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介護職員のキャリアパスとは?モデルケースや制度導入のメリットを解説!

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この記事のまとめ

「介護業界のキャリアパスとは?」と気になる方もいるでしょう。介護職のキャリアパスとしては、初任者研修や実務者研修を取得し、介護福祉士の取得を目指すのが一般的。その後のキャリアは、人によってさまざまです。この記事では、介護職のキャリアパスを職種別に解説します。キャリアアップの賃金への影響や、キャリアパス制度のメリットにも言及するので、ぜひ参考にしてください。

介護職の一般的なキャリアパスとは?

キャリアパスとは、職員がキャリアを積み上げるために必要な道筋のことです。介護業界には、資格と経験によってキャリアアップできる仕組みがあります。

介護職のキャリアパスの文中画像

介護職のキャリアパスとしては、介護職員初任者研修で基本的な介護の知識を学んだのち、介護福祉士実務者研修を取得して、国家資格である介護福祉士の取得を目指すのが一般的です。介護福祉士取得後は、管理職になったり、ケアマネジャーを目指したりと、人によって異なるキャリアを描きます。

以下で、それぞれのフェーズと資格について詳しく説明するので、確認してみましょう。

1.介護職員初任者研修の取得

介護業界は、未経験で仕事を始める人も少なくありません。そのため、新人介護職は、まず介護職員初任者研修を受講し、介護の基本的な知識や技術を学ぶことから始めます。介護職員初任者研修は働きながら取得できる資格なので、新人職員として現場で実務を学びながら、背景にある理論や考え方をインプットしていけるでしょう。

介護職員初任者研修とはどんな資格?受講費用を抑える方法や取得のメリット」の記事では資格の概要や取得方法を解説しているので、あわせてご確認ください。

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2.介護福祉士実務者研修の取得

介護職員初任者研修の次のステップとして、介護福祉士実務者研修があります。介護福祉士実務者研修は、初任者研修と比べて、より実践的な介護知識・技術を学べる資格です。実務者研修を取得すると、介護福祉士の受験要件の一つを満たせるため、働きながら介護福祉士の取得を目指す方の通過点となります。

介護福祉士実務者研修の詳細が気になる方は、「介護福祉士実務者研修とは?資格取得のメリットや初任者研修との違いを解説」の記事をチェックしてみてください。

3.介護福祉士の取得

介護福祉士実務者研修を取得して3年以上の実務経験を積むと、介護福祉士国家試験の受験資格が得られます。国家資格である介護福祉士を取得すると、介護や福祉の専門性を証明することが可能です。

介護福祉士を取得すると、介護分野における高い専門性が評価され、リーダーや主任を任されたり、給与が上がったりすることもあるでしょう。

▼関連記事
最短で介護福祉士になるには?知っておきたい3つのルート

4.介護福祉士取得後のキャリア

介護福祉士を取得した後は、人によってキャリア構築の方向性が変わります。より専門性を高めて介護現場で活躍したり、介護職を統括する立場に進んだりなど、選択肢はさまざまです。

認定介護福祉士

介護福祉士の上位資格として、認定介護福祉士という資格があります。認定介護福祉士は、介護の高度な専門性を活かして、高品質なサービス提供や、現場の教育・指導などを行うのが主な役割。いわば、介護現場のプロフェッショナルとして活躍するキャリアです。

認定介護福祉士とは?期待される役割や資格取得に必要な研修を解説」の記事では、認定介護福祉士になる方法や取得のメリットも紹介しているので、ぜひご一読ください。

ケアマネジャー

介護福祉士として経験を積んだのち、ケアマネジャーに転身する方もいます。ケアマネジャーは、介護認定を受けた方やそのご家族の相談に応じ、最適な介護サービスを利用できるようにケアプランを考える仕事です。介護に関する制度や法律など、高い専門知識をもとに、介護サービスの根幹を支えるポジションとして活躍します。

介護職からケアマネジャーになると、デスクワークの割合が増えるため、現場の介護業務が体力的にきつくなった方がキャリアチェンジの選択肢にすることもあるようです。

ケアマネジャーになる方法や取得に必要な年数は、「ケアマネジャーになるには最短で何年?介護支援専門員の受験資格を解説」の記事で確認できます。

管理者・施設長

介護福祉士の取得後、施設長や管理者として経営や施設運営に携わるのも、キャリアパスの一つです。管理職は、介護現場での経験を活かして職員の課題を解決したり、より良いサービス提供のために意見を出したりして、事業所・施設をマネジメントする役割を担います。

その他の介護・福祉職

介護福祉士として働くなかでほかの職種に興味をもち、介護職やケアマネジャー以外の介護・福祉職に就く人もいます。たとえば、社会福祉士を取得して生活相談員になったり、資格スクールの講師になったりすることでも、介護業界に貢献することが可能です。

介護福祉士からキャリアアップを目指したい方は、「介護福祉士を持っていると取れる資格は?活かし方や取得難易度を解説」の記事もあわせてチェックしてみてください。

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職種別のキャリアパスモデル

ここでは、介護従事者を「施設介護職」「訪問介護員」「ケアマネジャー」の3つの職種に分けて、キャリアパスモデルをご紹介します。介護業界での目標やキャリアを考える参考としてご覧ください。

施設介護職のキャリアパス

施設介護職のキャリアパスとして、昇進したり職種を変えたりする選択肢が挙げられます。

リーダーに昇進するキャリア

介護施設における1つ目のキャリアパスは、介護現場で働きながら「介護職員→フロア・ユニットリーダー→主任→施設長」と昇進し、縦にキャリアを積み上げるパターンです。キャリアを駆け上がる過程で、介護福祉士などの資格を取得し、専門性を身につけます。

生活相談員になるキャリア

介護現場で「介護職員→生活相談員→施設長」と職種を変えながらキャリアを積むパターンも考えられます。資格要件を満たして生活相談員になれば、施設の入退所調整や多職種間の連携・調整を担うことが可能です。また、生活相談員として経験を積むことで、施設長になれる場合もあります。

施設形態を変えるキャリア

役職や職種は変わらないまま、異なる施設形態を経験して対応力を磨き、介護のプロとしてスキルアップする道もあります。利用者さんの状態に応じた身体介護を行うスキルは、要介護度の高い利用者さんが多い特養や老健で働くと、効率良く習得できるでしょう。また、レクリエーションのスキルを身につけたいならデイサービス、認知症介護を極めたいならグループホームがおすすめです。

訪問介護員のキャリアパス

訪問介護員のキャリアパスは、「訪問介護員→サービス提供責任者→管理者」と縦に昇進していくのが一般的です。サービス提供責任者になるには、介護福祉士実務者研修もしくは介護福祉士の資格が求められます。訪問介護員として勤務しながらサービス提供責任者を目指せるよう、資格取得支援制度を設けている職場もあるので、キャリアアップしたい方は確認しておきましょう。

また、在宅介護の経験を活かして、施設介護にキャリアチェンジする方もいます。「訪問介護と連携することの多いデイサービスで知識を活かして働く」「入居型の施設で24時間体制の介護サービス提供を経験する」など、介護施設で働く場合の選択肢は多様です。

ケアマネジャーのキャリアパス

ケアマネジャーとしての主なキャリアパスとして、「管理者になる」「地域包括支援センターで働く」「独立する」の3つがあります。

ケアマネジャーは、上位資格である主任ケアマネジャーを取得すれば、キャリアアップしやすいでしょう。なお、主任ケアマネになるには、ケアマネとしての実務経験や主任介護支援専門員研修の修了が必要です。

管理者になるキャリア

ケアマネジャーは、介護事業所で経験を重ねることで、管理者へのキャリアアップを望めるでしょう。居宅介護支援事業所の管理者は主任ケアマネしか就けないため、キャリアアップの過程で主任ケアマネを目指す方もいます。

地域包括ケアマネになるキャリア

地域包括支援センターに転職するのも、ケアマネジャーのキャリアの選択肢の一つです。地域包括支援センターでは、ケアマネジメントの知識や経験を活かし、介護予防支援を行います。地域包括支援センターには主任ケアマネの配置が必要なため、主任ケアマネの資格を取得していれば、転職で有利に働くでしょう。

独立するキャリア

ケアマネジャーのキャリアとして、独立する選択肢もあります。主任ケアマネが1人いれば、居宅介護支援事業所を立ち上げることが可能です。介護施設に比べて設備投資の負担が少ないので、主任ケアマネを取得し、独立して起業する方もいるようです。独立すると、業績次第で収入がアップする可能性もあります。

キャリアパスの段階による賃金への影響

保有資格や役職の有無など、キャリアパスの段階によって賃金水準は異なります。以下で確認してみましょう。

保有資格別の平均給与

厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.157)」によると、介護職員(月給制・常勤)の保有資格別の平均給与額は、以下のとおりです。

保有資格平均給与額
介護支援専門員(ケアマネジャー)37万6,770円
介護福祉士33万1,080円
実務者研修30万2,430円
介護職員初任者研修30万240円
無資格26万8,680円

参考:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.157)

資格を取得すれば、昇給や資格手当による給与アップが期待できるでしょう。資格取得を目指してキャリアアップすることで、昇給できる傾向にあることが分かります。

役職別の平均給与

同資料(p.136)によると、常勤で働く介護職員のうち、管理職の平均給与は35万6,570円でした。管理職以外の30万8,070円と比べると約5万円高いことが分かります。平均年収に換算した場合、管理職か否かで約58万円の差がある計算です。

管理職になると、役職手当が支給されたり昇給したりすることも少なくないので、収入アップを狙う方はキャリアアップを目指すと良いでしょう。

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介護職員の給料はまだ上がる?2024年最新の処遇改善・賃上げについて解説

介護業界でキャリアパス制度を設けるメリット

キャリアパス制度があることは、職員と事業者の両方にメリットがあります。以下に介護業界のキャリアパス制度のメリットをまとめたので、参考にしてみてください。

職員のスキルが底上げされる

キャリアパス制度があると、目標や到達点が明確になりやすいため、キャリアアップやスキルアップに励む職員の増加が期待できます。職場全体のスキルが底上げされると、利用者さんに質の高い介護サービスを提供できるようになるメリットもあるでしょう。

正当な評価ができる

キャリアパス制度を構築することで、査定の基準が明確になるため、事業所は同じ基準で職員を評価できるようになります。職員としては、自分の仕事に対して納得感のある評価をしてもらえる可能性が高まるでしょう。また、自己評価や振り返りもしやすくなるので、キャリアアップに必要な目標を設定しやすくなります。

評価に見合う給与をもらえる

職員のメリットとして、自分に対する評価が明確になり、スキルや経験に応じた給与をもらえることも挙げられます。評価がボーナスに反映される可能性もあるでしょう。介護の仕事は、売上など目に見える成果が少ないので、基準があることが客観的な評価につながります。

職員のモチベーションを維持できる

職場のキャリアパスが明確であれば、長期的な目標やキャリアアップ後のイメージを考えやすいでしょう。目指すべき将来の姿を意識しながら業務に取り組めるので、職員はモチベーションを維持・向上させられます。やりがいを持って意欲的に働く職員が増えれば、離職率を下げることにもつながるでしょう。

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介護施設にキャリアパス制度を導入する流れ

ここでは、介護事業所がキャリアパス制度を導入する流れをご紹介します。制度設計に関わる方や、職場のキャリアパス制度に疑問がある方は、チェックしてみてください。

職位の階層と定義を決める

キャリアパスの制度を整える際は、組織体制を明確にして、「一般職員」「リーダー」「管理職」のように、職位の階層を決めることから始めます。一般職員は人数が多いため、スキルや保持資格などに応じて、さらに細かく階層を分けると良いでしょう。

職位に求める役割や職務内容を決める

職位を定めたら、それぞれの職位の役割や、任せる仕事を決めます。職位ごとの裁量や責任範囲まで明確にすることで、職員一人ひとりが業務の取り組み方を具体的に考えたり、業務に対する責任感を高めたりすることにつながるでしょう。

職位ごとに必要なスキルや資格を定める

職位ごとの役割が決まったら、職務を果たすために必要なスキルを考えましょう。キャリアアップに必要なスキルや資格を明確にすることで、職員が将来像をイメージしやすくなります。

「介護福祉士を取得する」「実務経験を5年積む」など、キャリアアップの要件を具体的に定めておけば、制度に基づいた平等な評価が可能です。

職位ごとの賃金体系を整備する

人事に関する評価基準が決まったら、職位ごとの給与基準も定めます。職位や職責のほか、実務経験や保持資格、スキルに応じた賃金体系が整備されていると、職員の仕事に対するモチベーションを高められるでしょう。

スキルアップのための研修制度を作る

スキルアップや昇格を支援する研修制度を設けることで、職員がキャリアパス制度を活用できます。次の職位に必要なスキル習得や資格取得のために、資格取得支援制度を導入するのもおすすめです。

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介護職の資格取得支援制度とは?給付金の種類や利用するメリットを解説

キャリアパス要件と介護職員等処遇改善加算の関係

キャリアパス要件を満たし、介護職員が働きやすい職場環境を整えている事業所は、介護職員等処遇改善加算を算定可能です。キャリアパス要件を満たしている職場は、介護職員が働きやすく、給与水準も高い傾向にあります。

キャリアパス要件の種類

厚生労働省の「「処遇改善加算」の制度が一本化(介護職員等処遇改善加算)され、加算率が引き上がります(p.2)」によると、介護職員等処遇改善加算のキャリアパス要件はI~Vの5段階に分かれています。

キャリアパス要件IとIIを満たせば、介護職員等処遇改善加算を取得可能。キャリアパス要件III~Vを満たすことで、より上位の加算区分を算定できます。なお、キャリアパス要件を満たすためには、以下で解説する要件を満たすことと、整備した制度を介護職員に周知することが必要です。

キャリアパス要件I

キャリアパス要件Iを満たすためには、「仕事内容や責任の範囲に応じた任用要件や、スキルに応じた賃金体系を定めることが必要です。そのため、キャリアパス要件Iを満たす職場は、業務や役職に見合った待遇である可能性が高いでしょう。

キャリアパス要件II

キャリアパス要件IIを満たすには、介護職員のスキルアップのための取り組みが必要です。研修を実施したり、資格を取得しやすいよう支援したりすることで、要件を満たせます。

キャリアパス要件III

キャリアパス要件IIIを満たすには、「昇給の仕組み」の整備が必要です。具体的には、以下のいずれかの制度設計が求められます。

  • 勤続年数や経験年数に応じて昇給する仕組みの整備
  • 介護福祉士や実務者研修など、専門的な資格の取得によって昇給する仕組みの整備
  • 客観的な評価基準に基づき定期昇給できる仕組みの整備

昇給の仕組みを確立させ、正当な評価と昇給を行うことが求められます。

キャリアパス要件IV

キャリアパス要件IVは、「経験や技能がある介護職員のうち、賃金改善後の年収が440万円以上の人が1人以上いること」です。なお、加算総額が少ない小規模事業所などは、適用が免除される場合があります。

キャリアパス要件V

キャリアパス要件Vは、「介護福祉士等の配置要件」で、具体的な条件はサービスによって異なります。サービス提供体制強化加算・特定事業所加算・入居継続支援加・日常生活継続支援加算のいずれかを算定していれば、キャリアパス要件Vを満たせるようです。

処遇改善加算の算定状況を確認する方法

介護事業所の処遇改善加算の算定状況を知りたい場合は、厚生労働省の「介護事業所・生活関連情報検索介護サービス情報公表システム」から確認することが可能です。知りたい事業所名を検索し、「詳細情報を見る」からページを開くと、介護報酬の加算状況が記載されています。

新加算の情報は2024年12月時点では反映されていませんが、介護職員処遇改善加算や介護職員等特定処遇改善加算、介護職員等ベースアップ等支援加算の取得状況をチェックすれば、参考になるでしょう。

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処遇改善手当とは?介護職員はいくらもらえる?加算の支給対象や要件も解説

介護職が自分のキャリアを確立するには

介護業界におけるスキルは、資格や経験から評価されますが、キャリアの選択肢はさまざまです。同じ施設に勤続して昇進を目指す方もいれば、多くの経験を積むために積極的に転職する方もいます。ライフステージによっても、自分にとってベストな選択肢は変わってくるので、定期的にキャリアを見つめ直す機会を作ると良いでしょう

キャリアに正解がない以上、悩みはついて回るもの。もしも、「介護職として今後どうすれば良いか分からない…」と悩んだときは、レバウェル介護(旧 きらケア)に相談してみるのがおすすめです。レバウェル介護(旧 きらケア)のキャリアアドバイザーは、さまざまな介護職の転職や仕事の悩みに日々向き合っています。そのため、あなたの悩みや興味に合わせて、どのようなキャリアの選択肢があるのかご提案することが可能です。転職すると決めた場合は、求人探しから面接対策まで一貫してサポートさせていただきます。

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介護職のキャリアパスについてよくある質問

ここでは、介護職のキャリアパスについてよくある質問に回答します。キャリアにお悩みの介護職の方や、研修制度の運用について知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

キャリアパスを考えて介護職としての目標を立てるのが難しい…

介護職としての目標を立てる際は、業務の改善点を洗い出したり、取得したい資格を考えたりするのがおすすめです。自分のやりたい支援を明確にすると、キャリアパスをイメージしやすいでしょう。「介護職の個人目標の具体例を紹介!新人・中堅・ベテラン職員別に解説」の記事では、個人目標の具体例を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

介護職のキャリアパス制度の運用に役立つ研修は?

介護職が活用できるキャリアパス制度の研修として、全国社会福祉協議会が開発した「福祉職員キャリアパス対応型生涯研修課程」があります。介護職員がキャリアアップの道筋を描き、必要なスキルを段階的に習得できるように支援する研修です。福祉職員キャリアパス対応型生涯研修では、各職位に求められる役割や行動、キャリアアップの方向性を学べます。

まとめ

キャリアパスとは、職員がキャリアを形成するために必要な道筋のことです。介護業界では、資格や経験に応じてキャリアアップできる仕組みがあります。

介護職のキャリアパスは、介護職員初任者研修の次に、介護福祉士実務者研修を取得し、介護福祉士を目指すのが一般的です。介護福祉士取得後は、管理職になったり、ケアマネジャーを目指したりと、人によってさまざまなキャリアを描きます。

キャリアパス制度を設けると、職員のスキルアップやモチベーションの維持につながるでしょう。介護職員等処遇改善加算の算定要件に、キャリアパス要件が組み込まれることからも、介護業界はキャリアパス制度を重要視していると考えられます。

キャリアパス制度の整った職場で働きたい方は、、レバウェル介護(旧 きらケア)を活用するのがおすすめです。専任のキャリアアドバイザーが希望条件に合う求人をご提案するので、昇給やキャリアアップを目指す方は、まずは気軽にご相談ください。

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