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初任者研修がしんどい理由は?仕事と両立させながら乗り越える方法を解説

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この記事のまとめ

初任者研修がしんどい理由を知りたい方もいるでしょう。初任者研修は、科目数が多く、実技演習や課題提出もあるため、しんどいと感じる人もいるようです。また、仕事との両立が大変だったり、金銭的な負担が大きかったりすることもあります。この記事では、初任者研修がしんどい理由と、乗り越えるポイントを解説。試験に落ちてしまったときの対処法もご紹介します。初任者研修の受講に不安を感じている方は、参考にしてください。

介護職員初任者研修とはどんな資格?受講費用を抑える方法や取得のメリット

初任者研修がしんどい理由

介護職員初任者研修は、科目が多いことや、実技演習・課題提出があることでしんどいと感じる方がいるようです。ここでは、初任者研修がしんどい理由を解説します。

研修科目が多い

初任者研修の科目の多さから、しんどさを感じることがあります。初任者研修では、介護に関する専門知識を130時間の講義で幅広く学ぶため、覚えることが多く、介護経験がない人は大変に感じやすいでしょう。また、テキストを使った座学も多いため、不慣れな場合は疲れを感じるようです。

課題提出がある

初任者研修の中で提出が求められる課題やレポートが負担になることもあるでしょう。課題の難易度は高くない傾向にあるものの、仕事や家事の合間にこなすのは大変という方もいるはずです。学習内容の理解度を図るために、介護に関する知識が問われるレポート課題の場合、説明することや文章を書くことに苦労する場合があります。

実技演習がある

初任者研修の中の実技に難しさを感じる方も少なくありません。実技では、車いすの介助や障がいのある方の更衣介助、ベッドメイキングなどのさまざまな介護技術を学びます。初心者の方は不慣れな介助を練習することになるため、しんどいと感じることもあるでしょう。

介護に対する不安を感じる

初任者研修を通して介護への理解が深まるにつれ、仕事の大変さも分かるようになります。人手不足や業務の多さといった介護職の大変さを知る中で、想像していた仕事内容とギャップを感じ、「自分にできる自信がない」と不安になることもあるかもしれません。

仕事との両立が難しい

働きながら初任者研修を取得する場合、仕事と両立させる大変さに悩むことも。休日に講義があったり、空いた時間で課題をこなしたりすることで、自由な時間が少なくなります。時間や体調の管理をしっかりしなければならず、精神的な負担があるため、しんどいと感じやすいようです。

金銭的な負担がある

初任者研修の費用負担も、しんどさを感じる一因となっています。一般的に資格取得には5万~10万円程度必要で、スクールまでの交通費もかかるため、受講すべきか迷う人もいるでしょう。

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介護職員初任者研修の費用を解説!資格取得の支援制度やスクールの選び方

初任者研修を乗り越えるポイント

以下では、初任者研修がしんどいと感じたときに、乗り越えるためのポイントをご紹介します。

講師に相談する

初任者研修に関して不安や疑問点があるときは、スクールの講師に相談しましょう。講師は指導のプロなので、無事に資格を取得できるようにサポートをしてくれます。講義の不明点を尋ねたり、勉強の進め方・レポートの書き方についてアドバイスを仰いだりなど、講師の力を借りてみてください。

受講生と交流する

ほかの受講生と交流をすることで、資格取得までのモチベーションを保つことができます。受講生同士は同じ立場で、悩みや不安を共有できる存在です。研修中に親交が深まれば、研修後まで交流が続くこともあるでしょう。

仕事と両立できるよう工夫する

仕事と両立できるよう、以下のような工夫をすることで、スムーズに資格を取得できます。

無理のないスケジュールを立てる

自身の生活に無理が生じない範囲で学習スケジュールを組むことが大切です。最短で初任者研修の取得を目指すと、勉強時間の確保やプライベートとの両立が難しく、負担に感じる可能性があります。そのため、自分の生活や仕事に合わせて週の受講回数を決め、焦らず確実にこなせるスケジュールを組みましょう。

サポート制度を利用する

働きながらスクールに通っていると、急な仕事が入ったり、思うように勉強時間が確保できなかったりすることもあります。そうしたときには、無料で受講日を振替できるサポートや、再試験を無料で受けられるサポートを活用しましょう。スクールによってサポート体制は異なるので、これから受講する方は調べておくと安心です。

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通いやすいスクールを選ぶ

自宅から通いやすいスクールを選ぶことも、仕事と資格取得を両立させるためのコツの一つ。遠いと通学自体が負担になってしまうため、通いやすいエリアのスクールを選ぶことが重要です。また、受講日の選択肢が多い・夜間に受講できるなど、仕事の都合に応じて柔軟にスケジュールを組めるコースを選ぶのも良いでしょう。

公的制度の利用で費用を抑える

受講費用を負担に感じる人は、キャンペーンや公的制度をうまく利用しましょう。スクールによっては、無料・割引キャンペーンが開催されていることがあります。受講料はスクールによって異なるため、いくつか比較して費用負担が少ないところを探してみてください。
また、以下のような公的制度も用意されています。

教育訓練給付制度

厚生労働省の「教育訓練給付制度」を利用すると、研修修了時に受講費用の一部が支給されます。初任者研修は、「特定一般教育訓練給付」と「一般教育訓練給付」の対象です。雇用保険の加入期間などの条件を満たすことで、給付を受けられます。

ハローワークの職業訓練(ハロートレーニング)

ハローワークの職業訓練「ハロートレーニング」は、公共職業訓練と求職者職業訓練の総称です。一部のテキスト代などを除く受講料無料で、さまざまな職業訓練や資格取得のための講習を受けられます。就職支援制度も充実しており、無資格・未経験から初任者研修の取得を目指す方も利用可能です。

自治体の資格取得支援事業

都道府県や市区町村が運営する資格取得支援事業を利用するのもおすすめです。たとえば東京都には、都内で高齢者介護業務への就労を希望する方が、無料で初任者研修を受けられる「初任者研修資格取得支援事業」があります。なお、自治体の制度を利用する場合、就職場所といった条件が設けられている場合があるので、確認してから申し込みましょう。

職場の資格取得支援制度

職場によっては、資格取得支援制度が用意されている場合もあります。職場の資格取得支援制度とは、職員が業務に必要なスキルを習得するために、企業・法人が資格取得にかかる費用を負担してくれる制度です。初任者研修を取得する場合も、職場に支援制度があれば金銭的負担を軽減できるでしょう。

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資格取得後のメリットを考える

初任者研修がしんどいと感じたときは、資格取得後の将来像に目を向けることで、やる気やモチベーションを向上させられます。初任者研修を取得するメリットを、以下にまとめました。

  • 介護に関する知識や技術が向上する
  • 就職・転職に有利に働く
  • 家族の介護に活かせる
  • 資格手当による給与アップが期待できる
  • 実務者研修を受講する際に履修した科目がされる
  • 介護職としての自信が身につく

初任者研修を取得すると、専門的な知識や技術が身につくため、自信につながります。就職や転職に有利になるだけではなく、家族の介護に活かせたり、資格手当がついて給与が上がったりすることもあるでしょう。取得まではしんどいと感じるかもしれませんが、得られるメリットも多い資格です。

初任者研修に落ちたときの対処法

初任者研修は、カリキュラム受講後に、理解度を見るための修了試験を受けなければなりません。難易度はあまり高くないものの、100点中70点以上の得点が必要なので、不合格になることも考えられます。以下では、初任者研修に落ちたときの対処法を解説するので、不安な方はチェックしておきましょう。

再試験を受ける

初任者研修に落ちてしまった場合、再試験を受けましょう。初任者研修は、一度落ちてしまっても再試験を受けることができ、合格すると資格を取得できます。再試験を放棄すると、講義をすべて受けていても修了証がもらえないため、諦めずに挑戦しましょう。

受講内容を復習する

再試験に備えて学習内容を復習することも大切です。試験は受講したカリキュラムの内容から出題されます。理解が足りていないと感じる部分や、覚えられていない項目、試験で正答できなかった範囲があれば、重点的に勉強しましょう。

模擬試験に取り組む

再試験の対策をするうえで、自分で試験を想定した模擬問題を作成して解いてみることも有効です。模擬試験を行うことで、苦手科目や復習が必要な箇所を確認できます。復習をしてから再試験を受ければ、落ち着いて取り組むことができるでしょう。

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介護職員初任者研修は難しい?もし落ちたらどうすれば良いのか

初任者研修に関するよくある質問

ここでは、初任者研修に関するよくある質問に回答します。「初任者研修を取るのってしんどいの?」と気になっている方は、ぜひご一読ください。

初任者研修の取得と転職・就職は両立できますか?

初任者研修の取得と、転職・就職活動は両立させることが可能です。スクールに通う際に、家から近い場所を選んだり、受講日数を調整したりすることで、仕事と資格取得を無理なく両立させることができます。また、就業支援を行っているスクールを選ぶのもおすすめです。詳しくは、「初任者研修の取得と転職・就職を両立できる!レバウェルスクール介護(旧 きらケアステップアップスクール)とは?」の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

初任者研修は独学でも取得できますか?

初任者研修を独学で取得することはできません。初任者研修のカリキュラムには、通学して学習しなければならない科目があります。ただし、一部は通信でも受講できるので、通学の負担を減らしたい方は活用すると良いでしょう。通信で受講できる時間数や、スクール選びのポイントについては、「介護職員初任者研修は独学で取得可能?働きながら受講するポイントを解説!」の記事をご参照ください。

まとめ

初任者研修は、科目数が多く、実技演習や課題提出があることから、しんどいと感じる場合があります。学習を重ねていくことで、思い描いていた仕事内容とのギャップや、介護に対する不安を感じてしまう人もいるようです。また、金銭的負担があることや、仕事との両立が難しいことも、しんどさを感じる一因となっています。

初任者研修を乗り越えるには、講師や受講生とコミュニケーションをとり、悩みや不安を解消しながら学習を進めることが大切です。負担を軽減するには、無理のないスケジュールを立てたり、公的制度などを利用したりすると良いでしょう。

レバウェルスクール介護は、無料で受講日の振替ができ、仕事と資格取得を両立させやすくなっています。就職・転職の際は、レバウェル介護(旧 きらケア)のキャリアアドバイザーが仕事探しをサポートするので、ぜひ利用を検討してみてください。

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