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利用者と職員に優しい介護を実現!現場の「今」を見つめる組織

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この記事では、介護現場の業務効率化と多様化への理解を深める、2つの団体の取り組みをご紹介します。一つは、介護報酬請求業務を効率化するシステム、もう一つは、LGBTQに関する正しい知識と対応を学ぶeラーニングです。介護現場が抱える課題を解決するのはもちろん、スタッフ一人ひとりが働きがいを感じ、利用者さんが安心して過ごせる環境づくりに向けてお役立てください。

岡谷システム株式会社

岡谷システム株式会社は、「時代に合わせて変わること」を経営理念に掲げ、時代の変化に伴う人々の生活やニーズの変化を鋭くキャッチし、サービスに反映しています。
原点となる親会社の創業350年以上の歴史に裏付けされた高い技術力を活かし、業界・企業ごとにシステムを構築。自動車・食品・介護といった分野にて、生産効率や作業効率に大きく貢献しています。

介護事業所の請求業務をサポート「トリケアトプス」

介護事業所の請求業務は、算定する際にさまざまな条件を考慮しなくてはならないうえ、3年に一度、介護報酬改定が行われるため、正確な知識と細やかな配慮が求められます。介護報酬の仕組みが複雑なため、請求業務を担うスタッフにとっては大きな負担となっているのが現状でしょう。

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▲画像提供:岡谷システム株式会社

このような課題を解決するのが、介護業務支援ソフト「トリケアトプス」です。
「介護保険サービス」と「 障がい福祉サービス」に対応した業務支援システムで、ソフトをインストールすることなくサービスを利用できる、クラウド形態にて提供しています。パソコンとインターネット環境が整っている事業所であれば、すぐにでも導入できるのが特長です。

搭載されている機能は、国保連合会へ提出する請求データの作成・伝送を行う「国保連請求」メニュー、利用者への請求書・領収書の作成および入金管理ができる「利用者請求」メニューなど。そのほか、計画書作成や介護記録といった日々の仕事をサポートする機能もあり、充実した内容になっています。
操作の簡易性にもこだわり、人工知能を活用した音声入力やQ&Aサポートを搭載。画面レイアウト、メニュー配置の見やすさにも配慮し、現場をフォローしています。

また、同ソフトは、バージョンアップやバックアップの作業が不要というのも、嬉しいポイントでしょう。法改正に対応した最新版を常に利用できるので、業務の正確性においても安心です。

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▲画像提供:岡谷システム株式会社

実際に導入している事業所からは、「直感的に操作できる」「サポートが充実していて安心」「請求業務にかかる時間が削減でき、本来の仕事に集中できるようになった」「リーズナブルな料金設定が嬉しい」といった声が寄せられています。

請求業務を効率化し、スタッフにとって働きやすい環境を整えることは、離職予防にも繋がります。仕事に集中しやすい職場、介護ケアが充実した事業所というように、介護士やスタッフ、利用者さんなど全ての関係者にメリットをもたらす「トリケアトプス」。今後、さらなる広がりが期待されます。

詳細情報

トリケアトプス

認定NPO法人ReBit

認定NPO法人ReBitは、LGBTQの人もLGBTQでない人も、ありのままで学び・働き・暮らせる社会の実現に向けて活動しています。団体名には、「少しずつ(Bit)」を「何度でも(Re)」繰り返すことで社会が前進してほしい、という願いが込められているとのこと。その想いを叶えるべく、学校・行政・企業などにて、LGBTQやダイバーシティに関する授業・研修を提供しています。

福祉の観点から正しく学べる「LGBTQeラーニング」

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「福祉職・対人援助者向けLGBTQeラーニング」は、福祉職・対人援助者がLGBTQについて学ぶための、eラーニング講座です。
LGBTQの中には、生きづらさを抱えている方も多く、福祉の支援が必要なケースもあるといいます。しかし、頼りになるはずのスタッフが、LGBTQについて正しい知識を得ておらず、トラブルになることもあるようです。

本来は、個人の尊厳に深く関わることだからこそ、福祉サービスの利用者一人ひとりの個性や価値観を尊重することが求められます。「福祉職・対人援助者向けLGBTQeラーニング」は、そんなきめ細やかなケアの提供に向けて学べるオンライン講座です。

主な受講対象者は、福祉職・対人援助職・ソーシャルワーカーといった、障害者や生活困窮者、高齢者に携わる職種の方です。
全60分の講座は、学びたい内容や研修時間にあわせてカスタマイズしやすいよう、各5〜10分程度の以下9つの章で構成されています。

1. ダイバーシティ、なぜ大事?
2. LGBTQとは
3. LGBTQと国内外の状況
4. 福祉に携わる人たちがLGBTQを考える意義
5. LGBTQの現状と困難
6. ライフストーリー(トランスジェンダー)
7. ケース検討
8. 今日からできること
9. 福祉事業所/支援機関としてできること

修了テスト後には、支援機関等に掲示できる修了証が発行されます。スタッフ同士で取得を目指すと、職場の活気や仕事に対するモチベーションが上がるかもしれませんね。

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また、介護や福祉サービスの質向上だけではなく、スタッフの対人関係においても良い影響をもたらすと考えられます。多様性を認め、個々人を尊重する姿勢は、働きやすい職場を作る要因となるはずです。

同法人の代表を務める藥師 実芳さんは、「僕には夢があります。10年後を生きる子どもが、誰かと違うことをあたりまえに言えたらいい。一人ひとり違うことがあたりまえで、かつ、それがとても素敵だと認識されたらいい。」と語ります。
介護職や福祉職、対人援助職などの方々は、そのような社会を実現するための理解者としてサポートすることが求められるでしょう。LGBTQやダイバーシティについての正しい知識と対応が学べる「LGBTQeラーニング」を通し、ぜひ未来を作る一員としてご活躍ください。

詳細情報

LGBTQeラーニング

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