧ください。

まとめ

介護士さんの夜勤の負担具合や、そう感じる理由をご紹介しました。
夜勤は比較的「つらい」と感じる方が多い一方で、職場の人員配置や状況によっては「楽だ」と感じる方もいらっしゃるようです。

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調査概要
調査対象:現在、介護職として働いている方
調査期間:2021年1月
調査方法:インターネット
調査人数:332名


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