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介護士さんの転職!内定後の流れや退職手続きに必要な書類を解説

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介護 転職 内定後の流れに関する記事のタイトル画像

この記事のまとめ

転職を検討している介護士さんのなかには、「転職が初めてで不安…」「応募している施設に内定をもらったらどうしたら良い?」などと悩んでいる方もいるのではないでしょうか?転職活動の進め方は、1度覚えてしまえばそれほど難しいものではありません。この記事では、転職活動のスケジュールや内定後の流れについてまとめました。転職に不安のある介護士さんは、これからの行動をきちんと確認しておきましょう。

介護業界の転職スケジュールは?

介護業界は人手不足の傾向があるため需要が高く、ほかの業界に比べて短期間で進められる場合が多いようです。ここでは、介護業界内での一般的な転職スケジュールをご紹介するので、ご自身の求職活動の参考にしてみてください。

  • 初日~1週間:求人サイトやエージェントに登録、転職軸の設定
  • 1~2週間:求人の選定、履歴書の作成、応募
  • 2~3週間:採用面接
  • 3~4週間:内定通知、内定の承諾
  • 4~5週間:入職の準備、入職

介護業界での転職活動の目安は、1~2カ月程度といわれています。人によっては、1ヶ月かからないこともあるようです。ご紹介したスケジュールはあくまで目安なので、自分のペースで落ち着いて転職活動を進めましょう。

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【介護士さんの転職】内定後の流れ

介護業界での転職のなかでも、内定後の流れに疑問を感じる介護士さんは少なくありません。転職活動を行う際は、どうしても履歴書や面接の対策だけに集中しがちですが、内定後のやり取りも大切です。応募先の施設に失礼のないように対応するため、ここで内定後の流れをしっかりと理解しておきましょう。

1.内定の通知を受ける

履歴書や職務経歴書といった書類選考を通過し、採用面接をいくつか突破すると、内定の連絡が届きます。内定通知の仕方に決まりはありませんが、電話やメールで届くことが多いようです。介護業界における内定の通知時期は、最終面接後3日~1週間前後が一般的。施設によってはそれ以上かかることもありますが、2週間程度待っても何の連絡もないときは問い合わせてみましょう。

2.内定を承諾する

通知を受けて、そのまま入社する意思がある場合は内定を承諾してください。ただし、内定の通知を受けて少しでも疑問がある場合は、すぐに返事をしなくても大丈夫。詳しくは後述しますが、内定を保留する方法もあるので、きちんと懸念点を払拭してから承諾しましょう。

3.労働条件を確認して雇用契約を結ぶ

内定を承諾すると、内定通知書や雇用契約書などの書類が郵送されます。内容をしっかり確認したうえで、期限内に施設へ返送しましょう。雇用契約に必要な書類は、郵送ではなく直接サインを取り交わす場合も。介護施設によって対応が異なるので、慌てることのないようあらかじめ確認したい項目をピックアップしておくと安心ですよ。

4.入社日を決定する

雇用契約を結んだら、施設と相談して入社日を決定します。すでに退職済みの介護士さんは、できるだけ早い入社可能日を伝えるほうが喜ばれるかもしれません。在職中の介護士さんの場合は、退職までの引き継ぎや手続きの期間を考慮する必要があります。詳しくは、本記事の「在職中に転職活動をした場合の内定後の流れ」を参考にしてみてくださいね。

5.入社日当日を迎える

入社日当日は、体調を万全にして迎えましょう。介護士さんの仕事は利用者さんと密に関わるので、体力はもちろん精神的な負担も大きいもの。退職してから入社日まで時間があるからといって、昼夜を問わず遊んだりだらけ過ぎたりしていると、大切な場面でミスを起こしてしまう恐れも。少なくとも前日は、落ち着いて過ごすのが賢明です。

【転職初心者の介護士さん向け】内定後の連絡方法

転職活動で内定通知をもらった後は、必ず返事をしなければなりません。複数の介護施設から内定通知が届いた場合、入社する介護施設には承諾し、それ以外には辞退の旨を伝えることになります。ここでは、内定後の連絡方法を、3つのパターンに分けて解説するので、状況に応じた判断ができるようにしておきましょう。

内定を承諾する場合

内定を承諾する場合は、内定の通知に対するお礼と承諾する旨、挨拶の3点を伝えるようにしましょう。内定を承諾する場合は、内定通知の際でもかまいません。できるだけ早く伝えることを心がけてください。

電話で内定を承諾する例文

お世話になっております。内定の通知をいただきました○○と申します。

この度は、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございます。

内定を謹んでお受けしたく、お電話いたしました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

メールで内定を承諾する例文

お世話になっております。内定の通知をいただきました○○と申します。

先ほどお電話をいたしましたが○○様(採用担当者)がご不在でしたので、メールにて失礼いたします。

この度は、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございます。

内定を謹んでお受けしたく存じます。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。

内定を承諾する場合、メールではなく電話連絡をするのがマナーです。そのため、初めからメールを送るのではなく、「1度連絡したが不在だった」といった場合に送るようにしましょう。また、メールを送った後は、後日改めて電話を入れるようにしてください。採用担当者へ確実に伝えられるよう、自ら進んで連絡を取りましょう。

内定を保留する場合

複数の介護施設を受けていて、すべての選考結果が出揃うのを待ちたい場合は、内定を保留できないか相談するのがおすすめです。内定を保留する場合は、正直に「選考中の求人がほかにある」と伝えてください。中途半端な理由で保留にするのは「やましいことがあるのでは?」と不審に思われる恐れがあるので避けましょう。

電話で内定を保留する例文

お世話になっております。内定の通知をいただきました○○と申します。

この度は、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございます。

折り入ってご相談したいことがあり、お電話を差し上げました。

現在選考中の求人がほかにあり、その結果を待ったうえで慎重に判断したいと考えております。誠に勝手なお願いで恐縮ですが、お返事を○月○日まで待っていただくことは可能でしょうか。

メールで内定を保留する例文

お世話になっております。内定の通知をいただきました○○と申します。

この度は、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございます。

折り入ってご相談したいことがあり、ご連絡を差し上げました。

現在選考中の求人がほかにあり、その結果を待ったうえで慎重に判断したいと考えております。誠に勝手なお願いで恐縮ですが、お返事を○月○日まで待っていただくことは可能でしょうか。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

内定を保留にしてもらう期間は一週間程度が目安。それ以上長いと相手の施設に迷惑を掛けるおそれがあるため、よく考えて選考を進めましょう。また、内定を承諾する際と同様に、電話連絡を優先するのがマナーです。

内定を辞退する場合

内定を辞退する場合も、必ず連絡をしましょう。「どうせ辞退するんだから」という気持ちでドタキャンするのはマナー違反です。内定を辞退するお詫びをつたえるとともに、内定まで選考をしてくれた介護施設への感謝の気持ちをしっかり伝えてください。

電話で辞退する場合の例文

お世話になっております。内定の通知をいただきました○○と申します。

この度は、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございます。

内定をいただいたにも関わらず誠に申し訳ございませんが、家族と相談を重ねた結果、内定を辞退させていただきたくお電話を差し上げました。

メールで辞退する場合の例文

お世話になっております。内定の通知をいただきました○○と申します。

この度は、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございます。

内定をいただいたにも関わらず誠に申し訳ございませんが、家族と相談を重ねた結果、内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。

選考中は、○○様(採用担当者)に介護職のやりがいについてお話を聞かせていただき、大変感謝しております。このような結果になり、大変申し訳ございません。

貴社、ますますのご発展をお祈り申し上げます。

辞退する理由は、「家族と相談を重ねた結果」「自分の適性を考えた」といった差し支えのないものがおすすめです。「採用担当者の印象が悪かった」「ほかの介護施設のほうが良かった」のように、内定をもらった施設の心象が悪くなる理由は避けるようにしましょう。電話、メールのどちらであっても、採用担当者にお世話になった場合は、感謝の気持を伝えるのも忘れずに。メールでは、要件を述べてから一言添えるようにすると、丁寧な印象になります。

在職中に転職活動をした場合の内定後の流れ

介護士さんのなかには、在職中に転職活動をする人も多いでしょう。在職中に内定を貰ったときは、勤務先の施設に退職の相談をしなければなりません。相談をせず突然「辞めます」と退職しようとするのは、トラブルの原因になります。円満に退職できるよう、この項で内定後の流れを確認しておきましょう。

1.在職中の場合は上司へ退職相談をする

転職先が決まったら、現在勤めている施設の直属の上司へ報告しましょう。退職の意志を伝えるタイミングは、退職希望日の1~2カ月前が一般的。施設によってルールが異なるので、事前に必ず就業規則を確認するようにしてください。

報告する際は、周りの介護士さんの前で大々的に伝えるのは避けた方が無難でしょう。退職日までに噂が広がり、周りのスタッフや利用者さんに不安を与えてしまう恐れがあるためです。相談する際は、「折り入ってご相談したいことがあります」と話しておき、上司と2人きりになれるようにしましょう。

2.退職届を提出する

退職相談したあとは、退職届を提出しましょう。退職届はフォーマットが指定されている場合があります。分からないときは、就業施設を確認するか、上司へ確認してみると良いでしょう。

3.退職日を決定する

勤務先の上司に相談して退職日を決めましょう。施設によっては、「代わりの人材を確保するまで辞めないでほしい」と相談される場合もあるようです。「できるだけ早く退職したい」と思うかもしれませんが、施設の状況を考えたうえで無理のない退職日を決めるのが円満退職のコツです。

ただし、「代わりの人員が見つからないから入社時期を遅らせてくれないか」という相談には注意してください。入社日が遅れると、せっかくもらった内定が取り消される可能性があるためです。勤務先への情が湧いて心苦しいかもしれませんが、転職先へ迷惑をかけないためにも、退職予定日できっちり退職するようにしましょう。
なお、民法627条では、解約の申し入れから2週間で雇用が終了すると定められています。退職届を出してから2週間の時点で退職できることになっているので、引き止めに応じる義務はありません。

4.退職日までに業務の引き継ぎを行う

退職日までに、業務の引き継ぎを行いましょう。退職日が決定したら、上司からスタッフへ通達があるので、その後に引き継ぎを行うのが理想です。引き継ぎを行う際は、自分が転職したあとにほかの介護士さんが困らないように、担当する利用者さんの心配事や注意点などを漏れなく伝えます。会社から借りているものがあれば、退職日までに返却するのも忘れないようにしてください。

5.退職日に必要書類を受け取る

退職日には、必要書類を受け取るようにしましょう。退職日に受け取る書類の例としては、「雇用保険被保険者証」や「年金手帳」が挙げられます。書類によっては、退職後に自宅へ郵送されるものも。次項では、退職時に必要な書類について詳しく解説するので、ぜひご参照ください。

転職内定後の退職手続きに必要な書類

介護士さんの退職手続きに必要な書類は、健康保険被保険者証や源泉徴収票などさまざまありますが、退職日に施設がまとめてくれるわけではありません。以下に、施設へ返却するものや退職日に受け取るもの、郵送で受け取るものに分けて必要な書類をご紹介します。

退職する前に施設へ返却する書類

退職する前に施設へ返却する書類は、健康保険被保険者証(保険証)や身分証明書(社員証)、施設の業務で使用した書類などです。また、書類ではありませんが、名刺や施設の鍵、定期券、ネームプレート、制服、施設で購入した書籍なども返却対象となります。

退職日に施設から受け取る書類

先述したように、退職日に施設から受け取る書類は雇用保険被保険者証や年金手帳などです。これらの書類は、転職先の介護施設への提出が必要なので、必ず受け取るようにしましょう。ただし、自分で保管している場合は受け取る必要はありません。

退職後に郵送される書類

退職後に郵送される書類は、源泉徴収票や離職票、健康保険被保険者資格喪失証明書などです。源泉徴収票は、転職先の介護施設に提出し、年末調整に使用されます。離職票、健康保険被保険者資格喪失証明書は、すぐに転職しない場合に雇用保険の手続きや国民健康保険への切り替え手続きに使用するものです。離職期間がない場合は特に必要ありません。

転職が不安な介護士さんへ!求職活動成功のコツ

転職が不安な介護士さんは、大まかな転職スケジュールや内定後の流れのほかに、転職活動のコツをチェックしておきましょう。冒頭でお伝えしたように、介護業界は人手不足の傾向があるため、ほかの業界に比べて転職はスムーズに進む傾向があります。初めてのことで不安になるかもしれませんが、以下のポイントを参考に自信を持って転職活動を進めてみてくださいね。

1.転職軸を明確にしておく

介護士さんが転職を効果的に進めるコツは、転職軸をはっきりさせておくことです。転職軸とは、転職活動の軸となる希望や条件のこと。まずは、今の介護施設で得た経験やスキル、問題点などを洗い出し、転職先で叶えたい事柄を整理しましょう。たとえば、「介護の仕事でステップアップしたい」「人間関係に不安があり、転職によって改善したい」などが、転職軸になります。転職の目的を明確にしておくことで、求人探しの方針が決まるはずです。

2.履歴書作成や面接対策などの準備をしっかり行う

介護士さんの転職では、履歴書作成や面接対策などの準備を万全にしておくことも大切です。転職の場合、履歴書のほかに職務経歴書が必要な場合も。書き方を知らなければ効果的な応募書類を作成できないので、事前に確認しておく必要があります。また、面接をぶっつけ本番で臨むのはおすすめできません。面接では、自己PRや志望動機、転職理由などの定番の質問があるので、あらかじめ準備しておくとスムーズに答えられるでしょう。

3.介護業界に特化した転職支援サービスを受ける

1人での転職活動が不安な介護士さんは、介護業界に特化した転職サポートサービスを活用するのがおすすめです。転職サポートのプロが、希望や適性を考慮したうえでピッタリの介護施設を紹介してくれます。さらに、履歴書や職務経歴書といった応募書類作成のアドバイスや面接のフォローもしてくれるので、安心して転職活動を進められますよ。

転職支援サービスの流れ

転職支援サービスを利用する場合は、以下のような流れで求職活動を進めます。

  • 転職支援サービス(求人サイトやエージェント)に登録する
  • アドバイザーによるヒアリングを受ける
  • 条件や適性に沿った求人を紹介してもらう
  • 選考のスケジュール調整を行う
  • 面接を行う
  • 内定通知を承諾する
  • 入職

一般的な求人サイトでも転職活動は可能ですが、介護業界に特化したサービスのほうが、介護求人やその情報量が豊富です。多彩な選択肢から理想の介護求人を探せるので、転職先を効率良く探せるでしょう。

介護業界の転職に関するよくある質問

ここでは、介護業界の転職に関してよくある質問をまとめました。「即採用ってあり?」「内定を辞退する際の理由は?」といった疑問にお答えしているので、興味のある方はチェックしてみてください。

介護職の面接で即採用されることはある?

介護業界は日本の高齢化にともない人手不足の傾向があるため、面接で即採用となるケースもあるようです。「面接後にすぐに内定が出るなんて大丈夫?」と思うかもしれませんが、介護職の転職ではそれほど珍しくないので、過度に不安になる必要はありません。ただし、離職率がほかの施設に比べて異様に高いなど、気になる点がある場合は、内定の返事を保留にしてもらい、ゆっくり考えると良いでしょう。詳しくは、「介護職は内定がすぐ決まる?即日採用される理由と採用されやすい人を解説」の記事で解説しています。

内定を辞退する際の理由は?

内定を辞退する際の理由は、「家庭の事情のため」「ほかの施設に内定が決まったため」のように、簡単に説明すればOKです。もし、内定先から詳しい事情を聞かれた場合は、「親の介護をすることになった」「自分の適性を考えた」のように、話せる範囲で伝えれば良いでしょう。内定を辞退する際の伝え方や例文については、この記事の「【転職初心者の介護士さん向け】内定後の連絡方法」で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

まとめ

介護業界の転職では、内定通知→内定の承諾→雇用契約→入社日の決定→入社というのが一般的な内定後の流れです。在職中に転職活動を行う場合は、勤務先の介護施設の上司へ退職の相談をしたうえで、引き継ぎを行う必要があります。内定を貰った施設へ入職する前に用意しておく書類もあるので、事前によく確認しておきましょう。

これから介護業界への転職を検討している介護士さんは、レバウェル介護(旧 きらケア)求人へご相談してみてはいかがでしょうか。レバウェル介護(旧 きらケア)では、専任のアドバイザーが希望や適性に沿った介護求人をご紹介するほか、面接の同行してフォローすることも可能です。レバウェル介護(旧 きらケア)では、求人情報だけでは見えにくい職場の雰囲気もお伝えできるので、経験の浅い方や人間関係に不安を抱えている介護士さんも安心してご利用いただけます。ぜひお気軽にご相談くださいね。

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