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資格なしでホームヘルパーの求人に応募できる?訪問介護を行う条件を解説!

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ヘルパー 資格なしに関する記事のタイトル画像

この記事のまとめ

「資格なしでもホームヘルパーになれるの?」と気になる方もいるでしょう。訪問介護の仕事に携わる際は介護の資格が必須になりますが、無資格で応募できる求人もあります。この記事では、ホームヘルパーに資格が必要な理由を解説します。ホームヘルパーの仕事を行うための資格の種類もまとめました。資格なしで訪問介護事業所に就職した場合の仕事内容も紹介するので、ホームヘルパーへの転職を検討中の方は参考にしてください。

ホームヘルパー(訪問介護員)とは?仕事内容や必要な資格、給料を解説

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ホームヘルパー(訪問介護員)は資格なしでもなれる?

介護の仕事に興味がある方は、「資格なしでもホームヘルパーとして働けるの?」と気になる方もいるでしょう。以下でホームヘルパーの要件を解説します。

ホームヘルパー(訪問介護員)には資格が必須となる

ホームヘルパー(訪問介護員)として働くには資格が必要です。ホームヘルパーは1人で利用者さんの自宅を訪問して介護を行うため、資格の取得が義務付けられています。「介護職員初任者研修」以上の資格を取得すれば、ホームヘルパー業務全般に携わることが可能です。

資格の種類については、この記事の「ホームヘルパーの仕事に必要な介護資格の種類は?」で解説しています。

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非常時に限り経験者は資格なしで訪問介護を行える場合がある

新型コロナウイルス蔓延時の特例として、介護職の経験がある無資格の方もホームヘルパーとして働ける規定があります。ただし、これは非常時に限ったルールなので、ホームヘルパーとして継続的に働きたい場合は資格を取得しましょう。

訪問介護以外の介護施設では資格なしの方も働ける

前述したように、ホームヘルパーには資格が必須ですが、介護施設では資格なしの方も介護職として働けます。1人で利用者さんのケアを行う訪問介護とは異なり、複数のスタッフが一緒に仕事をするのが介護施設の特徴です。施設では、資格を持っている職員が指導を行うことで、無資格の方も介護業務を行えます。

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資格なしで応募できるホームヘルパー求人の仕事内容

ホームヘルパーの主な職場は、訪問介護事業所です。有資格者が対象の求人が多いですが、なかには資格なしで応募できる訪問介護事業所もあります。訪問介護はニーズが高く人材不足なので、無資格OKの求人も一定数あるようです。資格なしで訪問介護事業所に就職する場合、働きながら介護の資格を取得することになるでしょう

下記では、資格なしで訪問介護事業所に就職した方は、どのような仕事から始めるのかを解説します。

ホームヘルパーの先輩の訪問介護への同行

無資格で訪問介護事業所に就職した方は、まずは先輩のホームヘルパーに同行して仕事を覚えます。資格がある方も、初めての利用者さんの訪問を行う際は、先輩に同行して仕事の手順を教えてもらうのが基本です。無資格の方は、資格を取得するまで独り立ちできない点が、有資格者とは異なります。

資格取得までの期間は、同行訪問を通した勉強の時期と捉えることもできるので、しっかり介護を学んでスキルを身につけましょう。働きながら研修を受講して資格を取得すれば、1人で訪問介護を行えるようになります。

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介護保険適用外の自費サービスの提供

介護の資格がなくても、介護保険サービス以外の自費サービスを利用している利用者さんの自宅に訪問して仕事を行うことはできます。自費サービスの内容はさまざまですが、無資格の方の場合は、家事や見守りといった支援を担当することが多いでしょう。例としては、介護保険では対応できない草むしりや、ご家族と同居している家の掃除などが挙げられます。

系列の施設における介護業務

勤務先が訪問介護以外の介護施設を運営している場合、ホームヘルパーとして働く前に、施設で介護業務を覚えながら資格を取得する流れになることもあります。介護施設の具体例は、デイサービスや有料老人ホーム、グループホームなどです。複数の職員に業務を教えてもらえる介護施設は、未経験の方が仕事を覚えやすい環境といえます。

施設で介護のスキルを習得すれば、訪問介護の業務にも活かせるでしょう。介護職として実践経験を積みながら資格の勉強をすれば、学習内容を理解しやすいのもメリットです。

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訪問介護と施設介護のどっちが働きやすい?自分に合う仕事の5つの選び方

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ホームヘルパーの仕事に必要な介護資格の種類は?

ホームヘルパーに従事するための資格は複数あり、種類によって対応できる仕事が異なります。「少しでも早くホームヘルパーとして働きたい」「必要な知識をしっかり学んでから転職したい」など、自身の希望に合わせて取得する資格を選びましょう。

生活援助従事者研修

生活援助従事者研修を取得すると、ホームヘルパーとして「生活援助」を行えるようになります。生活援助とは、掃除・洗濯・調理・買い物代行といった業務です。生活援助従事者研修を取得しても、訪問介護で利用者さんの身体に直接触れる、排泄介助や入浴介助などの「身体介護」を行うことはできません。

生活援助従事者研修のカリキュラムは59時間で、10日~1ヶ月ほどで修了できるのが特徴です。短期間で取得できるものの、開催しているスクールはほかの資格研修よりも少ないので、受講したい方は早めに調べておくと良いでしょう。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修を取得すれば、訪問介護で生活援助だけではなく、身体介護も行えるようになります。ホームヘルパーとして幅広い業務に携わりたい方は、取得を目指してみると良いでしょう。

介護職員初任者研修のカリキュラムは130時間で、およそ1~4ヶ月で取得可能。介護資格のなかでも入門資格の位置づけなので、取得難易度はそれほど難しくありません。詳しくは、「介護職員初任者研修の内容を解説!筆記試験や実技テストの難易度、取得方法」も参考にしてください。

介護業界専門の転職エージェントレバウェル介護(旧 きらケア)が実施するレバウェルスクール介護(旧きらケアステップアップスクール)では、介護職員初任者研修の講座をご用意しています。興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、初任者研修の上位にあたる資格です。要件はないため、無資格の方も受講できます。

身体介護・生活援助を行えるだけではなく、サービス提供責任者として働くことも可能になるのが、介護福祉士実務者研修を取得するメリットです。サービス提供責任者とは、訪問介護計画書を作成したり、スタッフの教育を行ったりする職種のこと。介護福祉士実務者研修は、「訪問介護事業所でリーダーとして活躍したい」という方におすすめの資格です。

介護福祉士実務者研修のカリキュラムは約450時間で、無資格から取得する場合、6ヶ月以上かかります。介護の基礎から医療的ケアや介護過程の展開といった応用まで学ぶので、さまざまな利用者さんに対応するためのスキルを習得できるでしょう。

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介護福祉士

介護福祉士は、介護のスキルを証明する国家資格です。養成施設に通って最短2年、働きながら最短3年で、介護福祉士国家試験の受験資格を得られます。介護福祉士の受験資格については、「介護福祉士の受験資格を得るルートを解説!必要な実務経験や試験概要は?」で解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。

介護福祉士の資格があれば、ホームヘルパーやサービス提供責任者として働けます。介護福祉士は、訪問介護事業所の管理者などの要件になることも多い資格です。そのため、介護業界でキャリアアップしたい方は取得を目指すと良いかもしれません。

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ホームヘルパーの仕事内容

ホームヘルパーの仕事内容は、身体介護・生活援助・通院等乗降介助です。利用者さんの身体の状態や認知機能、居住環境などに合わせた介護を行います。

同じ身体介護でも、「排泄介助でトイレを利用するのか、オムツ交換をするのか」「移動に車いすを利用するのか、手すりを利用するのか」など、利用者さんごとに異なるので、1人ひとりに合わせた最適なケアを提供しなければなりません。洗濯・掃除・調理などの家事を利用者さんと一緒に行うことで、日常生活の継続を支援することもあります。

ホームヘルパーの仕事内容をもっと詳しく知りたい方は、「ホームヘルパーの仕事内容を解説!訪問介護員の仕事範囲や必要な資格を紹介」を参照してください。

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介護士ってどんなお仕事?仕事内容や働き方、必要な資格、給与などを解説

ホームヘルパーに必要なスキル

ホームヘルパーは、利用者さんの自宅で仕事をするので、信頼関係が重要です。そのため、利用者さんやご家族と関係性を築くコミュニケーション能力が求められるでしょう。
また、厚生労働省の「訪問介護・訪問入浴介護(改定の方向性)(p.36)」によると、利用者さんの自宅までの移動手段は、地方では自動車が多く、都市部では自転車が多いようです。ホームヘルパーとして働くにあたって運転免許や自動車が必要な職場もあるので、事前に調べておきましょう。

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資格なしのヘルパーに関するよくある質問

ここでは、資格なしのヘルパーに関するよくある質問に回答します。「ホームヘルパーになりたい」「介護職に転職したい」という方は、確認しておきましょう。

訪問介護の生活援助は無資格でもできるの?

生活援助のみであっても、1人で訪問介護に携わるには資格が必要です。1人で利用者さんの自宅を訪問するホームヘルパーは、適切な介護サービスの提供を行うことが求められます。ホームヘルパーとして生活援助を行うための資格は、「生活援助従事者研修」です。また、「介護職員初任者研修」を取得すれば、身体介護もできるようになります。
訪問介護に必要な資格については、「ホームヘルパーの仕事に必要な介護資格の種類は?」で解説しているので、チェックしてみてください。

無資格で応募できる訪問介護の求人はありますか?

訪問介護の求人は資格を要件とするものが多いですが、無資格の方が応募できる職場もあります。就職して働きながら資格を取得することで、訪問介護に従事できるようになるでしょう。
詳しく知りたい方は、「資格なしで応募できるホームヘルパー求人の仕事内容」もあわせてご覧ください。

介護職員は無資格で働けなくなるの?

2024年4月から、介護職員は「認知症介護基礎研修」の修了が必須になります。入職後1年以内に取得すれば問題ないので、無資格の方が介護施設に転職することは可能です。認知症介護基礎研修は1日で取得できるため、難易度が低い資格といえます。なお、介護職員初任者研修といった資格を保有する方は、取得する必要がありません。
詳しくは、「介護職は無資格で働けなくなるの?認知症介護基礎研修の義務化について解説」の記事を参照してください。

まとめ

ホームヘルパー(訪問介護員)として、1人で利用者さんの自宅で介護サービスを提供するためには、資格が必要です。有資格者の職員からフォローを受けられる介護施設では、資格なしの方も介護職として働けます。

資格なしの場合に1人で訪問介護の仕事に従事することはできませんが、なかには無資格で応募できる訪問介護の求人もあるようです。まずは先輩から介護業務を教わり、働きながら資格を取得することで、ホームヘルパーの業務を行えるようになります。

ホームヘルパーとして働くための資格は、「生活援助従事者研修」「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」などです。資格によって対応できる仕事の範囲や取得にかかる期間が異なるので、自分に合ったものを選びましょう。
「介護の仕事を始めたい」「無資格だけどホームヘルパーとして働きたい」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。レバウェル介護(旧 きらケア)は介護業界を専門とする転職エージェントなので、介護職の求人が豊富です。資格なしで応募できるホームヘルパーの求人もご紹介できます。「仕事内容や働き方を詳しく聞きたい」という方の相談にも対応可能です。サービスはすべて無料なので、ホームヘルパーなど介護の仕事に興味がある方は、ぜひ気軽に利用してくださいね!

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