
この記事のまとめ
- 看護助手の面接の服装は、清潔感のあるスーツやオフィスカジュアルが好印象
- 看護助手の面接では、服装だけでなくヘアスタイルやメイクにも気をつけよう
- 看護助手の勤務中の服装は、ポロシャツやスクラブなど、職場によって異なる
「看護助手の面接におすすめの服装が知りたい」という方もいるでしょう。看護助手の採用面接では、清潔感のある服装やヘアスタイルにすることが大切です。カジュアル過ぎる服装は面接の場に適さないので気をつけましょう。本記事では、看護助手の面接における服装の選び方や身だしなみのコツをご紹介。面接に落ちたときの見直しポイントや合格を勝ち取るヒントについてもまとめているので、参考にしましょう。
看護助手の面接で受かりやすい服装とは?
看護助手の面接で受かりやすいのは清潔感のある服装です。服装で迷ってしまう場合は、面接の定番であるスーツやオフィスカジュアルで臨むことをおすすめします。
清潔感のあるスーツやオフィスカジュアル
面接の場では、スーツやオフィスカジュアルといったきちんと感のある服装で臨むのが基本です。新卒の場合はリクルートスーツ、社会人経験者の場合はセットアップスーツやジャケットスタイルのオフィスカジュアルを選びましょう。
好印象を与えるシンプルなカラー・デザインの服装
スーツやジャケットのカラーは、黒やグレー、紺、ベージュといった控えめなものが無難です。インナーは、白や淡色系など柔らかいカラーを選ぶと清潔感のある印象を与えられます。ボトムスはパンツでもスカートでも良いですが、シンプルなデザインのものを選びましょう。主張の強い派手な柄やデザインはTPOに合わないので避けてください。
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看護助手の面接で「服装自由」といわれたら?
採用担当者から「自由な服装でお越しください」「いつもどおりの服装でかまいません」のようにいわれたとしても、ラフな服装を選んではいけません。看護助手の採用面接における「服装自由」の意図は、「少しでもリラックスして面接に臨んでほしい」という病院やクリニック側の配慮によるもの。ダメージデニムやサンダル、露出度の高い服装など、どのような服装でもOKという意味ではないので、TPOや清潔感を意識した服装を選ぶのが正解です。
着ていく服に迷った場合は、前述したスーツやオフィスカジュアルを意識した服装を選ぶのがおすすめ。「TPOを理解している」「マナー意識が高い」という印象を与えられるので、内定を貰える可能性が高まりますよ。
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看護助手における服装以外の身だしなみ
看護助手は、病院やクリニック内で患者さまの対応をするほか、看護師のサポート役を担うので、服装以外の身だしなみにも注意を払う必要があります。ここでは、ヘアスタイルやメイク、ネイル、靴など、看護助手の仕事を行ううえで気をつけたい身だしなみのポイントをまとめたので、参考にしてみてください。
ヘアスタイル
看護助手のヘアスタイルは、服装同様に清潔感が重視されます。肩にかかるロングヘアの場合はまとめ髪にして、仕事の邪魔にならないようにしましょう。また、顔周りの髪は目にかからないようにピンなどで固定します。髪色は、黒髪か落ち着いたブラウンが好まれる傾向にあるので、あらかじめ落ち着いたカラーにしておくのも良いでしょう。ボサボサの状態では清潔感に欠けるので、面接の際は特に意識することをおすすめします。
メイク
「看護助手はすっぴんのほうがいいのでは?」という疑問を持つ方もいますが、面接の場ではノーメイクは避けましょう。化粧をしない場合、顔色が悪く見えたり身だしなみに対する意識が低い印象を与えたりするため、適度なメイクも必要といえます。ただし、健康的で清潔感のあるナチュラルメイクが基本です。つけまつげや派手色のリップ、ラメのアイシャドウなどは、TPOに合わないので避けてくださいね。
ネイル
看護助手の爪は、短めに揃えておきましょう。長い爪のまま介助を行えば、患者さまに怪我をさせる恐れがあります。また、ネイルカラーやネイルアートなどは、清潔感に欠ける印象を与えることも。そのため、職場によっては爪の長さやネイルを厳しく管理している場合があるでしょう。ネイルOKの場合でも、面接の場では短く整える程度にしておくのが安心です。
靴・靴下
看護助手の面接を受ける場合、靴や靴下も身だしなみの一つなのできちんと準備しておきましょう。スーツやオフィスカジュアルの服装を選ぶ場合は、ヒールが5センチ前後のパンプスにストッキングを合わせます。仕事中は、職場の規定に沿って靴や靴下を選べば問題ありません。動きやすさや軽さを重視した靴、着圧ソックスなどを選ぶ看護助手さんもいるようです。
その他
看護助手を募集している病院やクリニックにもよりますが、ピアスを禁止しているところもあるので気をつけましょう。また、香水や制汗スプレー、ハンドクリームなどの香りがあるものは、患者さまによって不快感を抱く場合があるため注意が必要です。どうしても必要な場合は、無香料のものを選んで使いましょう。
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看護助手の勤務中の服装は?
「看護助手はどのような服装で仕事をするの?」と興味のある方もいるでしょう。職場の方針にもよりますが、病院やクリニックでは看護助手の制服を用意している場合が多いようです。
看護助手の制服
看護助手の制服は、トップスとパンツのセパレートタイプのユニホームが一般的です。白や淡いピンク、淡いブルーなどの清潔感のあるカラーが多いようですが、看護師と同じものではなく、看護助手と見た目にも分かるよう区別される傾向があります。ポロシャツタイプのものや、襟付きのスクラブ(医療用白衣)タイプのものなど、種類も豊富です。
看護助手の制服の素材
看護助手の制服の素材は、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維です。丈夫で軽く、繰り返し洗濯できるような素材が選ばれる傾向があります。もし、制服を選べる職場の場合は、ポリウレタンが入っているような伸縮性のある素材がおすすめです。患者さまの介助を行う看護助手さんは、ストレッチ性のある素材のほうが動きやすいはずですよ。
看護助手にエプロンは必要?
仕事中にエプロンを付けている看護助手さんもいるようですが、必須というわけではありません。看護助手の仕事は、メモやペンなどを使用することも多いため、制服のポケットが足りなくなる場合も。ポケットがたくさん付いているエプロンは便利なため、あえて身につけている看護助手さんもいます。
看護助手の面接に落ちたら…見直すべきポイント
看護助手の面接に落ちた場合、「転職活動がうまくいかない…」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。面接に落ちるのは、何かしらの原因があるものです。面接の反省を次に活かせるよう、下記のようなポイントを見直してみましょう。
服装や言葉遣いなどのマナーが守れていたか
看護助手は医療従事者のため、清潔感のある服装やヘアスタイルを意識できているかどうかを面接で重視されます。汚れた靴を履いていたり、ボサボサ髪で面接を受けたりすれば、「患者さまに悪印象を与えそうだ」と不採用のハンコを押されてしまうでしょう。また、看護助手は患者さまと接する機会が多いため、正しい言葉遣いやマナーができているかどうかもチェックされます。面接を受ける姿勢や態度はどうだったか、今一度振り返ってみましょう。
給与や待遇に惹かれて応募していなかったか
看護助手の応募先を選ぶ決め手が給与や待遇だった場合、志望動機や自己PRにもその気持が現れてしまいます。採用する病院やクリニック側は、面接で「なぜうちの求人を選んだのか」を知ろうとするもの。動機がお金や待遇の場合は、「不満があればすぐに辞めてしまいそうだ」というマイナスの印象を与えるので、不採用になる可能性も高いでしょう。良い志望動機や自己PRの伝え方は、次項で詳しく解説します。
譲れない条件を出し過ぎていなかったか
「給与は○○円以上」「残業なし」「夜勤なし」「曜日や時間固定」といった条件が多過ぎる場合は、条件の少ないほかの候補者が選ばれる可能性があります。もちろん、子育てや介護などがあり、どうしても必要な条件である場合は採用担当者も納得してくれるはずです。とはいえ、自分の都合であれもこれも希望を叶えたいと伝えているだけでは、「仕事中も不満が多そうだ」という悪印象を与えてしまうかもしれません。
看護助手の面接を成功させる3つのヒント
最後に、看護助手の面接を成功させるヒントを3つご紹介します。服装選びの不安が解消したあとは、ぜひ下記の項目まで万全にしておきましょう。
1.面接でよく聞かれる定番の質問は回答を準備する
面接には、よく聞かれる定番の質問があります。面接で聞かれる質問を予測して事前に回答を準備しておけば、面接本番で悩むリスクを減らすことが可能です。用意した回答は、本番でスラスラ伝えられるよう、練習を繰り返し行っておきましょう。
面接でよく聞かれること10選
- 看護助手を選んだ理由をお聞かせください
- 志望動機を教えてください
- 自己PRをお願いします
- 前職は?またその仕事内容はどのようなものですか?
- 前職で努力したことや工夫したことはありますか?
- 土日祝日は出勤できますか?
- 夜勤に入ることは可能ですか?
- 介護の経験はありますか?
- 立ち仕事や身体介助に対応できる体力はありますか?
- 将来のビジョンはありますか?
上記の質問はあくまで例なので、参考程度に考えましょう。応募先の病院やクリニックの理念や求める人物像などをよく調べて、どのような質問をされても答えられるようにしておくことが大切です。
2.「その職場を選んだ理由」をはっきり伝える
志望動機では、「その病院やクリニックを選んだ理由」をはっきり伝えましょう。「看護助手として働きたいから」「家から近いから」といったどこの職場にもいえるような理由では、「うちでなくても良いだろう」と思われてしまいます。「○○に取り組んでいるこの病院だからこそ働きたい」のように、その職場でなければならない理由にするのがポイントです。
3.看護助手の業務に活かせるスキルや経験をアピールする
看護助手の業務に活かせるスキルや経験があれば、自己PRでアピールしてください。看護学校を卒業した経歴や、介護職として従事した経験などは、看護助手の仕事にも役立ちます。また、接客の仕事や営業職などでは、コミュニケーションスキルや傾聴力が身につくので、これもアピール材料になるでしょう。過去を振り返り、看護助手の仕事と結びつけて考えてみると、自分の強みが見つかるはずですよ。
まとめ
看護助手の面接でおすすめの服装は、スーツやオフィスカジュアルです。服装の指定がない場合でも、ジャケットを羽織ったシンプルなオフィスカジュアルを選べば、マイナスの印象になることはないでしょう。
看護助手は医療機関で働くため、清潔感のある身だしなみが求められます。面接だけでなく、仕事中も身だしなみを整えることが大切です。乱れた服装はもちろん、ボサボサの髪や伸びた爪も悪印象につながるので、気をつけてください。
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