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介護福祉士からケアマネになるには?受験資格や取得の流れを解説

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この記事のまとめ

「介護福祉士からケアマネジャーになるにはどうすれば良いの?」と気になる方もいるでしょう。介護福祉士からケアマネジャーになるには、介護福祉士として5年以上の実務経験を積み、試験に合格することなどが必要です。この記事では、介護福祉士からケアマネジャーになるにあたって設けられている受験要件や、資格取得の流れをご紹介。介護福祉士からキャリアアップしたい方は、参考にしてみてください!

ケアマネジャー(介護支援専門員)とはどんな仕事?業務内容や役割を解説!

介護福祉士からケアマネジャーになる方法

介護福祉士からケアマネジャーになるには、介護福祉士として実務経験を5年積んだうえで試験に合格し、研修を修了しなくてはなりません。

ここからは、介護福祉士からケアマネジャーになるための4つのステップを紹介します。ケアマネジャーを目指している介護福祉士の方はもちろん、将来的に資格取得を考えている介護職員の方も参考にしてみてくださいね。

1.実務経験を5年以上積み受験資格を満たす

ケアマネジャー(介護支援専門員)になるには、まず指定の実務経験を5年間積む必要があります。実務経験の種類は、「国家資格等に基づく業務」と「相談援助業務」の2種類で、介護福祉士は前者で受験資格を得る場合が多いようです。

指定の国家資格を取得して実務経験を積む方法

ケアマネ試験を「国家資格等に基づく実務経験」で受験する場合は、保有資格に基づく業務の実務経験が5年かつ900日以上必要です。介護福祉士として働いている方は、介護福祉士として5年間の実務経験を積むことで、介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネ試験)の受験資格を得られます。

ケアマネ試験の受験資格の対象となる国家資格等を以下にまとめました。

医師・歯科医師・薬剤師・保健師・助産師・看護師・准看護師・理学療法士・作業療法士・社会福祉士・介護福祉士・視能訓練士・義肢装具士・歯科衛生士・言語聴覚士・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師・栄養士(管理栄養士を含む)・精神保健福祉士

上記いずれかの資格・免許の登録日以降が、ケアマネ試験の受験資格を得るための実務経験の対象となります。

相談援助業務にて実務経験を積む方法

ケアマネ試験の受験資格は、指定の相談援助業務に5年かつ900日以上従事することでも得られます。介護施設の生活相談員や支援相談員などとして働く介護福祉士の方は、こちらを適用可能です。

以下のいずれかの職種として相談援助業務を行っている場合は、実務経験の対象です。

  • 特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームの生活相談員
  • 介護老人保健施設の支援相談員
  • 障害者支援や障害児支援に携わる相談支援専門員
  • 生活困窮者自立相談支援事業に携わる主任相談支援員

国家資格等に基づく業務と相談援助業務の両方を行った場合、それぞれの実務経験を合算できます。また、試験の前日までの日数をカウントできるため、申込時点で日数が足りなくても「実務経験見込証明書」を提出すれば、受験の申し込みが可能です。

ケアマネジャーになりたい方は、自分がいつ試験を受験できるのか、前もって計算しておくと良いでしょう。

2.介護支援専門員実務研修受講試験に合格する

実務経験を積んで受験資格を満たすと、介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネ試験)を受験できます。ケアマネ試験の概要や注意点を以下で確認してみましょう。

介護支援専門員実務研修受講試験の概要

介護支援専門員実務研修受講試験は、年に1回、例年10月ごろに実施されます。申込期間は5月上旬から7月上旬ごろに設定されていますが、都道府県によって時期が前後する場合もあるようです。

試験は、介護支援分野25問、保健医療福祉サービス分野35問の計60問が、五肢複択方式で出題されます。解答形式はマークシートで、試験時間は120分です。各分野で70%以上得点することが合格基準ですが、問題の難易度によって合格点は補正されます。

試験内容についてもっと詳しく知りたい方は、「ケアマネ試験の問題内容や資格登録までの流れ、勉強法を解説」もご覧ください。

勤務地または住所地で受験する

介護支援専門員実務研修受講試験の受験地は、自由に選べるわけではありません。受験申込時点で、受験資格の対象となる業務に従事している場合は、勤務地のある都道府県で受験。対象の業務に従事していない場合は、住所地のある都道府県で受験します。

受験地を間違えると、その年は受験できない可能性があるため、しっかりと確認して申し込みましょう。

3.介護支援専門員実務研修を受ける

介護支援専門員実務研修受講試験に合格した後は、「介護支援専門員実務研修」の受講が必要です。介護支援専門員実務研修とは、介護保険の専門知識やケアプラン作成など、ケアマネジャーに必要な知識や技術を学ぶ研修です。国が定めたカリキュラムに沿って、計87時間以上の実務研修と3日間の実習を受けます。なお、介護支援専門員実務研修は都道府県によって実施時期が異なるため注意しましょう。

4.介護支援専門員証の交付を受ける

介護支援専門員実務研修を修了したら、「介護支援専門員資格登録簿」への登録申請が必要です。登録後、介護支援専門員証が交付されてはじめて、ケアマネジャーとして従事できます。

介護支援専門員証の有効期間は5年間で、期限が満了する前に研修を受講して更新しなければなりません。更新を忘れてしまった場合は、介護支援専門員の資格が失効してしまうため、ケアマネジャーを名乗ることができなくなります。万が一、資格を失効してしまった場合は、再研修を受けることで再度ケアマネジャーとして勤務可能です。

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介護福祉士とケアマネジャーの違い

介護福祉士とケアマネジャーは、役割や仕事内容が異なります。介護福祉士とケアマネジャーの違いについて、以下で詳しくみていきましょう。

介護施設における役割の違い

介護福祉士の役割は、利用者さんの生活動作や家事などを直接サポートすることです。一方のケアマネジャーは、利用者さんのマネジメントを行います。ケアマネジャーは、利用者さんが必要なケアを受けられるよう環境を整えていくことが仕事です。

業務内容の違い

介護福祉士の主な業務内容は、身体介護や生活援助、介護に関する相談対応などです。
食事・入浴・排泄の介助や、居室の掃除、日用品の買い物などを通して、利用者さんの身の回りのサポートを行います。訪問介護や通所型の施設では、自宅で介護を行っているご家族へ介護の指導を行ったり、相談を受けたりすることもあるようです。

一方、ケアマネジャーの業務内容は、ケアプランの作成や給付管理、利用者さん・ご家族のアセスメントなどです。

ケアマネジャーは、支援が必要な方が介護サービスを使えるよう、手続きをサポートします。サービス利用開始時や、利用者さんの状態に変化があったときに、ケアプラン作成・見直しをするのがメインの仕事です。また、介護保険サービスにかかった費用を国民健康保険団体連合会に請求するために用いられる「給付管理票」という書類の作成も行います。

働き方の違い

介護福祉士は、利用者さんの身の回りの介助を行うのが仕事です。入所型施設では、365日24時間利用者さんに対応するため、勤務する曜日や時間は日によって異なります。勤務は2交代制もしくは3交代制で、夜勤もあるのが一般的です。 

一方、ケアマネジャーの仕事は事務作業や相談業務がメインのため、日勤が中心となります。ただし、介護職員とケアマネジャーを兼任する場合は、夜勤に対応しなければならないこともあるようです。

給与額の違い

介護福祉士よりも、ケアマネジャーのほうが給与が高い傾向があります。

厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.157)」 によると、介護職員(月給・常勤)のうち、介護福祉士の給与は33万1,080円、ケアマネジャー(介護支援専門員)の給与は37万6,770円でした。

ケアマネジャーは介護福祉士の上位資格として位置づけられており、業務の専門性が高いことから、給与が高く設定されていると考えられます

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ケアマネジャーに求められる5つのスキル

ケアマネジャーになるために必要なことは、実務経験や試験への合格だけではありません。利用者さんやそのご家族、介護施設の間に入って調整をしたり、利用者さんに合わせたケアプランを作成したりなど、業務を円滑に行うためのスキルも必要です。

ここでは、ケアマネジャーに求められるスキルを5つご紹介します。

多様な業務をこなす力

ケアマネジャーの業務範囲は広いため、多様な仕事をこなすマルチタスク能力が求められます。ケアマネジャーは、ケアプランの作成や連絡・調整業務に加え、介護保険サービスの利用で発生する介護給付の管理も行います。また、食事に困っている人に配食サービスの紹介をしたり、生活困窮者に生活保護の申請の手助けをしたりなど、介護ケアの枠にとらわれずに相談者を支援しなければなりません。

マネジメントスキル

ケアマネジャーには、マネジメントスキルも必要です。優先順位を決め、マネジメントしながら仕事に取り組まなければ、業務が回らなくなることも考えられます。さらに、利用者さんの変化に応じた支援を行うためには、迅速に対応できる判断力と行動力も必要です。

また、多数の利用者さんを担当するため、必要なことは何か、サービスがスムーズに運用されているかなど、周りをよく見ながら仕事をマネジメントすることが求められるでしょう。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力も、ケアマネジャーにとって重要なスキルです。ケアプランを作成する際は、利用者さんやご家族と面談を行い、ケアプラン作成後は介護施設や介護職と連携をとります。利用者さんだけでなく関係者とも連絡を取り合うため、コミュニケーション能力はケアマネジャーに不可欠です。
そのため、利用者さんやご家族の気持ちを汲み取る傾聴力があれば、ケアプラン作成時のアセスメントにも活かせるでしょう。

相談者に合わせて適切な判断をする力

ケアマネジャーは、利用者さん一人ひとりの心身の状態や環境に合わせて、適切なケアプランを作成しなくてはなりません。そのためには、物事を多角的に捉える判断能力が必要です。

利用者さんに合ったケアプランを作成するには、介護や医療、地域福祉の知識をもとに、「どのようなケアが有効なのか」「どの介護保険サービスを利用するのが良いか」などを的確に判断することが求められます。

パソコン・事務スキル

介護福祉士からケアマネジャーになると、パソコンを使った事務作業が増えるため、パソコンスキルも必要です。ケアプランや給付管理に必要な書類はパソコンで作成する場合が多いため、パソコンスキルがなければ仕事が進まないことも考えられます。パソコン自体の操作はもちろん、WordやExcelなど事務業務でよく使われるツールの操作にも慣れておいたほうが良いでしょう。

介護福祉士からケアマネジャーを目指すメリット

介護福祉士からケアマネジャーになることで、どのようなメリットが得られるのか、以下で確認してみましょう。

利用者さんのQOL向上に貢献できる

介護福祉士からケアマネジャーになることで、利用者さんのQOL向上に貢献できるというメリットがあります。「QOL」とはQuality Of Lifeの略で、生活の質のことです。介護業界におけるQOLの向上とは、身体的な健康状態だけでなく、精神の安定や社会とのつながりなど、充実した生活を送ることを指します。

ケアマネジャーは、ケアプランを作成して介護サービスの利用をサポートすることで、利用者さんのQOL向上に貢献できます。自分の作成したケアプランに沿った介護サービスを受けている利用者さんが、生き生きと過ごしているのを見て、やりがいや喜びを感じられる仕事です。  

給与アップを見込める

前述したように、介護福祉士よりケアマネジャーのほうが給与が高い傾向にあるため、ケアマネジャーになることで給与アップを見込めます。転職せずに同じ勤務先でキャリアチェンジした場合も、基本給が上がったり資格手当が付いたりする可能性があるでしょう。

キャリアアップを実現できる

ケアマネジャーになると、介護業界でのキャリアアップを実現できるでしょう。ケアマネジャーの仕事は、介護福祉士として身につけた知識や経験を充分活かせます。そのため、一般的にケアマネジャー(介護支援専門員)の資格は、介護福祉士より上位の資格として位置づけられています。ケアマネジャーの資格を取得すると、ケアプランの作成や調整業務など仕事の幅が広がるので、介護業務全体のマネジャーとしても活躍できるでしょう。

また、介護福祉士からケアマネジャーにキャリアアップすると、介護施設だけではなく、居宅介護支援事業所や地域包括支援センターなどでも働けるようになり、職場の選択肢が増えます。

日勤中心の働き方が可能

前述のとおり、ケアマネジャーの働き方は日勤中心です。そのため、ケアマネジャーになることで、生活リズムを保った働き方ができるしょう。

居宅介護支援事業所や地域包括支援センターで働く場合は、基本的に夜勤はありません。介護施設でケアマネジャー業務と介護業務を兼務する場合は、夜勤が発生する可能性がありますが、業務量を配慮して介護職員より夜勤回数を少なくしてもらえることが多いようです。

身体的な負担が介護福祉士より軽い

ケアマネジャーの業務は事務作業やアセスメント、マネジメント業務がメインのため、身体的な負担は介護福祉士より軽めといえるでしょう。専任のケアマネとして働く場合は、身体介護に入る機会は基本的にないため、年齢を重ねても長く働き続けられます。 

ただし、ケアマネジャーと介護職員を兼任する場合は、身体的な負担にあまり差がみられないかもしれません。体力面の負担が気になる方は、転職の際に業務範囲をしっかりと確認することが大切です。

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介護福祉士からケアマネジャーを目指す人は実際に多い

介護福祉士からケアマネジャーにキャリアアップする人は多くいます。

厚生労働省の「第26回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」によると、ケアマネ試験の実施開始から2023年度までに合格した人の保有資格とその構成比率は、以下のとおりです(一部抜粋)。

職種人数構成比率
保健師2万8,637人3.8%
看護師・准看護師17万6,855人23.5%
理学療法士1万8,687人2.5%
作業療法士1万852人1.4%
社会福祉士4万8,312人6.4%
介護福祉士33万7,614人45.0%

参考:厚生労働省「第26回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について

上記を見ると、これまでにケアマネ試験に合格した人の4割以上を介護福祉士が占めていることが分かります。さらに、2023年度の試験に着目すると、合格者のうち介護福祉士が占める割合は62.4%と半数を超えていました。

ケアマネ試験の受験資格を満たす方の中でも、介護福祉士からケアマネジャーになる方は特に多いようです。

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介護福祉士からケアマネジャーを目指す際の注意点

介護福祉士からケアマネジャーを目指す際に注意しておくべき点もあります。以下のポイントを理解した上で、ケアマネジャーを目指しましょう。

実務経験が5年以上必要

介護福祉士からケアマネジャーになる場合、介護福祉士試験に合格して資格登録が完了した日から、さらに5年以上の実務経験を積む必要があります。なお、正社員だけではなく、パート・アルバイトや派遣社員としての勤務経験も、実務経験として計算可能です。

無資格から実務経験を積んで介護福祉士を目指す場合は、「介護福祉士実務者研修の修了」「介護職員としての実務経験3年以上」という2つの条件を満たすと、介護福祉士試験を受験できます。そして、介護福祉士の資格登録日から5年の実務経験を積めば、ケアマネ試験を受験可能です。

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合格率が低く、試験の難易度が高い

ケアマネジャーの取得を目指す方は、試験の難易度が高いことも念頭に置いておきましょう。

厚生労働省の「第26回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」によると、2023年度介護支援専門員実務研修受講試験は、受験者数5万6,494人に対し、合格者数は1万1,844人で、合格率はわずか21.0%でした。

受験要件を満たすのに5年かかるうえに、合格率も例年20%前後で推移しているため、ケアマネジャーになるには地道な努力が必要です。ケアマネジャーを目指す場合、いかに効率良く試験勉強ができるかが合格のカギとなるでしょう。

仕事内容が変化する

介護福祉士からケアマネジャーにキャリアチェンジすると、業務内容がガラッと変わります。介護福祉士として現場で介護業務を行うのに慣れていると、デスクワークが多いことや、利用者さんと直接関わる時間が減ることにギャップを感じる可能性があるでしょう。

ケアマネジャーになっても、利用者さんのケアに直接関わりたいという方は、介護業務を兼務できる勤務先を選ぶ必要があります。ケアマネジャーに転職するときは、自分の希望する働き方ができるのかリサーチすることが大切です。

ケアマネジャーの2種類の働き方

ケアマネジャーは、勤務先の施設形態によって居宅ケアマネと施設ケアマネに分かれます。介護福祉士からケアマネになるときは、自分に合った働き方はどちらなのか、あらかじめ確認しておきましょう。

居宅ケアマネ

居宅介護支援事業所や地域包括支援センターに勤めるケアマネは「居宅ケアマネ」と呼ばれ、利用者さんが自宅で自立した生活を送ることを目的に、ケアプランを作成します。利用者さんやそのご家族の要望をヒアリングしてケアプランを作成し、内容を利用者さんに確認したら、居宅サービス事業者と連携します。

また、施設入所が必要な利用者さんに、介護施設を紹介することもあるようです。各施設や機関との連携も居宅ケアマネの大切な仕事です。訪問介護で働いた経験のある介護福祉士の方は、同じ在宅支援の仕事なので、知識や経験を活かせるでしょう。

施設ケアマネ

特養や老健をはじめとする介護施設に勤めるケアマネは「施設ケアマネ」と呼ばれ、利用者さんが施設内で快適に過ごすことを目的にケアプランを作成します。施設ケアマネの場合、利用者さんやご家族の希望だけでなく、施設で共同生活を送ることも考えてケアプランを作成しなければなりません。

施設ケアマネは利用者さんの課題などを理解し、施設内で行えるサービスやケアを組み合わせて適切なものを提案します。介護職員や看護師、機能訓練指導員など、施設内で活躍している職種との連携が肝心です。そのため、介護施設での勤務経験が豊富な方や、他職種間のコミュニケーションが得意な方は、施設ケアマネに向いているでしょう。

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介護福祉士からケアマネを目指す方によくある質問

ここでは、介護福祉士からケアマネジャーを目指す方が疑問に思うことに、お答えしています。

介護福祉士からケアマネになるには最短何年必要ですか?

介護福祉士からケアマネになるには、介護福祉士になってからの実務経験が5年以上求められます。介護福祉士の受験資格を得るには、養成施設ルートで2年、実務経験ルートで3年かかるのが一般的です。詳しく知りたい方は、「介護福祉士からケアマネを目指す際の注意点」も確認してみてください。

ケアマネの資格は廃止になると聞いたのですが…

ケアマネの資格が廃止になると一部で噂されているようですが、2024年9月現在、ケアマネの資格は廃止されておらず、廃止の予定もありません。介護福祉士からケアマネにキャリアアップしたい方は、引き続き実務経験や試験勉強を重ねて、資格取得を目指しましょう。詳しくは、「ケアマネの資格は廃止される?試験の受験資格の変移や将来性を解説」の記事をご覧ください。

まとめ

介護福祉士からケアマネジャーになるには、5年かつ900日以上の実務経験を積み、ケアマネ試験を受験しなければなりません。ケアマネ試験に合格し、研修を受けて資格登録を行えば、ケアマネジャーとして勤務できます。ケアマネ試験の合格率は例年20%前後で推移しており、難易度は高めです。

ケアマネジャーの資格を得るのは長い道のりですが、取得すれば利用者さんに提供するケアを自ら提案できるようになるため、大きなやりがいを感じられるはずです。身体への負担が少なく日勤中心の働き方が実現できるうえに、介護福祉士としての経験や知識も充分に活かせるため、キャリアアップを目指す方はケアマネジャーを選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか?

「介護福祉士として働きながらケアマネジャーを目指したいけど、勉強時間がない…」とお悩みの方は、レバウェル介護(旧 きらケア)を利用して転職を検討してみるのもおすすめです。
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