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介護資格の取り方は何が正解?種類や取得の流れ、受講方法の違いを解説!

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この記事のまとめ

介護の資格の取り方が知りたい方もいるでしょう。介護の資格は、講座を受講するだけで取得できるものや、受験資格を満たして試験に合格することで取得できるものなどさまざまあります。自身のスキルに合った資格を選ぶことが大切です。この記事では、介護職員初任者研修や介護福祉士など、介護に関する資格の取り方を解説。資格取得のメリットや費用負担を抑える方法もまとめました。資格取得を成功させたい方はぜひご覧ください。

介護資格の種類31選!取得方法やメリットを解説します

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【パターン別】介護資格の主な取り方

介護の資格にはさまざまな種類があるので、自身のスキルや目的に合ったものを取得すると良いでしょう。

介護が未経験の方におすすめの資格の取り方

未経験の方が介護の資格を取る場合、まず介護職員初任者研修を取得し、介護福祉士実務者研修、介護福祉士の順にチャレンジするのがおすすめです。

1つ目の初任者研修は、介護の入門的な資格で、介護の考え方や技術の基礎を学べます。2つ目の実務者研修は、現場で実践的に役立つスキルを習得可能です。3つ目の介護福祉士は、介護分野で唯一の国家資格で、取得すれば介護の専門的な知識があることを証明できます。

無資格や未経験で働き始めても、レベルに応じて資格を取得していけば、介護業界で着実にステップアップできる仕組みです。

介護福祉士からキャリアアップする方の資格の取り方

介護福祉士を取得し、さらに実務経験を積むことで、介護支援専門員(ケアマネジャー)や認定介護福祉士の資格取得に挑戦できます

ケアマネジャーは、利用者さんの介護サービスの利用計画(ケアプラン)を立てる仕事です。利用者さんやご家族の困りごとを伺い、必要なサービスが利用できるよう調整するため、より深い専門性と福祉に関する制度の知識が問われます。

現場で介護を極めたい場合、認定介護福祉士になって指導やマネジメントに携わる選択肢もあるでしょう。認定介護福祉士は、介護福祉士の上位資格として位置づけられています。

スキルアップしたい方の介護資格の取り方

自分に足りない知識や興味がある介護領域を分析し、該当する分野について学べる資格を取得すると、特定のスキルを磨けます。介護職としての専門性を高めてスキルアップしたい方には、以下のような資格がおすすめです。

資格名概要
認知症介護基礎研修介護職に必要な認知症に関する知識を学ぶ
福祉用具専門相談員福祉用具の利用を支援するための資格
喀痰吸引等研修たんの吸引や経管栄養の処置を学ぶ
認知症ケア専門士認知症ケアの高いスキルを証明する資格
レクリエーション介護士レクリエーションのスキルを証明する資格
介護予防運動指導員介護予防の視点で支援するのに役立つ資格
介護事務管理士(R)・ケアクラーク(R)介護報酬の請求などの事務に活かせる資格

認知症介護の知識を学ぶ資格や、医療的ケアを行うための資格、レクリエーションに特化した資格などがあります。それぞれの資格の詳細が気になる方は、次の項目もチェックしてみてください。

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【介護資格の種類別】取り方・費用・取得期間

介護の資格は、通信講座や通学講座の受講が必要なものと、試験のみで取得できるものがあります。各資格の詳しい取得方法を、下記にまとめました。

介護職員初任者研修の取り方

介護職員初任者研修は、130時間の講座を修了し、筆記試験に合格すれば取得できます。130時間のカリキュラムは、「すべて通学で受講する方法」と「通信講座と通学を組み合わせて受講する方法」の2通りです。

初任者研修には受講要件がないため、誰でも取得を目指せます。取得にかかる期間は週当たりの受講回数によって変わり、週4日受講する場合は1ヶ月程度、週1回の受講なら4ヶ月程度を目安にすると良いでしょう。受講料は4~10万円程度です。

初任者研修については、「介護職員初任者研修とはどんな資格?受講費用を抑える方法や取得のメリット」で解説しているので、あわせて参考にしてください。

介護福祉士実務者研修の取り方

介護福祉士実務者研修を取るには、約450時間のカリキュラムの修了が必要です。修了試験は義務ではないですが、実施しているスクールもあります。

初任者研修と同じく実務者研修も、通学のみで取得する方法と、通信講座と通学を組み合わせて取得する方法があります。実務者研修は学習時間が長いため、通信講座も活用するのがおすすめです。

初任者研修を取得していれば、450時間のうち130時間のカリキュラムが免除され、320時間で実務者研修を取得できます。実務者研修も受講要件はないですが、取得まで最短でも3ヶ月程度はかかるため、初任者研修よりも取得のハードルが高いでしょう。無資格から取得する場合は、最短でも6ヶ月程度かかります。

実務者研修の取得費用は、7~19万円程度で、スクールによって幅があるようです。基本的なカリキュラムは共通なので、自分に合ったサポートを提供しているスクールを選びましょう。

実務者研修については、「介護福祉士実務者研修とは?資格取得のメリットや初任者研修との違いを解説」の記事に詳しくまとめています。

介護福祉士の取り方

介護福祉士を取るには、介護福祉士国家試験に合格して資格登録しなければなりません。介護福祉士国家試験は、受験資格を満たした場合に受験できます。試験の受験資格を満たす方法は、主に3通りです。

働きながら介護福祉士の取得を目指す場合は、実務経験ルートが一般的。実務経験ルートでは、「介護等の業務の実務経験3年以上」「実務者研修の修了」という2つの条件を満たすことで、介護福祉士国家試験を受験できます。詳しく知りたい方は、「社会人として働きながら介護福祉士になるには?資格取得のルートを解説!」をご覧ください。

実務経験ルートのほかに、介護福祉士養成施設や福祉系高校を卒業して、介護福祉士国家試験の受験資格を満たす方法もあります。

厚生労働省の「第36回介護福祉士国家試験合格発表」によると、2024年に行われた介護福祉士国家試験の合格率は、82.8%でした。介護福祉士は、国家試験のなかでは合格率が高い資格です。

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介護福祉士は誰でも受かるって本当?落ちる人の特徴や合格のコツを解説!

介護支援専門員(ケアマネジャー)の取り方

ケアマネジャーを取るには、受験資格を満たしたうえで、介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネ試験)に合格しなければなりません。合格後に、研修を受講して資格登録を行うことで、ケアマネジャーの資格を取得できます。

ケアマネ試験の受験資格は、「国家資格等に基づく業務」または「相談援助の実務経験」に5年以上従事した経験があることです。ケアマネジャーになる方法について詳しく知りたい方は、「ケアマネジャーになるには最短で何年?介護支援専門員の受験資格を解説」をご覧ください。

なお、ケアマネ試験の受験料や研修の受講料は、都道府県ごとに決まっています。
東京都福祉保健財団 ケアマネジャー専用サイトの「令和6年度 東京都介護支援専門員実務研修受講試験」によると、東京都における2024年のケアマネ試験の受験手数料は、12,400円(+振込手数料148円)です。
同サイトの「第26回第2期東京都介護支援専門員実務研修の受講者の募集について(p.2)」によると、実務研修の受講料は44,600円でした。

また、近年のケアマネ試験の合格率は20%前後で推移しています。ケアマネジャーは、介護業界のなかでも取得の難易度が高く、専門性が問われる資格です。

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ケアマネの資格を取得するメリットとは?やりがいや役立つ職場を解説

認定介護福祉士の取り方

認定介護福祉士を取るには、養成研修を受講して認定を受ける必要があります。認定介護福祉士認証・認定機構の「認定介護福祉士になるには」によると、認定介護福祉士養成研修の受講要件は、以下のすべてを満たすことです。

  • 介護福祉士としての実務経験が5年以上ある
  • 介護福祉士ファーストステップ研修といった研修を100時間以上修了している
  • 研修実施団体の課すレポート課題や受講試験で、一定の水準の成績を修めている(免除の場合あり)
  • ユニットリーダーやサービス提供責任者としての実務経験がある

認定介護福祉士養成研修はI類とII類に分かれており、I類は345時間、II類は255時間のカリキュラムです。全カリキュラムの受講には、30万~60万円程度かかります。また、通学が必須の科目も多く、修了までに2~3年ほどかかるようです。

認定介護福祉士の取得で身につくスキルは、「認定介護福祉士とは?期待される役割や資格取得に必要な研修を解説」でご紹介しているので、介護福祉士からキャリアアップしたい方はご一読ください。

認知症介護基礎研修の取り方

認知症介護基礎研修は、インターネットで3時間程度の研修を受講することで取得できます。勤務先の介護事業所を通じて、受講を申し込むのが一般的です。

無資格の介護職は、入職から1年以内に認知症介護基礎研修以上の研修を受講する必要があります。「無資格で介護職になったけど、初任者研修や実務者研修はハードルが高い」と感じる方は、とりあえず認知症介護基礎研修を取得すると良いかもしれません。

認知症介護基礎研修は、その名のとおり認知症ケアの基本を学ぶ内容です。認知症の基礎知識は介護職に必要不可欠のため、研修の修了が義務付けられています。

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介護職は無資格で働けなくなるの?認知症介護基礎研修の義務化について解説

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福祉用具専門相談員の取り方

福祉用具専門相談員の資格は、福祉用具専門相談員指定講習を受講し、修了試験に合格することで取得できます。講習は計50時間、6~7日程度で修了可能。オンラインで開催するスクールもあります。福祉用具専門相談員指定講習は、受講要件が定められていない場合が多いようです。
また、介護福祉士や社会福祉士、看護師などの特定の資格を保有する方は、講習を受けなくても福祉用具専門相談員として働けます。

福祉用具専門相談員は、介護ベッドや車いすなどの福祉用具を取り扱う専門職です。福祉用具が必要な利用者さんに対し、適切な福祉用具の選定を行ったり、使用方法を伝えたりする役割があります。福祉用具専門相談員の仕事に興味がある方は、「福祉用具専門相談員とはどんな職種?仕事内容や必要な資格、年収を解説!」の記事をご参照ください。

喀痰吸引等研修の取り方

喀痰吸引等研修は、第1号研修~第3号研修に分かれています。それぞれ、定められた基本研修と実地研修を修了することで取得できます

喀痰吸引等研修とは、介護職員等がたんの吸引や経管栄養を行うために必要な資格です。最上位である第1号研修を取得すれば、介護職員等が行える医療的ケアのすべてに対応可能。第2号研修の場合は行えるケアの範囲が限られ、第3号研修の場合は行えるケアの内容と相手が限られます。

実際に医療的ケアを行うためには、該当する喀痰吸引等研修を修了したうえで、「認定特定行為業務従事者認定証」の交付を受けなければなりません。また、勤務する事業所が、「登録特定行為事業者」として登録していることも求められます。

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認知症ケア専門士の取り方

認知症ケア専門士は、認知症ケア専門士認定試験に合格して研修動画を視聴し、資格登録することで取得できます。試験の受験資格は、「過去10年間において、3年以上認知症ケアの実務経験があること」です。実務経験に職種の定めはないため、介護従事者だけではなく、医療関係者なども受験できます。

認知症ケア専門士になるには、第1次試験と第2次試験の両方への合格が必要です。第1次試験は、4分野・計200問。五肢択一方式で出題されます。各分野で70%以上得点できれば合格です。第2次試験は計3題の論述試験で、第1次試験の全分野に合格した人が受験できます。

認知症ケア専門士を取得すると、認知症の利用者さんに対するアセスメントのスキルや、医療的なアプローチに関する知識が身につくでしょう。そのため、認知症の利用者さんと関わることが多い、グループホームのスタッフなどにおすすめの資格です。
認知症ケア専門士については、「認知症ケア専門士とは?認定試験の合格率と難易度、資格の取得方法を解説!」の記事にもまとめています。

レクリエーション介護士の取り方

レクリエーション介護士は、2級と1級があります。レクリエーション介護士2級は、通信講座や通学講座、団体研修などで取得可能です。受講要件はないので、誰でもチャレンジできます。テキストやDVDで学習した後に、添削課題を提出し、試験で60点以上得点できれば合格です。通信講座の場合はおよそ3ヶ月、通学講座の場合は最短2日で取得できます。

レクリエーション介護士1級は、2級を保有する方が対象です。取得するには、通学講座の受講、試験への合格、現場実習という3つの段階を踏む必要があります。通学講座は、全4日間です。試験は実技と筆記があり、それぞれ60%以上正答すれば合格です。現場実習では、自身の職場以外の介護事業所3施設で、レクリエーションを行います。

レクリエーション介護士は、「新しいレクリエーションが思い浮かばない…」「もっとレクリエーションを盛り上げて楽しんでもらいたい」という方におすすめの資格です。学習内容は、デイサービスなどの介護施設での仕事に役立ちます。

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レクリエーション介護士とは?資格の概要や試験内容を分かりやすく解説

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介護予防運動指導員の取り方

介護予防運動指導員の資格は、介護予防運動指導員養成講座を受講し、修了試験に合格することで取得できます

介護予防運動指導員養成講座を受講できるのは、「2年以上の実務経験があり、初任者研修や実務者研修を修了している」「看護師や介護福祉士など、特定の国家資格がある」という要件のいずれかを満たす人です。講座は計33時間で、講義と演習に分かれています。このうち講義は、e‐ラーニングで受講できる場合もあるようです。

介護予防運動指導員の資格は、デイサービスや有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅など、比較的介護度が低めの利用者さんと関わる職場で、特に役立つでしょう。

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介護事務に関する資格の取り方

介護事務に関する資格には、介護事務管理士(R)やケアクラーク(R)などがあります。介護事務管理士(R)とケアクラーク(R)は、試験に合格することで取得可能で、受験資格は設けられていません

介護事務の仕事は資格がなくても行えますが、介護報酬請求や介護保険などに関する知識・スキルが求められます。そのため、資格を取得しておけば、業務に活かせたり、就職に有利になったりするでしょう。

介護事務に関する資格は、介護事務の仕事がしたい方や、介護事業所の運営に携わりたい方、ケアマネジャーなどにおすすめです。

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働きながら無理なく介護資格を取得するコツ

介護業界で働きながら資格を取得する方は多くいます。働きながら資格取得を成功させるには、無理のない学習スケジュールを立てることが大切です。以下では、仕事と両立させやすい資格取得の方法をご紹介します。

介護資格のスクールは週1コースに通う

仕事と資格取得を両立させるには、週1コースで通学するのがおすすめです。仕事や通学がない日を確保することで、体力的な負担を減らしたり、自宅学習の時間を設けたりできるでしょう。体調不良や仕事の都合で通学できない可能性を考慮し、振替受講ができるスクールを選ぶのもポイントです。

通信講座は受講のスケジュールを立てる

通信講座を受講する際は、標準学習期間や合計時間を参考に受講のスケジュールを立てると、スムーズに資格を取得できます。「いつまでに取得する」と自分で期限を決めると良いでしょう。課題提出や在宅試験に期日が設けられている場合もあるので、受講前の確認が大切です。

質問に答えてくれる講座や添削課題で評価をもらえる講座もあるので、サポート体制や評価方法も、講座選びの参考にしてみてください。

スキマ時間を上手に使って試験対策をする

働きながら資格取得を目指す場合は、スキマ時間を意識的に勉強にあてて試験対策をしましょう。家事が落ち着いたタイミングや電車通勤の時間、いつもより少し早起きするなど、スキマ時間を活かすことで、気分転換しながら勉強できます。

試験の範囲や難易度を事前に確認し、余裕をもって学習を進めるのが、一発合格するためのポイントです。残業や休日出勤が多いと時間の確保が難しいため、職場にも資格取得を目指していることを伝え、協力してもらえないか相談するのも一つの手段です。

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就職前に介護資格を取得する選択肢もある

「働きながら資格を取るのは大変そう…」と感じる場合、介護の資格を取得してから就職する選択肢もあります。無資格・未経験で介護業界に就職すると、「介護技術がなくて不安」「仕事を覚えるのが大変」と感じるかもしれません。いきなり介護職になるのが心配な方は、就職前に資格を取ることを検討すると良いでしょう。

離職中の場合は、勉強に集中でき、短期間で資格を取得できるというメリットもあります。ただし、収入のない期間ができるなら、転職までの生活費を確保できるか、確認しておくことが大切です。

介護資格の取り方は「通信」と「通学」どちらが良い?

介護の資格講座には、自宅で受講できる通信講座と、スクールで学習する通学講座があります。それぞれの学習方法のメリットを、以下で解説します。

通信講座を選ぶメリット

通学講座を選ぶメリットは、短期間で集中して資格を取得できることです。決められた日数で確実に講座を修了できるので、少しでも早く資格を取得したい方は、通学講座を選ぶと良いかもしれません。
また、通学講座には、「直接講師に質問でき、疑問をすぐに解消できる」「一緒に学ぶ受講生がいるため、モチベーションを保ちやすい」というメリットもあります。

通学講座を選ぶメリット

通信講座を選ぶメリットは、自分のペースで勉強を進められることです。仕事やプライベートが忙しい場合も、時間があるタイミングで学習に取り組めます。

たとえば、初任者研修や実務者研修には通学必須の科目がありますが、取得の負担を減らすために、通信講座の併用も可能です。自身の学習スタイルや生活に合わせて、上手に通信講座を活用すれば、資格を取得しやすいでしょう。

「無資格で介護業界に転職するのは不安…」「無理なく通えるスクールで学びたい」という方には、レバウェルスクール介護がおすすめ。レバウェルスクール介護は、介護業界に特化した転職エージェントのレバウェル介護(旧 きらケア)が運営する介護スクールです。
介護や福祉の業界で実際に働く講師から授業を受けられるので、資格の勉強をしながら、介護職の仕事内容もイメージできます。週1日の介護職員初任者研修のコースなら、無理なく通いやすいでしょう。資格取得について話を聞いてみたい方は、ぜひ気軽にご相談ください。

介護資格を安く取りたい方におすすめの取得方法

介護に関する資格は、費用負担を抑えて取得することもできます。どのような支援制度があるのか、以下でご紹介します。

資格取得支援制度を活用して取得する

資格取得支援制度を活用すれば、無料や割引で介護の資格を取得できます。介護職の人材確保やスキルアップを目的に、ハローワークや自治体、介護事業所などが、資格取得の費用を援助することは珍しくありません。離職中に失業手当を受給しながら通学したり、働きながらスケジュールを調整して受講したりできる場合もあり、無理なく資格を取得できるでしょう。

資格取得支援制度について詳しく知りたい方は、「介護職の資格取得支援制度とは?給付金の種類や利用するメリットを解説」の記事をご参照ください。

割引特典のある介護スクールに通う

介護スクールによっては、割引価格で受講できるキャンペーンを実施しているところもあるようです。資格取得を成功させるためには、通いやすさや費用を考えてスクールを選ぶと良いでしょう。

レバウェルスクール介護では、派遣社員として一定の時間以上就労できる方は、無料で初任者研修を受講できるチャンスがあります。また、スクールに通いながら就職のサポートを受けることもできるので、ぜひチェックしてみてください。

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リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業を活用する

「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」は、この事業に参画する事業者を通して、転職の支援を受けられる制度です。無料のキャリア相談や職業紹介などに加え、リスキリングを目的とした講座を割引で受講できます。介護の資格も対象で、受講費用の半額以上を補助してもらえるようです(上限40万円)。

レバウェル介護(旧 きらケア)は、リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業に参画しています。利用することで、無料で初任者研修・実務者研修を取得可能です。現在就業中で、「雇用主の変更を伴う転職を目指している」「新宿のスクールに通える」という条件を満たす方なら、どなたでも申し込めます。

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介護資格の取り方に関するよくある質問

ここでは、介護資格の取り方に関するよくある質問に回答します。自分に合った資格や取得の流れを知りたい方は、参考にしてください。

介護業界で独学で取れる資格はありますか?

介護業界には、独学で取れる資格もあります。たとえば、無資格の介護職が主な受講対象である「認知症介護基礎研修」は、インターネットで1日で取得可能です。また、「認知症介助士」「福祉住環境コーディネーター」「ケアクラーク」などの資格は、試験に合格することで取得できます。なお、「介護職員初任者研修」や「介護福祉士実務者研修」には、通学が必須の科目があるため、独学だけでは取得できません。

介護資格は無料で取れますか?

介護職員初任者研修といった資格は、無料で取得できる場合があります。「介護職に転職する前に、ハローワークの職業訓練を利用して取得する方法」「職場の介護事業所に受講費用を負担してもらう方法」などがあるようです。働きながら無料で資格を取りたい場合は、資格取得支援に力を入れている職場を選ぶと良いでしょう。
介護の資格を安く取りたい!「初任者研修」と「実務者研修」を無料or割引で受講する方法」の記事では、介護系の資格をお得に取得する方法を解説しています。

ハローワークで取れる介護資格はありますか?

ハローワークで取得できる主な資格は、介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修です。初任者研修や実務者研修の受講とあわせて、難病患者等ホームヘルパーや強度行動障害支援者養成研修など、訪問系サービスに関する資格を取得できる場合もあります。なお、ハローワークの資格取得支援制度を利用するためには、求職の申し込みを行い、受講の選考に通ることなどが必要です。

取得難易度が低い介護資格を教えてください

「認知症介護基礎研修」「重度訪問介護従業者養成研修」「行動援護従業者養成研修」などの介護資格は、受講要件がなく数日間で取得できます。認知症介護基礎研修は、介護職員として働くための基礎となる資格です。重度訪問介護従業者養成研修や行動援護従業者養成研修では、障がいのある方の支援に対する理解を深められます。
介護資格の取得難易度が知りたい方は、「介護の資格の難易度を種類ごとに解説!取得方法や試験の合格率、要件とは?」をご覧ください。

まとめ

介護の資格にはさまざまな種類があるので、自身のスキルに合ったものを選びましょう。たとえば、介護職員初任者研修は、130時間の講座を修了して筆記試験に合格すれば取得できます。一方、介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)の試験を受けるには、受験資格を満たさなければなりません。資格の取り方は種類ごとに異なるので、事前に調べて計画的に学習することが大切です。

「資格取得について聞きたい」「無資格から介護職への転職を成功させたい」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)をご利用ください。キャリアアドバイザーは介護業界に詳しいので、資格を取るタイミングやキャリアプランなどの相談も歓迎です。無資格や未経験の方も安心して転職できるよう、面接対策のサポートや職場見学のセッティングなどにも対応しています。サービスは無料なので、ぜひご活用ください。

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