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派遣社員に契約更新の連絡がない理由は?通知の時期や対応方法を解説!

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この記事のまとめ

派遣社員として働いている方のなかには、「更新の連絡がない…」とお悩みの方もいるかもしれません。派遣の更新に関する連絡は、契約満了の1ヶ月前までに来るのが一般的です。もし連絡がなくて不安な場合は、派遣会社に確認すると良いでしょう。この記事では、派遣会社から契約更新の通知が来る時期について解説します。派遣社員への連絡がない場合に考えられる理由や対処法もまとめたので、ぜひ参考にしてください。

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派遣社員に契約更新の連絡が来る時期は?

一般的に、派遣契約満了の1ヶ月前までに、派遣会社から派遣社員に対して契約更新に関する連絡があります。派遣先と派遣社員双方の合意があれば、派遣契約が更新される流れです。

派遣契約を更新しない場合1ヶ月前に告知するのが基本

一定の条件を満たす派遣社員に対して雇用契約を更新しない場合、派遣会社は契約満了の30日前までに告知する義務があります。派遣社員が以下のいずれかの条件に当てはまる場合、契約解除の1ヶ月前までに通知しなければなりません。

  • 雇用契約が3回以上更新されている
  • 雇用契約を締結してから1年を超えている
  • 1年を超える期間の雇用契約を結んでいる

上記のような派遣契約が更新される可能性が高いと考えられる状況で、雇用契約を解除する場合は、派遣会社は30日前までに派遣社員にそのことを伝える必要があります。なお、契約を更新しない旨が事前に明示されている場合、30日前に通知する義務はありません。

1ヶ月前に派遣契約の更新の連絡がない可能性もある

雇用契約の更新回数が3回以下の場合や、雇用期間が1年を下回る場合、雇用主が30日前に契約解除の連絡をする義務はありません。派遣の初回契約が1ヶ月など短期間になるケースでは、30日前の連絡が難しい場合があるためです。

なお、「派遣契約の更新について事前に伝える」という明確なルールはないものの、契約満了の30日前までに、派遣社員に派遣契約の更新について意思確認をするのが一般的。派遣会社は、派遣契約が更新されるかを基準に、雇用契約の更新の有無を決めます。

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1ヶ月前の通知なく解雇されたら解雇予告手当の対象になる

30日前までに連絡がなく雇用契約を途中で解除された場合は、解雇予告手当の対象。解雇予告手当とは、突然の解雇に対して支払われる手当で、急な解雇を言い渡された場合の生活を保障する目的があります。
該当するのは、派遣の契約更新をしない場合ではなく、契約期間の途中で1ヶ月前の予告なく解雇された場合です。ただし、天災が理由で事業継続が困難になった場合や、派遣社員側に重大な問題があり解雇される場合は適用されません。

また、雇用契約中、3年間同じ派遣先に派遣される見込みがあったにもかかわらず、派遣契約が途中で解除された場合、派遣会社は雇用安定措置を講じる必要があります。ほかの派遣先のあっせんを行うなどの措置を行いますが、難しい場合は休業手当(平均賃金の6割)を支給することになるようです。

派遣会社から契約更新の連絡がない理由は?

派遣会社から派遣契約更新についての連絡がない場合、いくつかの理由が考えられます。「連絡がなくて不安…」という方は、以下を確認してみましょう。

担当者が派遣社員に連絡するのを忘れている

派遣契約更新の連絡がない理由として、派遣会社の担当者が連絡を忘れている可能性があります。派遣会社の担当者は、複数の派遣社員とやり取りをしているので、連絡をするのが遅れたり忘れてしまっていたりすることがあるようです。

派遣先の企業から派遣会社への連絡が遅い

派遣先から派遣契約を更新するかどうかの返答が遅く、派遣社員への連絡が遅れることもあるようです。派遣先は、通常業務をこなしながら派遣会社とやり取りをするので、契約更新するかなかなか決まらず、連絡が遅くなることがあるのかもしれません。派遣先から返答がないと、派遣会社は派遣社員に更新の有無を連絡できません。

派遣社員への意思確認なしで契約を更新している

派遣社員への意思確認なしで派遣契約が更新されている場合は、派遣会社から連絡がない可能性があります。派遣契約を更新する際は、派遣社員に意思確認をしなければなりません。しかし、「また更新してくれるだろう」という派遣会社の担当者の独断で、勝手に契約更新の話を進められた経験のある派遣社員も、一部いるようです。

派遣会社が30日前までに連絡する義務があるのは、一定の条件を満たす派遣社員の雇用契約を更新しない場合なので、更新するつもりで直前に連絡する担当者がいることがあるかもしれません。しかし、事前に意思確認の機会がないと、派遣契約の更新について相談できず、希望とのズレが生じてしまう場合があります。

事前に派遣会社から通知がないと、派遣先と認識が合わずトラブルにつながるおそれもあるので、契約更新について気になることは早めに確認しましょう

派遣会社から契約更新の連絡がないときの対応方法は?

契約満了の1ヶ月前になっても、派遣契約の更新に関する連絡がなかったら、派遣会社に連絡してみることをおすすめします。契約更新について確認するときは、派遣先の職員に聞くのではなく、派遣会社の担当者に連絡しましょう

自分が派遣契約の更新を希望していても、派遣先が契約を終了させる場合は、次の仕事を探さなくてはいけません。早めに次の行動に移すためにも、契約満了の1ヶ月前には更新の有無を確認すると安心です。

派遣会社の対応に問題があるときはどうしたら良い?

派遣会社から契約更新についての連絡がないなど、対応に問題があると感じる場合は、以下のような対処法を試してみると良いでしょう。

担当者を変えてもらう

派遣会社の担当者に言っても、連絡の遅さが改善されない場合は、派遣会社に担当者の変更を要請しましょう。忙しいのかルーズなのか、連絡がない理由は分かりませんが、担当者を変えることで問題が改善する可能性があります。

ほかの派遣会社に乗り換える

派遣会社に伝えても、担当者を変えてくれなかったり、担当者が変わっても改善されなかったりするときは、派遣会社の変更を検討する選択肢もあります。連絡を後回しにする派遣会社では、派遣社員は安心して働くことができません。ストレスフリーで働くためにも、派遣会社選びは慎重に行いましょう。

派遣会社の変更については、「派遣会社の乗り換えは可能?メリット・デメリットや注意点、タイミングを解説」の記事にまとめています。

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派遣の雇用契約が更新されない予兆とは?

派遣契約更新の有無は派遣会社に確認しないと分からないですが、以下のような状況の場合は派遣先が更新に消極的な可能性があります。

担当する業務を減らされる

派遣社員の契約が更新されない予兆として、任される業務が減ることが挙げられます。派遣先が契約終了を考えている場合、担当業務の引き継ぎを指示されたり、新しい仕事を教えてもらえなかったりすることがあるかもしれません

ただし、雇用形態によって業務範囲を分けていたり、派遣先の人事の関係で引き継ぎが発生していたりするだけの可能性も考えられます。

派遣先の経営状況や人事に変化がある

派遣先の業績が悪化したり、人事に変化があったりすることも、契約更新の有無に影響します。経営状況の変化により、派遣社員を雇用する余裕がなくなると、契約更新は難しいことがあるでしょう。

派遣会社からの連絡が増える

契約が更新されない場合、派遣会社からの連絡の頻度が変わることもあるかもしれません。派遣会社は、派遣社員の勤務状況や希望を確認し、必要に応じて次の派遣先を紹介することになります。そのため、派遣契約の更新がない場合は、派遣会社からの連絡が増える可能性があるでしょう。

派遣先との契約が更新がされない理由

派遣契約が更新されない場合の理由として、派遣先と派遣社員のミスマッチや、人事の都合などが考えられます。「更新されないのは問題があるからなの?」と気になっている方は、以下で契約更新の判断基準を確認してみましょう。

派遣先が求めるスキルとのミスマッチがある

派遣先が求めるスキルと派遣社員のスキルにミスマッチがあることが理由で、契約が更新されないことがあります。派遣先は、人手不足を解消するための即戦力を求めて派遣社員を迎えることも少なくありません。その場合、ある程度担当する業務に関する知識や経験がなければ、派遣先がミスマッチを感じてしまうようです。

派遣先が派遣社員に求めることは、職場や職種によって異なります。「業務スキルを重視する」「柔軟性やコミュニケーション能力を重視する」など、必要なスキルはさまざまです。派遣先を選ぶときに、派遣会社としっかり相談することで、ミスマッチを防げるでしょう。

派遣社員の勤務状況に問題がある

派遣社員の勤務状況や態度に問題がある場合、契約を更新してもらうのは難しいでしょう。遅刻・欠勤が多かったり、周囲との人間関係を乱すような行動をしたりすると、評価は下がってしまいます。

「自身の仕事のやり方を優先して指示を聞かない」「指摘されても改善できない」といった不適切な行動を取っていると、たとえスキルや経験があったとしても、派遣先の上司や同僚と良好な関係性を築けません。

派遣先が必要な人員を確保できた

派遣先が採用活動や人事異動で必要な人員を確保でき、契約満了のタイミングで派遣契約を解除することもあります。企業側は、短期的な人員確保を目的に派遣社員を雇用することも少なくありません。

「人手が必要なプロジェクトに区切りが付いた」「正社員の採用が進んだ」など、派遣先の都合で契約更新がない場合、派遣社員側に問題はないといえます。

派遣先との契約を更新しない場合に必要な対応は?

派遣契約を更新しない場合は、契約更新の意思確認のときに派遣会社の担当者に伝えましょう。別の仕事を探す場合、自身のキャリアの希望を整理しておくとスムーズに対応できます。別の職場で働く際の選択肢をチェックしてみましょう。

派遣会社に新しい派遣先を紹介してもらう

今の派遣会社の利用を継続したい場合、そのまま担当者に相談して次の派遣先を紹介してもらうと良いでしょう。派遣先が変わっても、同じ担当者に相談しながら働けるのが、派遣会社の利用を継続するメリットです。今の派遣会社や担当者と良い関係を築けていて、派遣という働き方に満足している方に向いている仕事の探し方といえます。

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別の派遣会社や転職先を探す

「派遣社員として働きたいけど良い求人がない」という場合、別の派遣会社に登録して派遣先を紹介してもらう選択肢もあります。求人数を重視するなら、自身が働きたい業界や職種に特化した派遣会社を選ぶのがおすすめです。

また、「長期的に同じ職場で活躍したい」という方は、派遣以外の働き方や紹介予定派遣の利用も視野に入れて仕事を探してみると良いかもしれません。

今の派遣先との契約を更新しないときの伝え方は、「介護派遣を更新しないときにすることとは?理由の伝え方や注意点も紹介」にまとめているので、あわせてご参照ください。

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派遣社員として働く際の注意点はある?

派遣社員として不満を感じずに働くためには、派遣という働き方について理解する必要があります。派遣とは、派遣会社と雇用契約を結び、派遣先の職場に勤務する働き方です。

登録型派遣(有期雇用派遣)には、労働者派遣法に基づく3年ルールがあるので、長期的に同じ職場で派遣社員として働くことはできません。派遣会社と契約を結ぶ際には、雇用期間や更新の有無を確認しておきましょう。

派遣社員の雇用期間のルールについて詳しく知りたい方は、「派遣法の3年ルールとは?上限を過ぎた場合の対応方法や例外を解説」の記事をご覧ください。

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派遣の契約更新の連絡についてよくある質問

ここでは、派遣の契約更新の連絡についてよくある質問に回答します。「契約更新の連絡がない…」と不安な方は、参考にしてみてください。

派遣の契約更新の意思確認の連絡はメールで来ますか?

契約更新に関する連絡の方法は派遣会社によって異なり、メールや電話の場合もあれば、直接会って話す場合もあります。もし電話で連絡が来ない場合は、メールBOXも確認しておくと安心です。契約更新に関するやりとりをメールですると、書面に証拠が残るメリットがあるので、必要に応じて活用しましょう。

派遣の更新をしないのは2週間前に伝えても大丈夫?

契約更新の約1ヶ月前に、派遣会社から派遣社員に意思確認の連絡があるのが一般的なので、更新しない場合はそのときに伝えると良いでしょう。2週間前だとギリギリの日程になってしまうので、1ヶ月前を目安にできるだけ早く伝えたほうが無難です。ただし、契約自体が1ヶ月の場合などは、2週間前の連絡で大丈夫な可能性も。派遣会社とこまめに連絡を取って相談しておけば、契約更新に関するトラブルを避けられるでしょう。

派遣期間の最終日まで更新の連絡がないことはある?

派遣社員の雇用主である派遣会社は、契約更新までに余裕をもって契約更新について連絡するので、最終日まで音沙汰がないことは考えにくいでしょう。ただし、手違いで連絡が漏れている可能性も否定できないので、契約更新の1ヶ月前になって連絡がなければ、自分から派遣会社に連絡してみてください。

派遣先から契約更新されないようでショックです…

経営状況が変化したり人材を確保できたりするなど、派遣先の都合で契約更新が行われない場合もあります。そのため、派遣契約の更新がないからといって、必要以上にショックを受けなくて大丈夫です。派遣は短期間の雇用が前提なので、更新されないからといって自分に問題があるとはいえません。もし契約更新されない理由が分からなくて不安な方は、一人で悩まずに派遣会社の担当者に相談してみるのがおすすめです。

まとめ

契約満了のおよそ1ヶ月前に、派遣会社から契約更新に関する連絡が来るのが一般的です。派遣先と派遣社員の双方が継続を希望した場合、派遣会社との雇用契約を更新して同じ職場で働くことができます。1ヶ月前になっても派遣会社から更新の連絡がない場合は、今後の仕事について考えるためにも、早めに連絡をしてみてください。

今の派遣先との契約を更新せずに別の仕事を探す場合、まずは自身の希望を整理してみましょう。思い描くキャリアによって、「今の派遣会社で新しい派遣先を探す」「派遣会社を乗り換える」「派遣以外の仕事も調べてみる」などの選択肢があります。

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