Quantcast
Channel: レバウェル介護 介護職向けお役立ち情報(旧 きらッコノート)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 662

デイサービスの仕事が覚えられない理由とは?新人の悩みや対処法を解説

$
0
0
デイサービス仕事覚えられないのメイン画像

この記事のまとめ

「デイサービスの仕事を覚えられない…」とお悩みの方もいるでしょう。レクリエーション活動や送迎など、業務範囲が幅広いデイサービスでは、仕事を覚えるのに時間がかかることがあるようです。この記事では、デイサービスの仕事が覚えられないと悩んでしまう理由を紹介します。仕事を覚える方法や慣れるまでに必要な期間も解説するので、ぜひ参考にしてください。

デイサービスの仕事が覚えられないと悩んでしまう理由

デイサービスは業務内容が幅広いため、「なかなか仕事を覚えられない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?ここでは、デイサービスの仕事を覚えられない理由を紹介します。

利用者さんが多く情報を覚えるのが大変

デイサービスには毎日多くの利用者さんが訪れるため、それぞれの情報を覚えるのが大変と感じる人は多いようです。デイサービスでは、利用者さん一人ひとりの名前と顔はもちろん、どのようなケアが必要かを覚えて対応しなければなりません

デイサービスを毎日利用せず、週に一度しか来ない人もいます。そのため、その場で覚えたつもりになっても、次に来るころには忘れてしまうこともあるでしょう。

新人スタッフの場合、利用者さんの情報以外にも、各業務やスケジュールなど覚えることが多く、すべて一度に覚えるのは難しいことも。未経験の場合、より覚えることが多く、「なかなか仕事を覚えられない」と感じても無理はありません。

仕事内容が多く一日の流れを把握しづらい

担当する業務が多く、一日の流れを把握しづらいため、デイサービスの仕事を覚えられないと感じる方もいるでしょう。具体的な仕事内容は、食事介助や入浴介助、レクリエーション、バイタルチェック、職員間のミーティングなどです。

特に新人スタッフは、先輩や上司に言われるがまま業務をこなすことが多く、自分で判断して動くのが難しいこともあるでしょう。また、一日の流れは施設によって異なるので、介護職経験者も、すぐには覚えられないかもしれません。

一日の流れを把握できていないと、次に何をして良いか分からず、不安に感じることにつながります。

送迎スケジュールが日によって異なる

デイサービスでは、利用者さんの自宅から施設までの送迎があります。運転を担当する場合、ルートを覚えるのに時間がかかる点も、仕事を覚えられないと感じる理由の一つです。

デイサービスは、日によって通う利用者さんが異なります。また、利用者さんの休みなど、当日の都合によっては送迎の順番を変えることもあり、毎回決まったルートを走れば良いわけではありません

「体調が悪い利用者さんの乗車時間が短くなるよう配慮する」「通院の予定に間に合わせるために最初に送る」など、その日の状況に応じた送迎スケジュールを組む必要があります。到着時刻の指定がある場合、時間調整が難しいと感じるデイサービスの職員もいるでしょう。

▼関連記事
デイサービスの送迎業務が怖い…運転が苦手・不安なときの対処法を解説!

レクリエーションの企画や運営が難しい

デイサービスでは、利用者さん認知機能や身体機能の維持・向上を目的に、レクリエーションを実施します。レクリエーションを行う際は、利用者さんへの説明を職員が行うため、何種類もあるレクリエーションの内容を把握する必要があります。

施設独自に作られたレクリエーションもあり、それぞれのルールを覚えるのが大変と感じることもあるでしょう。また、新たなレクリエーションを企画する場合、「どうやって考えたら良いのか分からない…」と悩むことも少なくありません。


▼関連記事
デイサービスの仕事ってきついの?仕事内容や大変に感じる理由を解説

登録は1分で終わります!

アドバイザーに相談する(無料)

デイサービスの仕事が覚えられないときの対処法

ここでは、デイサービスの仕事が覚えられないときの対処法を紹介します。「仕事に慣れるのが大変」と感じている方は、ぜひご一読ください。

業務に優先順位をつける

デイサービスの仕事内容は幅広く、すべて完ぺきにこなすのは難しいため、優先順位をつけて覚えるのがおすすめです。

「仕事を覚えられていない」「やることが多い」と焦らず、冷静に業務をこなしていけば、少しずつ慣れることができます。以下を参考にして、優先順位の高い順に一つひとつ覚えることから始めてみましょう。

1.利用者さんの顔と名前を覚える

デイサービスの仕事で特に優先順位が高いのは、利用者さんの基本情報を覚えることです。まずは利用者さんの顔と名前を覚えることから始めましょう。利用者さんの顔や名前を覚えるためには、自分から積極的にコミュニケーションを取ることが有効です。

2.業務の全体的な流れを把握する

業務を覚えるには、仕事の流れを把握することが大切です。一日の流れが分かれば、次に何をすべきかも分かるようになります。一日の流れをすべて頭に詰め込まなくても、次にすべきことを把握できていれば、その都度メモを見て次の業務に備えられるでしょう。

3.利用者さんごとの特徴を覚える

デイサービスでは、利用者さん一人ひとりの特徴や介助の際の注意点などを覚える必要があります。利用者数が多いと、暗記するのはなかなか難しいものです。週に一回しか通所しない利用者さんの特徴を覚えるのには時間がかかります。

はじめのうちは、毎日業務前にその日の利用者さんの特徴をまとめたメモを確認して、一日分の利用者さんの特徴を把握することから始めましょう。最初から無理にすべての利用者さんの特徴を暗記する必要はありません。

4.送迎業務やレクリエーションは数をこなして覚える

送迎スケジュールやレクリエーションは、暗記するのではなく繰り返し対応することで、自然と覚えていけるはずです。

まずは、その日の送迎スケジュールとルートをチェックすることから始めましょう。レクリエーションに関しても、説明を読むよりも実際やってみたほうが記憶に残りやすいものです。種類が多いと、「こんなに覚えられない」と焦ってしまうかもしれませんが、その日にやるものから一つずつ覚えるよう意識してみましょう。

見返しやすいように項目別にメモをとる

デイサービスの仕事を覚えられないときは、見返しやすいようにメモをとることを心掛けましょう。メモ帳は、持ち歩けるポケットサイズのものが便利です。

以下で、メモのまとめ方のポイントを説明します。

利用者さんの情報を曜日別に整理する

デイサービスは、利用者さんが日によって異なるため、曜日ごとの利用者さんの情報を一覧表にまとめるのがおすすめです。食事や入浴、排泄など、それぞれのケアに必要な情報を、利用者さんごとに記載します。以下がメモの具体例です。

フォーマットを統一したり表にしたりすると、見返したときに理解しやすいでしょう。なお、個人情報が含まれるメモを紛失しないよう、取り扱いには十分な注意が必要です。

支援内容別にポイントをまとめる

デイサービスの仕事を覚えるためには、支援内容別にメモをとるのがおすすめです。すべての利用者さんに共通してチェックするべきポイントを記載しましょう。たとえば、食事介助なら、「座ったときに足の裏がしっかり床についているか」などです。

インデックスシールを使い、「入浴」「食事」「排泄」といった見出しをつけておけば、その業務を担当するときに、すぐに該当のページを開いて見返せます。

分からないことはそのままにせず質問する

仕事を覚えるためには、分からないことはそのままにせず質問する姿勢も大切です。周りが忙しそうですぐに聞けないときは、疑問点をメモに残しておきましょう。

利用者さんの顔や名前、特徴などが覚えられないときは、同僚に相談するのが効果的です。人と話すことで、利用者さんの背景や性格が分かり、記憶に残りやすくなる場合があります。また、業務終了後に、一日を振り返る復習の時間を作るのもおすすめです。

デイサービスで初めて働く人が仕事に慣れるまでの期間

初めてデイサービスの仕事に就いてから、3ヶ月くらいで独り立ちする人が多いようです。そのため、3ヶ月を目安に独り立ちするつもりで、それまでは焦らず業務を覚えることに集中しましょう。

なお、職場によって教え方や仕事量は異なるため、3ヶ月以上経っていても、焦る必要はありません。介護職の経験があっても、職場のルールを覚えるのが大変なこともあるでしょう。

デイサービスの仕事を覚えるのにかかる期間は、利用者数によっても変わるため、独り立ちの早さだけではなく、一つひとつの仕事をミスのないよう丁寧にこなすことも大切です

▼関連記事
未経験が介護職に慣れるまでどのくらい?新人職員の心得や乗り越え方を紹介

▶デイサービスの求人一覧ページはこちら

デイサービスの仕事を覚えられない原因となる問題

ここでは、デイサービスの仕事を覚えられない原因となる問題を紹介します。当てはまらないかチェックしてみましょう。

人間関係や職場環境が良くない

職員間の連携ができていなかったり、質問しづらい雰囲気だったりすると、仕事を覚えるのが難しくなります。スタッフ間の連携ができていなければ、業務の進め方が人によって異なり、仕事を覚えられないおそれがあります。

また、高圧的な態度をとるスタッフがいると、ストレスが溜まったりモチベーションが下がったりして、本来の力を発揮できないことも。こうした職場環境の場合、仕事を覚えられないと感じるのも無理はありません。

ストレスや疲労が溜まっている

デイサービスの仕事は、送迎や介護などで利用者さんの命を預かる場面が多く、プレッシャーやストレスを感じる人もいるでしょう。ストレスや疲労が溜まると、普段のように物事を覚えるのが困難になる可能性があります。仕事で疲れ過ぎないよう、自分なりのストレス発散方法を見つけ、疲労回復できると良いでしょう。

今のデイサービスが向いていない場合は転職も一つの手段

職場環境やストレスが原因で、「今のデイサービスでは仕事が覚えられない」と感じる場合は、転職するのも一つの手段です。教育体制が整っていたり、人間関係が良好で質問しやすかったりする職場に転職すれば、無理なく仕事を覚えられるかもしれません。

悩みを解消できる職場を探すためには、転職エージェントの活用がおすすめです。レバウェル介護(旧 きらケア)は、介護業界に特化した転職エージェント。職場環境など、求人からは分からない情報も、アドバイザーからお伝えいたします。「今のデイサービスが合わないかも…」と感じる方は、まずは一度ご相談ください。

登録は1分で終わります!

アドバイザーに相談する(無料)

デイサービスの仕事が覚えられないことに関する質問 

ここでは、デイサービスの仕事が覚えられないことに関するよくある質問に回答します。仕事を覚えられず、お悩みの介護職員の方は、ぜひチェックしてみてください。

デイサービスに向いていない人の特徴を教えてください

「人見知りで多くの人とコミュニケーションをとるのが苦手」「身体介護をする体力がない」「思いやりに欠ける」などの特徴に当てはまる人は、デイサービスに向いていない可能性があります。デイサービスでは、複数の利用者さんに同時に対応するスキルが求められるでしょう。

デイサービスに向いていない人の特徴は「デイサービスの仕事に向いていない人の特徴を解説!適性の判断方法とは?」の記事でも紹介しているので、詳しく知りたい方はチェックしてみてください。

デイサービスの仕事が楽しいと感じるのはどんなとき?

デイサービスの仕事を楽しいと感じるのは、利用者さんとのレクリエーションやコミュニケーションのときなどが挙げられます。レクリエーションで自分の好きな曲を使ったり、利用者さんの話を聞いたりすることを、楽しいと感じるようです。また、利用者さんやそのご家族から感謝されることに、やりがいを感じる人もいるでしょう。
デイサービスのやりがいは、「デイサービスのやりがいとは?働くメリット・デメリットや向き不向きを解説」の記事にもまとめています。

介護職未経験の40代ですが仕事が覚えられません…

介護職未経験の場合、経験者に比べて仕事を覚えるのに時間がかかる傾向にあります。一度にすべて覚えようとせず、優先順位の高い「利用者さんの顔と名前」「一日の流れ」から覚えることから始めましょう。
介護職に40代未経験で転職!「仕事を覚えられない」ときの対処法とは」の記事でも、仕事を覚えられないときの対処法を紹介しているので、あわせて参考にしてください。

まとめ

「デイサービスの仕事が覚えられない」と悩んでしまう主な理由として、利用者さんが多いことや、日によって送迎スケジュールが異なることが挙げられます。また、デイサービスは仕事内容が幅広く、一日の流れを把握しづらいことも、業務を覚えるのに時間がかかる原因の一つといえるでしょう。

「デイサービスの仕事が覚えられない」と悩んでいる方は、業務に優先順位をつけたり、分かりやすくメモをとったりすることがおすすめです。仕事を覚えられない原因が、職場環境にある場合は、転職するという選択肢もあります。

「自分にとって働きやすい職場を見つけたい」という介護職員は、レバウェル介護(旧 きらケア)をご利用ください。専任のキャリアアドバイザーが、一人ひとりの不安や悩み、希望を考慮して、求人を紹介いたします。サービスはすべて無料で利用できるので、気軽にご相談ください。

登録は1分で終わります!

アドバイザーに相談する(無料)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 662

Trending Articles