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介護福祉士登録証とは?申請方法や必要書類、更新手続きを解説

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この記事のまとめ

介護福祉士の登録証の概要や、入手方法が気になる方もいるのではないでしょうか。介護福祉士登録証とは、介護福祉士国家試験に合格後に郵送される資格登録申請書を試験センターに提出することで手に入る登録証のことです。登録証がなければ、介護福祉士として働くことはできません。この記事では、介護福祉士登録証の申請方法や必要書類をまとめているので、不備なく申請を行うためにもぜひ目をとおしてみてください。

介護福祉士とは?仕事内容や資格の取得方法、試験概要をわかりやすく解説!

介護福祉士登録証とは

介護福祉士登録証とは、介護福祉士国家試験に合格後に公益財団法人社会福祉振興・試験センターに資格登録申請書を提出することでもらえる登録証のことを指します。介護福祉士として働くには、資格登録が必須です。介護福祉士国家試験に合格しただけでは介護福祉士として働くことはできません。介護福祉士登録証を持つことで、「介護福祉士」を名乗れるようになるため、転職に有利になったりキャリアアップに繋がったりというメリットが期待できます。

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介護福祉士登録証の申請方法と必要書類

介護福祉士の登録申請書は、試験の合格証書とともに郵送されます。申請に期限はありませんが、登録証が交付されるのには申請から約1ヶ月掛かるため、合格証書と書類が届き次第申請すると良いでしょう。
ここでは、申請の流れと、申請に必要な書類や手数料について解説します。介護福祉士登録証申請に疑問がある方は目を通しておきましょう。

介護福祉士登録証申請の流れ

介護福祉士の登録証の申請の流れは、以下のとおりです。

登録資格要件を確認する「実務経験見込み」で筆記試験を受験した場合、登録申請書を送る前に「実務経験証明書・従事日数内訳証明書」が必要となる
提出書類を準備する3月末の結果発表後に送られる合格通知には登録申請書と登録の手引きをもとに用意する
必要書類を簡易書留で送付する社会福祉振興・試験センターへ郵送控えは登録証が届かなかった場合などに必要になるため、残しておく
社会福祉振興・試験センターによる審査を受ける審査から受理まで約1ヶ月ほど掛かる
登録証が交付される登録証はレターパックプラスで郵送される

簡易書留とは、送付の記録が残る郵送方法です。「確実に相手に送付した」と証明できることから、大事な書類を送付する際に利用されます。何かあったときに備え、申請書類は簡易書留で送るようにしましょう。
資格登録については「介護福祉士試験に合格したら資格登録が必須!流れや必要書類をご紹介!」の記事でも詳しく解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。

介護福祉士登録証申請に必要な書類

介護福祉士登録証申請には、以下の書類の提出が必要です。

  • 登録申請書
  • 収入印紙の原本(登録免許税9,000円)
  • 振替払込受付証明書の原本(登録手数料3,320円)
  • 貼付用紙
  • 本人確認書類(戸籍抄本の原本、戸籍の個人事項証明書の原本、本籍を記載した住民票の原本のいずれか1通)

上記はすべての人に共通して必要な書類です。
以下は、該当者に限り上記に加えて必要となるため、該当するかを確認のうえ用意しましょう。

  • 介護福祉士養成施設の卒業証明書の原本(※介護福祉士養成施設を卒業した人のみ)
  • 身分証のコピー(※短期滞在者のみ)
  • 国籍等を記載した住民票の原本(※中長期在留者、特別永住者のみ)
  • 戸籍抄本等(※申請時の氏名が異なる場合のみ)

収入印紙と振替払込受付証明書の購入・手続きは郵便局で行えます。振替払込受付証明書は、試験センターから送られてくる払込用紙で3,320円の支払いをし、「振替払込受付証明書(お客さま用)」の原本を貼付用紙に貼付しましょう。9,000円の収入印紙は、登録申請書の所定欄に貼付のうえ提出します。

受験資格「見込み」の方が事前に提出する書類

「実務者研修修了(見込み)」で受験する場合、合格発表前に必要書類を提出しなければなりません。期日までに提出しないと試験が無効になるため、忘れないうちに準備しておきましょう
受験資格を満たすことを証明するためには、以下のような書類が必要です。

  • 実務経験証明書
  • 従事日数内訳証明書
  • 実務者研修修了証明書

自分が提出すべき書類をしっかり確認のうえ、期日前に必ず提出しましょう。

▼関連記事
介護福祉士試験に必要な実務経験証明書とは?入手場所や作成方法を解説!

介護福祉士登録証の更新手続きの流れ

介護福祉士資格には期限がないので、基本的に更新は不要です。更新が必要になるのは、氏名や本籍地の都道府県(外国の国籍の方は、その国籍)が変更になった場合など。介護福祉士登録証の内容を変更する際は、下記の書類が必要です。

  • 登録事項変更届出書
  • 振替払込受付証明書の原本(登録手数料1,200円)
  • 貼付用紙
  • 本人確認書類(戸籍の個人事項証明書の原本か戸籍抄本の原本のいずれか1通)
  • 登録証の原本

上記はすべての人に共通して必要な書類です。
以下は、該当者に限り上記に加えて必要となるため、自分が該当しているかどうか確認しておきましょう。

  • 変更前の内容が確認できる公的な書類のコピー(外国籍の方のみ)
  • 国籍等を記載した住民票の原本(中長期在留者・特別永住者のみ)
  • 身分を証する書類のコピー(短期滞在者のみ)

自分に必要な書類を確認のうえ準備したら、簡易書留で郵送しましょう。1ヶ月ほどで新しい登録証が郵送されます。

介護福祉士登録証をなくした際の再発行の流れ

介護福祉士登録証の紛失や汚損などの際は再発行できます。再発行に必要な書類は、以下のとおりです。

  • 登録証再交付申請書
  • 振替払込受付証明書の原本(登録手数料1,200円)
  • 貼付用紙
  • 本人確認書類(戸籍抄本の原本、戸籍の個人事項証明書の原本、本籍を記載した住民票の原本のいずれか1通)

上記はすべての人に共通して必要な書類です。
以下は、該当する場合に加えて必要となる書類のため、該当する場合は用意しましょう。

  • 登録証の原本(再交付理由が汚損の場合のみ)
  • 変更前の内容が確認できる公的な書類のコピー(外国籍の方のみ)
  • 国籍等を記載した住民票の原本(中長期在留者・特別永住者のみ)
  • 身分を証する書類のコピー(短期滞在者のみ)

登録証再交付申請書は合格通知に同封されているため、必要事項を記入し、必要書類とともに簡易書留で郵送しましょう。1ヶ月ほどで再発行され、郵送してもらえます。汚損の場合、提出する前にコピーを取っておくと良いでしょう。

介護福祉士登録証のデジタル化や電子証明の動向

2024年8月6日より、介護福祉士を含む資格のオンライン・デジタル化が始まりました。なお、介護福祉士登録証自体は従来の方法で申請する必要があります。
資格のオンライン・デジタル化によって、以下のようなことができるようになりました。

項目できること
各種申請・各種申請書類のオンライン提出
・オンライン支払い
・マイナンバーの活用により住民票等の写しの提出を省略
・申請状況の確認
・マイナポータルからのお知らせの確認
資格の維持婚姻や引っ越し等による氏名・住所等が変更された場合や死亡時に必要となる手続きの簡略化(資格ごとに取扱は異なる)
資格の活用・自身の保有資格情報をマイナポータル上で参照
・真正性の確保や偽証防止機能等を設けたうえで、資格情報を電子媒体の形式で出力、表示
・マイナポータルAPIの活用により外部システムへ資格情報の連携

参照:デジタル庁「国家資格等のオンライン・デジタル化

マイナポータルでマイナンバーカードと国家資格の情報を連携させることで、所有する国家資格に関する各種申請やデジタル資格者証を取得できるようになりました。また、マイナポータルを利用することで、住所や氏名変更などの手続きがオンラインで済ませられるようになり、手続きの簡略化が期待できるでしょう。
なお、オンライン申請には、電子証明書が有効なマイナンバーカードが必要です。

現在、介護福祉士のほかには「社会福祉士」「精神保健福祉士」「公認心理士」のみが対象ですが、今後対象の資格は増えていくと考えられます。

介護福祉士の登録証に関するよくある質問

介護福祉士の登録証に関するよくある質問に回答します。介護福祉士の登録証に関する疑問があるという方は、ぜひご覧ください。

介護福祉士登録証とはなんですか?

介護福祉士登録証とは、介護福祉士国家試験に合格後、合格証書とともに郵送される「資格登録申請書」を提出することで入手できる、登録証のことです。公益財団法人社会福祉振興・試験センターに申請し、登録されると登録証が発行され、資格を持っていることの証明になります。試験に合格しただけでは交付されないので、合格証明が送られてきたタイミングで申請するようにしましょう。

介護福祉士の登録証の再発行にはどれくらいかかる?

介護福祉士の登録証の再発行には、約1ヶ月ほど掛かります。なお、登録手数料として1,200円が必要です。詳しくはこの記事の「介護福祉士登録証をなくした際の再発行の流れ」で解説しているので、チェックしてみてください。

まとめ

介護福祉士登録証とは、介護福祉士国家試験に合格後に資格登録申請書を提出し、登録がされることでもらえる登録証のことを指します。介護福祉士として働くには、公益財団法人社会福祉振興・試験センターへの資格登録申請が必要で、試験に合格しただけでは介護福祉士として働けないため注意しましょう。

介護福祉士登録証の申請に必要な書類は、合格証書とともに送られてくるため、忘れないうちに申請することが大事です。なお、登録証の交付には申請から1ヶ月ほど掛かります。

介護福祉士の資格のオンライン・デジタル化によりマイナポータルでマイナンバーカードと国家資格の情報を連携させられるようになりました。今後、手続きの簡略化が期待できるでしょう。ただし、2025年1月時点では、介護福祉士登録証自体は従来の方法で入手する必要があるようです。

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